【一軒家のメリット・デメリット】注意したいポイントも解説!

2023年12月2日

一軒家か賃貸物件、どちらに住む?という疑問は永遠のテーマともいわれていますね。一軒家と賃貸物件にはそれぞれメリット・デメリットがあり、ライフスタイルによっても求める形は異なります。

今回は、一軒家におけるメリット・デメリットについて徹底調査!一軒家を建てるうえで注意したいポイントについてもご紹介します!

 

一軒家のメリットとは

一軒家には多くのメリットがあり、家づくりのポイントを押さえることでメリットを最大限に生かした住宅を建設できます。

一軒家におけるメリットについてご紹介します。

 

マンションやアパートでは得られにくい広々とした空間

一軒家の魅力の一つは、広々としたスペースです。都心部のマンションやアパートでは得られない広さを持つ一軒家は、家族やペットと過ごすためのゆとりある空間を提供します。

もちろん土地の大きさにより異なりますが、リビングルームやキッチン、ベッドルームなど各部屋に広く面積を確保しやすい点は大きな特徴といえるでしょう。

 

プライバシーの確保

一軒家に住むことで、プライバシーの確保も可能です。壁や庭で囲まれた環境では、近隣の目を気にすることなく、自分自身や家族との時間を大切に過ごせます。

マンションやアパートの場合は、どうしても隣接している部屋に配慮が必要。小さな子どもがいる場合は声やテレビの音だけでなくドタドタとした足音も響いてしまう恐れがあります。一軒家であれば騒音や近隣からの視線を気にすることはないでしょう。

 

間取りの可変性

一軒家では、注文住宅の場合自由に間取りを設計したりデザインを決めたりすることが可能です。壁の色や床材、キッチンやバスルームの設備など、自分の好みに合わせて住まいをアレンジすることができます。自分らしい空間を作り上げることで、より快適で心地よい暮らしを実現することができます。

またマンションやアパートとは違い、収納空間を広く確保できる点もポイントです。

 

ガーデニングなどを楽しめる

一軒家ではマンションやアパートと違い、庭を設置できる点もメリット。季節の花や樹木を楽しめるだけでなく、家庭菜園で野菜を育てたりすることも可能です。ガーデニングなどが趣味の方は特に嬉しいメリットですよね。

 

ペットを飼育しやすい

マンションやアパートではペット不可の物件も多く、ペットを飼うのはあきらめていた…という方も多いのではないでしょうか。一軒家であれば原則ペット不可というケースはないため、安心してペットと暮らせます。比較的広い空間でペットを育てられるほか、子どもものびのびとした環境で育てられるでしょう。

 

資産価値

一軒家は、資産価値の上昇が期待できます。マンションやアパートを賃貸で借りた際は、家賃の払い込み分はすべて掛け捨てのように消えるお金です。不動産会社に家賃を支払うだけで、手元に戻ってくるお金はありません。一方一軒家であれば、長期的な視点で考えると家や土地を売却して老後の資金にすることも可能です。

もちろん家の状態や人気の土地かそうでないかなども売却にかなり関係するため思ったようなリターンを得られないケースもありますが、家賃のような掛け捨て型の支払いではなくなるため多少のリターンを期待できるでしょう。

 

一軒家とマンションの違いについてまとめた記事はこちら

 

一軒家はメリットだけじゃない?デメリットもご紹介

一軒家のメリットをご紹介しましたが、もちろんメリットだけではありません。一軒家を建てる際のデメリットや注意点も押さえていきましょう。

 

維持費が高くなる可能性

一軒家を購入すると、建材の耐用年数や家族構成の変化などに応じてリフォームが必要になるケースも多々あります。そのため、当初思っていたより維持費が高くなってしまうことも。

庭の手入れや外壁の塗装、屋根の修繕など、定期的なメンテナンスが必要となるため、これらの費用についてはあらかじめランニングコストとして確保しておくことがおすすめです。

 

建物の修繕や定期的なメンテナンスが必要

維持費につながる部分ですが、一軒家の場合は定期的なメンテナンスが欠かせません。外壁の雨だれ跡や屋根の傷みなどは見た目の問題だけでなく、放置しすぎると雨漏りの原因にもなりえます。

雨漏りや壁のクラック(ひびが入ること)など問題が深刻化した場合、通常のメンテナンスより高い費用がかかってしまうことも考えられます。修繕やメンテナンスはこまめに行い、維持管理にかかる費用を押さえましょう。

 

購入費用やローンの負担が大きい

一軒家を購入する際の最大のデメリットは、購入費用やローンの負担が大きいことです。家賃であれば月々数万円からのスタートで、毎月の支払いが難しい場合はもっと安価な家賃の物件に引っ越すなどの対応が可能です。しかし一軒家の場合は、毎月のローンの支払いが厳しくなったとしても返済し続ける必要があります。月々で支払う金額を抑えたい場合は頭金を多めに支払うなどの対策が必要です。

また支払い計画を立てる祭は、「ボーナス払い」に注意が必要です。経済環境が不安定な現在、出ると思っていたボーナスが出なかった…というケースも多々あります。思わぬ出費につながらないようボーナス払いは無しで設定しておくと、月々で支払うローン残高だけで良いため見通しを立てて返済できます。

 

一軒家を建てる際、注意したいポイントとは?

最後に、一軒家を建てる際に注意したいポイントについてご紹介します。家づくりを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

ライフスタイルに合わせた立地選びを行う

一軒家を購入する際には、自分のライフスタイルに合わせた立地を選ぶことが重要です。通勤や子供の通学など、日常生活における利便性を考慮することはもちろん、将来的な街の発展や周辺環境の予測も忘れずに行いましょう。

賃貸物件と違い、一軒家で引っ越し・住み替えをすることは困難です。ライフスタイルに合わせて一軒家を建てる土地を選定することで、住み心地の良い住宅に仕上がります。

 

周辺環境や治安を確認する

一軒家を購入する際には、周辺環境や治安も重要なポイントです。商業施設や公共施設の近くに位置しているかどうか、治安の良い地域かどうかなどをしっかりと確認しましょう。

またスーパーが近くにあるなど、商業施設といっても頻繁に使うような場所が近くになるかどうかがかなり大切。具体的な暮らしを思い描きながら検討しましょう。

 

予算やローンの計画を立てる

一軒家を購入する際には、予算やローンの計画を立てることが最も重要です。購入に伴う費用やローン返済の負担をしっかりと把握し、将来的にも経済的な負担がかからないように計画を立てましょう。予算やローンの計画がしっかりと立てられれば、安心して一軒家を購入できます。

 

まとめ

一軒家を購入する際には、デメリットや検討ポイントをしっかりと把握することが重要です。慎重な検討を行いながら、自分に合った一軒家を見つけることをおすすめします。一軒家は、自由な生活を送るためのスペースとなることでしょう。