アウトドア用品をきれいに収納するには?玄関収納術をルームツアー!

2022年11月5日

アウトドアブームの現在、登山やキャンプなどのアウトドアを楽しむ方が増えています。アウトドアに欠かせないアウトドア用品はデザインが豊富で使い勝手のよいツールがそろっている一方、収納する場所がないという懸念もありますよね。

今回は、アウトドア用品をきれいに収納する玄関収納テクニックをご紹介します。

 

アウトドア用品を玄関に収納するメリット

アウトドア用品は居室空間ではなく玄関に収納すると大変便利です。ここではアウトドア用品を玄関に収納するメリットを解説します。

 

帰宅動線に収納スペースを設けることでさっと片付けられる

キャンプや登山などのアウトドアから帰った後は、泥や汚れ、落ち葉などが付着しています。帰宅動線に収納スペースを設けると、汚れを室内に持ち込まずさっと片づけることができます。

 

屋外や物置に収納するよりも保存環境がよくなる

テントやバーベキューセットといった大きなアウトドア用品は、屋外や物置に収納すると劣化が早く進行してしまうことも。室内の玄関スペースに収納することで保存環境がよくなり、長く使い続けられます。

 

キャンプで使うランタンや懐中電灯は非常用としても活用できる

キャンプで使用するランタンや懐中電灯、携帯ラジオなどは防災グッズとしても活用できます。玄関スペースに常備しておくことで、いざという時もすぐに活用できるため便利です。

 

アウトドア用品を玄関に収納する際の注意点

アウトドア用品を玄関に収納する際もいくつかの注意すべきポイントがあります。一つずつ確認していきましょう!

 

汚れを落としてから収納する

アウトドア用品は泥や汚れが付いたまま保存すると、汚れがこびりついたりカビが発生したりすることも。水洗いできるものは水や石鹸で洗い、しっかりと乾かしてから収納するのがおすすめです。

 

床に直接物を置かない

アウトドア用品は床に直接置いて収納するのではなく、棚やコンテナに入れて片づけるようにしましょう。床に直接置くことで、湿気を含む可能性があります。

とくに玄関付近の土間スペースは外気温に触れることが多く、湿気が高くなりがち。できるだけ長く物を使い続けるには、保存環境にも注意しましょう。

 

アウトドア用品の玄関収納テクニック

アウトドア用品は雨にぬれたり土や泥が付着することも多いため、玄関などの土間スペースに収納したいもの。

アウトドア用品の玄関収納テクニックをご紹介します。

 

「見せる収納」ですっきりと

格子状のワイヤーフックを設置してアウトドア用品を壁面収納にすると、「見せる」おしゃれな収納スペースになります。壁のデッドスペースをうまく活用することで、おしゃれで機能的な収納スペースに仕上がります。

 

ボックスを並べて小物ごとに収納

収納棚にボックスを並べて用途ごとに使い分けるのもよいでしょう。キャンプ・登山道具をはじめ、DIYの工具や子どもの部活道具など分けることで、片付きやすい収納スペースになります。

 

アウトドア用の靴と日常的に使う靴を分けて収納

100円均一ショップで売られている靴収納ボックスを活用し、アウトドア用のシューズはボックスに、日常的に使う靴は玄関に収納しています。

アウトドア用のシューズは休日にしか履かなかったり夏場しか使わなかったりと、使う機会が限定されるもの。蓋つきのボックスでほこりが入らないようにし、湿気やカビ、汚れがつきにくい環境で保存するとよいでしょう。

 

傘や雨具なども収納できると使い勝手〇

シューズクロークにポールを設置して、傘立てや雨具などをかけるスペースとして活用するのもよいでしょう。ただ湿気はたまりやすくなるため、アウトドア用品や靴は蓋つきのボックスに入れて保管するなどといった工夫が必要です。

使い勝手の良さと保管環境を照らし合わせながら、収納空間をつくるとよいでしょう。

 

アウトドアを楽しめる玄関収納がある住宅をルームツアー!

 

動画はこちら

【アウトドア趣味の家】【夜の見学会】見学会のお家をご紹介!第04回【ルームツアー】【新築一戸建て】

 

土間に趣味部屋を設置!アウトドアを思い切り楽しめる玄関スペース

土間に趣味部屋を設置した、一風変わった玄関スペースをご紹介します。

 

玄関の壁は石のタイルにしてクールに

玄関の壁には立体的な石のタイルを貼り、クールな雰囲気に。ホワイトの柱と黒のタイルでモノトーンに仕上げており、おしゃれな空間になっています。

 

アウトドア用品をたっぷり収納できるシューズクローク

玄関右手のシューズクロークは奥行きを広く設定。7段の棚を導入して、靴だけでなくアウトドア用品も収納できるつくりになっています。

玄関周りがすっきりする使い勝手のよいシューズクロークに仕上がっていますね。

 

土間にアウトドアを楽しむ趣味部屋を設置

玄関の土間スペースにはアウトドア用の趣味部屋を設置!将来的には壁に釣り竿やワームを収納する予定で、アウトドアを思い切り楽しめる住宅になっています。

また、趣味部屋からリビングにつながる間取りにすることで家族との会話を楽しむことも。家族と適度な距離感を保ちつつ、趣味も楽しめる趣味部屋に仕上がっています。

 

デザインにこだわった水まわりスペース

水回りスペースはおしゃれさと機能性を兼ね備えると、毎日の身支度がより楽しくなる空間になります。床材やデザインにこだわった水回りスペースをご紹介します。

 

洗面台の床はボロン材に

洗面台スペースの床はグレーのボロン材にし、おしゃれな雰囲気に。汚れにくく耐水性のあるボロン材は、洗面台スペースとの相性がよいためおすすめです。

 

鏡に隠し収納を設けて機能性も抜群

洗面台の鏡を開けると隠し収納が登場。洗面台には歯ブラシや歯磨き粉、ヘアブラシなど収納するものが多く、ごちゃごちゃしがちですよね。

隠し収納で見えないところにしまっておくことで、洗面台をいつもきれいな状態に保つことができます。

 

浴槽はブラックでシックに仕上げたバスルーム

浴槽はブラックにしてシックにまとめているのがポイント。深い木目調の壁とマッチしており、大人な雰囲気のバスルームに仕上がっています。

シックで広々としたLDK

LDK(リビング・ダイニング・キッチン)もシックで大人な雰囲気にまとめることで、住宅全体のテイストが統一されています。

広々としたLDKをご紹介します。

 

深い色の木材でシックにまとめたLDK

LDKはダークブラウンの床材・家具を使用し、統一感のあるデザインに。キッチンは対照的にホワイトのキッチン台を使用してモノトーンにまとめています。

キッチン台は料理などを置くカウンターとしても活用できるよう広めに設定している点もポイントです。

 

まとめ

アウトドア用品の玄関収納スペースは、アイデアや間取りの工夫ひとつで使い勝手のよい空間に仕上がります。多くの事例を参考に、アウトドアライフを楽しめる収納空間にしていきましょう!