おしゃれなデザインの庭にするポイント5選|実例もご紹介します!
「庭のデザインがなかなか決まらない」
そのような方に向けて、この記事では庭を素敵なデザインにするポイントを解説します。間取りを優先して、庭は後回しになる方が多いのですが庭のデザインもとても重要です。庭のデザインで、暮らしやすさや住宅の見た目も大きく変わります。庭のデザインで後悔したくない方は必見です。
ここでは庭をおしゃれにするポイントを5つ解説します。
1. 庭になにを求めるか
庭にはさまざまな要素があります。植物や家具、デッキ、中庭、ウォークウェイなど、庭のデザインと機能性を向上させるための要素はさまざまです。そして、庭がどのように見えるかだけでなく、どのように機能するかにも影響します。そして、これらの要素を組み合わせたり、配置したりすることによって、庭は私たちのニーズと願望を反映することができます。
2. 庭の方角を調べる
庭のデザインを決める前に、まずは庭の方角を調べましょう。日照時間や日あたりが方角に大きく左右されるためです。さらに、日照時間や日あたりは植物の成長や、デッキやパティオの設置場所などに直接影響を与えます。
たとえば、南向きの庭は日照時間が長く、さまざまな植物が育ちやすいとされていますが、逆に夏場の日差しが強すぎて植物が枯れやすくなるデメリットも。一方、北向きの庭は日陰が多く、日照時間が短いため、日陰を好む植物の選定が必要です。もしも、夕方に家族や友人とデッキでリラックスしたいと考えるなら、西向きの場所にデッキを設置することを検討してみましょう。
このように、庭の方角を調べるのは、庭のデザインだけでなく、ライフスタイルにも影響を与えるためとても重要です。
3. アプリなどを使って仕上がりをイメージする
デジタル技術の進化は、庭のデザイン技術も一新しました。外構提案アプリやオンラインツールのCG合成機能やAR(拡張現実)シミュレーション機能を活用することで、現実に近いかたちでイメージできるようになったのです。具体的なレイアウトをイメージするのはデザインプロセスの肝となる部分のため、大きな失敗を避けられるのはうれしいところ。
たとえば、デザインが気になるベンチがあったとして、それが庭のサイズ感や雰囲気と合っているかは、これまで想像の中で仮定していた方が多いのではないでしょうか。しかし、外構提案アプリを使えば、CG合成機能やARシミュレーション機能で具体的に仕上がりをイメージできるようになりました。
これにより、購入したあとに「こんなはずではなかったのに」という後悔をせずにすみます。もちろんベンチのほかにもさまざまなアイテムに対応しているので、気になる方は一度ダウンロードしてみるのをおすすめします。
4. 庭の維持管理コストも考慮する
庭のデザインを考える際、美しさだけでなく維持管理コストも重要な要素です。初期費用だけでなく、長期的な視点から見ても、適切なコスト管理を行うことが必要です。
たとえば、芝生のメンテナンスには定期的な刈り込みや施肥、病害虫対策などが必要となります。業者に依頼するとなるとさらにコストが増えます。同様に庭木や花壇のメンテナンスも一定のコストと時間が必要です。
芝生にせよ庭木や花壇にせよメンテナンスをしなくなってしまうと、途端にみすぼらしい庭へと変貌してしまいます。そうならないためにも、芝生や植物をふんだんに取り入れる際は相応のコストが必要だと覚えておきましょう。
一方、シンプルなデザインであれば、メンテナンスコストは抑えられるうえ、長期的に見ても快適に過ごせる飽きのこないデザインにもなります。しかし、人によっては物足りなさを覚えるかもしれません。
どちらがよい悪いではなく、「どちらも相応のコストやデメリットがある」ということです。自分や家族の価値観・経済状況も踏まえ、あなたにぴったりの庭をデザインしましょう。
5. 家の外観との調和も大切
庭のデザインを考えるうえで、家の外観との調和も非常に重要な要素となります。あなたの家がモダンなスタイルであれば、シンプルで洗練された庭のデザインが適しているかもしれません。逆に、トラディショナルな家の外観であれば、豊かな色彩と質感のある庭が素敵な印象を与えるでしょう。家の外観と庭が一体となることで、全体の美観性が高まり、より魅力的な空間を実現できます。
和風レイアウトで落ち着く庭に
和風庭園の美しさと落ち着きを自宅の庭に取り入れてみませんか。それはまさに自然と調和するアートのようなもので、日本の伝統的な文化や美意識を象徴しています。和風庭園のポイントは、石や植物を使って自然を表現することです。また、季節の移ろいを感じさせる植物は庭を年中楽しませてくれるでしょう。あなたの庭が、四季を再現してくれるのです。
モダンなデザインは、シンプルさと機能性を重視し、無駄を排除した洗練された美しさが特徴。モダンなデザインには、普遍的な美しさがあります。その美しさを自分の庭に取り入れて、日々の生活をより豊かにしましょう。
スタイリッシュでかっこいい庭
「庭には植物や木々を植えて、落ち着く雰囲気に」
多くの人はそう考えるかもしれません。しかし、あえて落ち着いたクールなカラーリングや金属やタイルを使った無骨さをデザインに取り入れるのも、個性的でおすすめです。スタイリッシュで都会的な庭には、庭のイメージを覆すような一線を画した魅力があります。
中庭という選択肢もあり
庭園設計の一つとして、中庭の存在は見逃せません。中庭は、開放的な空間を提供しつつ、プライバシーを守る役割も果たします。家の四方に取り囲まれるように配置された中庭は、家族が共有するリラクゼーションの場所として機能し、日々のストレスから解放される環境を実現します。
一方、中庭には予算が高くなりがちだったり、居住スペースが狭くなったりするというデメリットも。個性的な間取りであるがゆえに、一長一短があるためしっかりと理解したうえで検討しましょう。
ここではデザインがおしゃれな庭の実例をご紹介します。実例を見れば、きっと具体的なイメージも湧いてきますよ。庭のデザインに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
バーベキューもできるオープンな庭
アウトドアが好きな方には「家でいつでもバーベキューができるような庭がいい」という方が多いのではないでしょうか。都心部では難しいかもしれませんが、郊外であればこのような大きな庭をつくれる場合があります。庭が広いと家族だけでなく、職場の方や友人を集めてパーティーもできそうですね。
クローズドな庭でプライバシーも確保
柵や目隠しフェンスを取り入れるとプライベート空間も兼ね備えた庭に。
「庭でゆったりしたいけど、人目が気になる」
そのような方は検討の価値ありです。
中庭×セカンドリビング
庭がセカンドリビングに。そんなオリジナリティとプライバシーを追求できるのが中庭の魅力です。そこに広がるのはあなただけの自由空間です
季節を感じる庭
植物を上手に取り入れると、日本の四季が感じられる庭になります。春には桜やチューリップ、夏にはハイビスカスや紫陽花、秋には紅葉やコスモス、冬には常緑樹やシクラメンなどを植えることで、季節の移ろいを楽しめます。
あなたにピッタリなデザインの庭を考えよう!
この記事では素敵なデザインの庭にするポイントや実例をご紹介しました。一口に庭といっても、目的や条件によってデザインが大きく変わってきます。後悔のないデザインの庭にするためにも、あらためて家や庭になにを求めるか自問自答してみましょう。もちろんパートナーとの意見のすり合わせも大事です。庭のデザインに正解はありません。気になる点があればハウスメーカーに相談するのもおすすめです。後悔のない庭のデザインにしてくださいね。
庭のデザインの実例をもっとくわしく見たい方は以下の動画を参考にしてみてください。
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