住宅ローンを多めに借りるのは可能?メリット・デメリットを解説
住宅ローンは、基本的に住宅購入という資金使途以外で借りることはできません。しかし中には、住宅購入にかかる諸費用を補償する「オーバーローン」を組むことも可能です。
今回は、オーバーローンで住宅ローンを組むメリットとデメリットを解説します。
オーバーローンで住宅ローンを組むメリット
頭金が少なくても住宅ローンを組める
自己資金が少なく頭金をあまり用意できない場合でも、住宅ローンを多めに組むことでマイホームを持つことが可能です。住宅購入にかかる諸費用は住宅購入価格の3~5パーセントといわれており、諸費用だけでも100万円ほどかかることが多いといわれています。
諸費用を頭金で払えないといった方は、住宅ローンを多めに借りて諸費用代金を補うのがおすすめです。
現金を手元に残せる
無理して頭金を支払うことで、手元にある現金が少なくなってしまうというケースがあります。「頭金が払えるならそれでよいのでは?」と考える方もいますが、頭金を支払うことで急な出費に耐えられないことも多いのです。
子どもの学費などはある程度見通しがつく一方で、事故や病気など突発的な事態は見通しようがありません。頭金を多く支払うことで、これらの突発的な事態に備えられないというリスクが生じます。手元にいくら残しておくべきかは、家族や金融機関、プロのファイナンシャルプランナーなどに相談しながら決めておきましょう。
低い金利で諸費用分の資金を借りられる
通常の住宅ローンと同じような低い金利で諸費用分の資金も借りることが可能です。住宅ローンはほかのカードローンと比べて金利がかなり低く設定されているため、比較的ローンを組む際の経済的負担は軽くなります。
オーバーローンが可能な住宅ローンは、通常の住宅ローンよりも金利が上乗せされて販売されていることがほとんど。しかし上乗せ金額もほかのカードローンなどと比べれば抑えられているため、住宅購入資金の諸費用分のみ借りたいといった場合、オーバーローンで住宅ローンを組むほうが金利負担は少ないでしょう。
住宅ローンを多めに借りるデメリット
住宅ローンを多めに借りるメリットは、初期費用や諸費用が足りない場合でも住宅資金をまかなえることだとわかりました。
続いて住宅ローンを多めに借りるデメリットについて解説します。
返済が難しくなる可能性も
住宅ローンを多めに借りる場合、総返済額も増えます。総返済額が増えた分だけ返済の負担は重くなるため、将来的に返済が難しくなる可能性もあります。
現在のような働き方が大きく変わりつつある時代では、年功序列で賃金が上がっていくケースも減っていくでしょう。いつもはもらえていたボーナスも徐々に金額が減っていくことも考えられます。経済的に先の見通せない状況となっているのです。
返済計画を立てる際は、多少の変動にも耐えられるように注意することが大切。もし余裕をもって借りるのが難しいのであれば、住宅ローンを多めに借りるという選択はしないほうがよいでしょう。
金利変動の影響を受ける可能性がある
金利変動の影響を受ける可能性もあります。今は低金利で住宅ローンを組みやすい時期である一方、世界的には金利がぐっと上昇しています。日本でも固定金利はゆるやかに上昇しており、今後の見通しは読めません。金利変動の影響を受けると、支払総額が当初予定していたものより膨れ上がってしまうリスクもあると覚えておきましょう。
まとめ
今回は、住宅ローンを多めに借りるメリット・デメリットやリスクをご紹介しました。住宅購入は人生で一度の大きな買い物。だからこそお金に敏感になって考えることが大切です。
住宅ローンのポイントを押さえながら、納得のいく家づくりをしていきましょう!
