主寝室の広さはどれくらいが一般的?ゆったりくつろげる主寝室の実例も解説
家族が集まるLDKも大切ですが、1人もしくは2人でゆったりとくつろげる主寝室も同じくらい大切にしたいものですよね。今回は、主寝室の一般的な広さやゆったりとくつろげる主寝室のつくり方について解説!ぜひ寝室づくりの参考にしてみてください。
主寝室の広さは一般的にどれくらい?
主寝室の広さは一般的にどれくらいなのでしょうか。1人用、2人用に分けてご紹介します。
1人用の主寝室であれば4~5畳
1人用の主寝室にする場合、シングルベッド1つで事足りるため4~5畳ほどの広さがあればよいでしょう。ベッドの位置によっては開き戸にすることでドアがベッドに当たってしまうこともあるため、扉の種類やベッドの位置・大きさには注意が必要です。
シングルベッドを2台置いたりダブルベッドを置く場合、そのほかの家具を置くスペースはなくなってしまいます。4~5畳の主寝室を2人で使いたい場合は、布団にするほうがよいでしょう。
2人用の主寝室であれば8~10畳程度
2人用の主寝室にする場合、8~10畳程度のスペースがあれば十分といわれています。8畳ほどあればダブルベッドを1台、シングルベッドを2台置いても余裕があるでしょう。テレビやサイドテーブルなどを置くことも可能です。
10畳以上あれば、ダブルベッドを置くほかちょっとした書斎スペースなども設置できます。主寝室としての機能だけでなく、ほかの用途でも使えるでしょう。
主寝室をつくる際に気を付けたいポイントは?
主寝室はベッドと布団を置いて完成というわけではありません。間取りやインテリア、照明について熟考することで、くつろぎやすくゆったりとした空間をつくることが大切です。
主寝室をつくる際に気を付けたいポイントについて解説します。
枕元に窓を設置しない
主寝室を設計する際は、窓の位置に注意しましょう。枕元に窓を設置すると、風水的によくないといわれているほか、インテリアが上手くいかないこともあるため注意が必要です。
主寝室の枕元は、アクセントクロスを貼ったりおしゃれな間接照明を取り付けるなど、主寝室をおしゃれに仕上げるための重要な場所。そこに窓を取り付けてしまうとカーテンも設置しなければいけないため、主寝室のワンポイントも隠れてしまいます。
主寝室の方角に気を付ける
主寝室をつくる際は、方角にも目を向ける必要があります。東向きの主寝室であれば朝方に自然光が差し込みやすいため、すっきりと目覚められるでしょう。一方で北側や西側の主寝室であれば自然光が差し込みにくいため、夜勤で朝方に帰宅する方におすすめです。
主寝室の方角は、どの方角が正解ということはありません。家族のライフスタイルを加味して考えるのがよいでしょう。
寝室以外の用途も兼ねるかどうか
意外とありがちな失敗例として、思ったより寝室が広かったというケースが挙げられます。こういった失敗をなくすために大切なのが、寝室以外の用途も兼ねるかどうか、どのような部屋にするかを家族であらかじめ決めておくことです。
主寝室に書斎を併設したり、ちょっとした趣味の空間をつくるなど、活用の仕方は人それぞれ。主寝室はゆったりとくつろげる自分だけの空間にしたい!という方は、主寝室の具体的な用途まで決めておきましょう。
通勤動線はどうか
出勤時間や休みが2人で異なるパートナーの場合、通勤動線についても考慮する必要があるでしょう。通勤動線とは、「朝起きてから会社に出勤するため家を出る」ところまでの動線を指します。
夜勤と日勤、土日休みか平日休みか…など働き方が異なると朝起きるタイミングや夜眠るタイミングなどが変わってきます。パートナーの2人で主寝室を使う場合は、お互いがストレスをためないような通勤動線をつくりましょう。
具体的には、主寝室の中にクローゼットを設けない、主寝室から直接玄関につながる間取りにするなどといった工夫が挙げられます。パートナーのライフスタイルを考慮しながら、過ごしやすい間取りをつくることが大切です。
主寝室の実例をご紹介
ゆったりとくつろげる、主寝室の実例をご紹介します。インテリアや照明計画など、ぜひ参考にしてみてください。
【約6畳】コンパクトでも収納ばっちりな主寝室
約6畳の主寝室は、淡いブラウンを基調としたナチュラルな装い。ベッド付近に設置しているサイドライトは暖色にし、あたたかい印象に仕上げています。カーテンはロール式にしているのもおしゃれですよね。
主寝室の奥にはウォークインクローゼットを設置し、収納空間も充実させています。
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【約8畳】星を眺められるロマンティックな主寝室
モノトーンのベッドが印象的な、約8畳の主寝室。ベッドの隣にはちょっとした収納棚やアイアンバーを設け、服を飾ったり本を収納できる空間に仕上げています。
主寝室の窓は高い位置に設定し、星空を眺められるような設計に。細長いFIX窓で主張しすぎず、星空の観測が楽しめるというロマンティックな空間を実現しています。
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枕元の間接照明がおしゃれな主寝室。9畳の広々とした空間で、ゆったりと落ち着けるスペースに仕上がっています。間接照明が設置されている腰壁の裏には、ウォークスルー型のクローゼットを設置。主寝室で着替えまで終わらせられるため、大変便利ですよね。
カーテンを開けると、眼前に広がるのは広大な山々。まるで旅館のような雄大な景色に圧倒されますよね。
主寝室は、窓から見える景色も考慮することが大切。細部にも目を向けてこだわることで、主寝室がとびきりお気に入りの空間に早変わりします。
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約11畳の広い主寝室。白を基調としたシンプルなスタイルが大変おしゃれですよね。インテリアだけでなく、帽子やカバンのディスプレイにもこだわっています。
ウォークインクローゼットを設けて空間を区切るのではなく、あえて収納もすべて見える位置に設置することで、おしゃれで整理整頓された空間を保ちやすいようにしています。
主寝室奥の空間もあえて扉を設けず、空間を分断しない間取りに。湿気を逃がす効果もあるため、衣類を長持ちさせられる点がメリットです。
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まとめ
今回は、主寝室の平均的な広さや主寝室の間取りを決める際のポイント、実例などをご紹介しました!主寝室は、家の中で最も落ち着く空間にしたいもの。
過ごしやすい主寝室の特徴を把握しながら、ゆったりできる主寝室づくりをしていきましょう!