2階に設置したおしゃれなサンルーム!事例とメリットを解説

2023年12月29日

家で過ごす時間も重視されている現在、2階のベランダにおしゃれなサンルームを後付けするリフォーム施工を検討する方も多いのではないでしょうか。2階にサンルームを設置する方法は、リフォームを行う際の一つのトレンドとして注目されています。

今回は、2階にサンルームを設置するメリット・デメリットなどをご紹介!2階におしゃれなサンルームを設置したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

そもそもサンルームとは

サンルームとはどのような空間を指すのでしょうか。簡単にご紹介します。

 

自然光を多く取り入れられる空間のこと

サンルームとは、天井や壁などにパネルを取り付けて自然光を多く取り込む空間のこと。自然光を多く取り入れられるため、セカンドリビングや洗濯物の部屋干しスペースなどに活用されます。屋内・屋外の中間に位置し、開放感のある空間に仕上げられる点が特徴です。

 

2階にサンルームを設置するメリット

サンルームについて理解できたところで、次にサンルームを2階に設置するメリットについて見ていきましょう。

 

2階からの景色を楽しめるサンルームに

2階からの眺めが気に入っている場合などは、2階にサンルームを設置することで思う存分景色を楽しめます。高い位置に設置されたサンルームからは周囲の景色を一望でき、まさに贅沢な空間に仕上がるでしょう。

 

1階と比べて外からの視線をあまり気にする必要がない

2階にサンルームを設置することで、プライバシーを確保しやすいのもポイントです。1階に比べて外部からの視線を遮ることが可能なため、ゆったりとくつろげる空間となります。

 

日差しや風をより感じられる

2階にサンルームを設置することで、日差しや風をより感じられます。明るく開放的な空間にしたいという方に向いているでしょう。

 

居住スペースが広くなる

2階に設置したおしゃれなサンルームは、居住スペースを拡大することも可能です。サンルームは既存の屋根や壁を利用しつくられるため、費用を抑えながらも快適な空間に仕上げられます。

また2階のバルコニーやテラスをサンルームに変えることで、季節や天候に左右されずに利用できる居住スペースをつくることも可能です。サンルームには大きな窓やガラスドアを設置することができるため、自然光がたっぷりと入り込み、明るい空間を実現できるでしょう。

 

多機能空間として使用できる

サンルームは多機能な空間としても活用できます。リビングルームをはじめ、趣味のスペースやワークスペースとしても利用できます。家族や友人との集まりや、リラックスタイムを過ごす場所としても最適です。

 

サンルームを2階に設置するデメリット

サンルームを2階に設置するとメリットも多い一方で、やはりデメリットも。しかしデメリットに関して適切に対処することで、使い勝手のよいサンルームを設置できます。

サンルームを2階に設置するデメリットについて、確認していきましょう。

 

使用できる期間が制限される

自然光の光を多く取り込むサンルームでは、夏場に室温がぐんと上昇しがち。一般的に2階は1階よりも暖かくなりやすいため、サンルームの気温がかなり高くなってしまいます。子どもやペットとのプレイルームとして設置していても、室内の温度が上がりすぎて長居できない…というケースもあるでしょう。

また夏場とは違い、冬の季節も注意が必要。室温が下がりやすいため、寒くてなかなか室内に居られないこともあります。遮熱フィルムなどを用いて、外気の影響を受けないよう工夫することが大切です。

 

ガラス張りの掃除が大変

サンルームは基本的にガラス張りの構造となるため、掃除が大変になることも多々あります。2階であれば1階よりも一目に触れる機会が多く、定期的なメンテナンスは欠かせないでしょう。

 

2階にサンルームを設置した実例

2階にサンルームを設置した家の実例をご紹介します。どのように設置しようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

サンルームとデッキを併設したバルコニーを確保した実例

2階にサンルームとバルコニーを併設した間取り。サンルーム付近にバルコニーを設けると、部屋干ししたい際にはサンルームに、外干ししたい際にはバルコニーに干す…というように、干し方を変えられる点が魅力です。

またサンルームにはクローゼットを設置し、「干す→しまう」の動線を確保している点もポイント。2階に家族1人1人の居室を設けている場合、1階にサンルームがあると乾いた服を2階に持っていく手間が発生します。2階にサンルームを設置すればその手間を省けるため、過ごしやすさにつながるのです。

バルコニーに設置している壁の高さを150センチほどの高いものにすることで、外から洗濯物が見えないよう工夫している点もポイントです。高い壁にアクセントとして格子を設置することで、メリハリのある外観にも仕上がっています。

バルコニーやサンルームはどうしてもガラス張りもしくは外の空間になるため、外を歩く人から丸見えになってしまいます。1階の場合はフェンスなどで隠せることもありますが、2階の場合はなかなか難しいですよね。バルコニーの壁を高くすることで見せたくないものを程よく隠し、プライバシーを確保したサンルームに仕上がるでしょう。

 

子ども部屋に併設したサンルームの実例

2階の子ども部屋にサンルームとして使用できるバルコニーを設置した間取り。子ども部屋にサンルームを併設することで子どもの遊び場として活用できるほか、自然光を多く取り込むこともできます。

青を基調としたサンルームで、子ども部屋との雰囲気にマッチした空間に。サンルームの窓から中の様子が見えないよう、格子状のルーバーで外壁を覆っています。おしゃれさとプライバシー確保を両立させた空間にすることで、過ごしやすさが続く家に仕上がっています。

 

まとめ

今回は、2階にサンルームを設置するメリット・デメリットや実例をご紹介しました!サンルームは部屋干しスペースや子ども・ペットの遊び場など、様々な用途で使うことが可能です。

サンルーム設置における注意点を確認しながら、過ごしやすいサンルームの空間をつくっていきましょう!

 

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