隠し収納で部屋をすっきり見せよう!収納テクニックをご紹介

2023年5月15日

ごちゃごちゃした家具にスペースを取られることなく、dと思ったことはありませんか?また、片づけてもすっきりとした空間が長続きしない…という方も多いのではないでしょうか。

そのようなお悩みを持つあなたにおすすめしたいのが、「隠し収納」!今回は、隠し収納の基礎知識やDIYの方法、部屋をおしゃれに見せるコツなどをご紹介します。ご自宅をすっきりと整理整頓した印象にするためのヒントをお探しなら、ぜひ読んでみてくださいね。

 

隠し収納とは?

隠し収納とは、収納物が外部から見えないように隠しておくタイプの収納方法を指します。見えない場所やアクセスしにくい場所にアイテムを収納でき、整理整頓が必要な居住スペースに最適です。

比較的スペースが限られている部屋でも適度に収納空間を確保し、スタイリッシュに見せることが可能です。

 

隠し収納にはどんな種類がある?

隠し収納は、扉を設けたパントリースペースや階段下収納などが挙げられます。

また家具を活用した隠し収納の種類として、棚を兼ねた壁材やベッドの下に収納できる「ベッド下収納」などが挙げられます。ベッド下タイプの収納はスペースを節約できるだけでなく、ホコリが溜まるのを防げる点もメリットです。

 

隠し収納のDIYメソッド

通常の収納スペースであっても、DIY施工で隠し収納をつくることは可能です。DIYの方法とポイントについてご紹介します。

 

DIYで隠し収納をつくるメリット

DIYで隠す収納の主なメリットは、隠し収納付きの家具を購入するよりも経済的であること。あなただけのユニークな収納スペースをつくることが可能な点も魅力のひとつです。DIYで隠し収納をつくれば、あなたのニーズにぴったり合ったオンリーワンのものを利用できます。

 

隠し収納のDIYに必要な道具と材料

隠し収納を自分でつくる際、まずは材料を集めましょう。作成する隠し収納の種類によって、必要な材料は変わってきます。

隠し収納の収納棚などをつくる際は、木材・合板などが必要です。ドリルやノコギリなどの工具も、大きな収納棚をつくるほど必要なアイテム。自分がつくりたい家具の大きさを考えながら、世界に一つだけの隠し収納をつくりましょう。

 

部屋別!隠し収納のアイデア集

隠し収納と一言でいっても、どの部屋にどんな収納をつくれば良いのか分からない…という方も多いのではないでしょうか。部屋別におすすめの隠し収納スペースについて解説します。

 

リビングの隠し収納アイデア

隠し収納を使うのに最もおすすめな場所がリビングです。家族が多く集まる空間となるため、すっきりとしたスペースに仕上げたいですよね。

リビングに設ける隠し収納は、テレビ台の棚や壁に扉付きの収納スペースをつくるほか、キャビネットを設置するのもおすすめです。飾り箱やバスケットを小物の隠し収納として利用するのも、さりげなくおしゃれに仕上がるためよいでしょう。

 

寝室の隠し収納のアイデア

寝室は、隠し収納付きのベッドなどさまざまなタイプの隠し収納があります。ベッドのヘッドボードやベッド下に収納スペースをつくることで、空間を必要以上に割くことなく収納スペースを確保できます。

 

キッチンの隠し収納アイデア

キッチンは、すっきりとした空間にしておくことで家事効率が格段に上がるためおすすめです。キッチンでは隠し収納を使うことで、収納を最大限に活用して空間を有効活用できます。

壁に棚を並べ、磁石で調理器具を貼り付けて取り出しやすくするのも一つのアイデアです。調理器具の出し入れがしやすいよう、引き出しやキャビネットを追加するのもよいでしょう。

 

子ども部屋の隠し収納アイデア

子ども部屋に関しては隠し収納がとくに有効といえます。つい部屋を散らかしてしまいがちな子どもも、隠し収納を活用することで部屋の清潔さを保つことが可能です。

壁に本棚をつくったり、ベッドに引き出しや棚を設けて収納を増やすのもよいでしょう。さらにフックや棚を使ってクローゼットの中に収納をつくれば、スペースを最大限に活用できます。

 

隠し収納の事例をご紹介!

隠し収納の事例についてご紹介します。効果的な収納スペースの設置方法や、スタイリッシュで目立たない収納空間の参考にしてみてください。

 

リビングと和室をつなぐ隠し収納がおしゃれな事例

リビングと和室がつながった間取りにすると、腰を落ち着けて寝転べるリラックスできる空間に。リビングと和室をつなぐ3段扉には、隠れ収納を設置しています。リビングの物をそのまま隣の和室に片付けられる生活動線が確保されており、収納空間も見せないためすっきりとしたリビングに仕上がりますね。

 

中2階の下部分を収納スペースに

中2階の下部分を蔵収納として使うことで、効率よく収納スペースを確保できます。

床に近い位置に収納できる蔵収納のメリットは、何といっても水平収納ができること。広く用いられる屋根裏の空間を活用した小屋裏収納は、上から荷物を取り出すため負担が大きく、なかなか使わないという意見もあります。

中2階を活かした蔵収納であれば、そのまま床に水平に収納できるため、重い荷物も楽に出し入れできますね。

 

趣味部屋も兼ねた階段下の収納スペース 

階段下のスペースを有効活用した収納空間。壁にはディスプレイスペースも設置し、趣味部屋としても使用できるよう工夫しています。

収納スペースは多ければ多いほど便利な一方、生活空間が削られてしまうことも。デッドスペースになりがちな部分を上手に活用することで、使いやすい収納空間を実現できます。

 

パントリーを壁面に設置

キッチンの壁面にパントリーを隠すように配置することで、パントリーに収納しているものを見えにくいつくりに。壁の奥にも収納スペースを設けることで、完全に壁に隠れて見えない部分もつくっています。

 

100均グッズを活用した玄関の収納スペース

土間スペースと収納スペースの間に扉を設けず、開放的なシューズクロークに仕上げた事例です。扉があると中の様子が見えないというメリットがある一方、玄関はどうしても狭くなってしまうため圧迫感を与えてしまいます。

開放的なシューズクロークにし、靴を靴専用ボックス、そのほか玄関に収納する物を大きめのボックスに入れることで、シューズクロークの中をすっきりと見せられます。お花や絵画を飾ることで、より華やかな雰囲気になっていますね。

まとめ

今回は、隠し収納のメリットやアイデア、実例などをご紹介しました!収納スペースを用いることで家の中をすっきり見せられる一方、収納空間があることで生活空間が限られてしまうことも。

隠し収納の実例を参考にしながら、暮らしやすさが続く住宅をつくっていきましょう!