【壁の掃除】汚れの原因や汚れ別の掃除方法をご紹介!

「壁の掃除をしたいけど、壁を傷めてしまいそう」
そう思って壁の掃除を躊躇したことはありませんか?たしかに壁の掃除方法を間違えてしまうと、かえって壁を傷める原因になる場合があります。そこで、この記事では壁が汚れる原因や汚れ別の掃除方法を解説します。気になっていた汚れをこの機会に落としてみませんか?

 

【壁の掃除】場所別の原因

壁の掃除をしようにも、汚れの原因がわかっていないと適切な対処はできません。そこで、ここでは場所別の汚れの原因を解説します。

家全体に共通する汚れ

まずは、家全体に共通する汚れから見ていきましょう。

  • ・ほこり
  • ・手垢
  • ・傷
  • ・ヤニ
  • ・落書き

ほこりや手垢、タバコのヤニなどは目には見えませんが、放置していると黒ずみに変化することもあります。
また、落書きは最初のうちは比較的きれいに落としやすいのですが、そのままにしてしまうと汚れが落ちにくくなってしまいます。

 

キッチン

次にキッチンにおける壁の汚れの原因にはどのようなものがあるでしょうか。

  • ・油はね
  • ・油煙(油を含んだ煙)

特にコンロの周りの壁が黄ばんでいるケースが多いのですが、その原因は油です。油はねのように目視しやすいものだけでなく、油煙のような油を含んだ煙が積もり積もって黄ばみの原因になるようです。

 

浴室・洗面所・トイレ

最後に、浴室や洗面所、トイレのような水回りの汚れはどうでしょうか。

      • ・水滴
      • ・水垢
      • ・湿気

水回りでよく見られるのはやはりカビです。最も水がかかりやすい床や浴槽、便器は普段から掃除をするので、案外カビは発生しにくいかもしれません。むしろあまり水滴などが気にならない壁の掃除がおろそかになり、カビが発生しやすい傾向にあります。

 

【壁の掃除】汚れ別の掃除方法

汚れの原因がわかったところで、いよいよ壁の掃除の始まりです。ここでは壁の汚れ別の掃除方法を解説します。間違った掃除の仕方や道具を用いた場合、かえって汚れが広がったり、最悪壁を傷めたりするかもしれません。必ず汚れに適した掃除をするようにしましょう。

 

ほこり

ほこりのように軽微なものは1か月に1回の頻度でいいので、乾いたモップやクロスで取り除くようにしましょう。このとき除菌効果のあるものであれば、壁の除菌もできて一石二鳥です。掃除のポイントとしては壁の上部から大きく八の字を書くように拭くことです。そうすることで、上部から落ちてきたほこりも効率よくキャッチしながら掃除ができます。

 

手垢や軽い黒ずみ、油汚れ

手垢や軽い黒ずみ、油汚れには中性洗剤を使うのがおすすめです。

【中性洗剤を使った壁の掃除方法】

1.水で濡らした雑巾を固く絞り、台所用中性洗剤を数滴垂らす
2.壁の汚れを拭く
3.汚れが取れたら、雑巾を水洗い
4.水洗いした雑巾で拭きあげる
5.乾いた雑巾で乾拭きする

 

子どもの落書き

子どもの落書きには除光液を使うのがおすすめ。特に油性ペンやクレヨンといった油性の汚れに効果的な掃除方法です。ここでは除光液を例として挙げますが、消毒用エタノールやクレンジングオイルでも代用可能です。また、除光液の場合、色柄付きの壁紙に色落ちなどのダメージを与える可能性があるため、事前に壁の素材や柄を確認しましょう。

【除光液を使った落書きの掃除方法】

1.雑巾に除光液を数滴垂らす
2.壁の落書きを撫でるように拭く
3.汚れが取れたら、雑巾を水洗い
4.水洗いした雑巾で拭きあげる
5.乾いた雑巾で乾拭きする

除光液などで落ちない汚れや水性の汚れは専用の落書き消しを使ってみましょう。使うタイミングは水拭きのあとです。

 

頑固な油汚れやタバコのヤニ汚れ

頑固な油汚れやタバコのヤニ汚れには重曹水かセスキ炭酸ソーダを使いましょう。中性洗剤や除光液などを使っても取れない汚れにも効果的な方法です。

【重曹水を使った頑固な汚れの掃除方法】

1.重曹を水に溶かす
2.重曹水を壁に吹きかけ、壁に重曹水の跡が残らないように、すぐに下か上に向かって拭きあげる
3.汚れが取れたら、雑巾を水洗い
4.水洗いした雑巾で拭きあげる
5.乾いた雑巾で乾拭きする

 

壁紙のカビ

壁紙のカビの掃除は壁の素材によって、洗剤を使い分ける必要があります。水分が染みにくい壁紙には漂白剤がおすすめです。水分が染みやすい場合は消毒用アルコールを使いましょう。今回は漂白剤を例に手順を解説します。

【漂白剤を使った壁紙に発生したカビの掃除方法】

1.水で濡らした雑巾を固く絞り、漂白剤を数滴垂らす
2.目立たない部分で壁紙が傷まないかチェックする
3.問題なければ壁の汚れを拭く
4.汚れが取れたら、雑巾を水洗い
5.水洗いした雑巾で漂白剤が残らないよう拭き取る
6.乾いた雑巾で乾拭きする

しつこい汚れにはやわらかい歯ブラシを使うのも効果的です。

 

浴室の水垢やカビ

浴室の水垢やカビはお風呂掃除用洗剤を使って掃除しましょう。当然ながら浴室の壁は水分に強い素材なので、お湯を使ってゴシゴシ洗っても問題ありません。

【お風呂掃除用洗剤を使ったカビの掃除方法】
1.換気をする
2.壁全体を水で軽く流す
3.お風呂用洗剤を使って壁をスポンジでこする
4.シャワーで流す

この方法でカビが除去できない場合はカビ取り剤を使いましょう。

 

【壁の掃除】ポイントや注意点

ここでは壁を掃除する際のポイントや注意点を解説します。

 

壁紙の素材の確認を忘れずに

まず大切なのが壁紙の素材の確認です。今回ご紹介した掃除方法でも、万が一壁紙と相性が悪ければ壁を傷めることにもなりかねません。最初は目立たない隅の部分で試すなどして、安全性を確認しましょう。

 

仕上げは乾拭き必須

ほとんどの壁紙に共通していることとして、基本的に壁紙は水分と相性が悪いということを覚えておきましょう。そのため、せっかく掃除をしても水分が残ったままだと壁紙が傷む原因になる恐れがあります。壁紙掃除の仕上げは必ず乾拭きをしましょう。

 

安全に配慮する

壁紙の相性などを調べるのも大切ですが、安全に配慮するのも同じくらい大切です。子どもやペットがいる場合は特に注意が必要です。洗剤を放置していたらいつの間にか倒したり、誤飲したりするかもしれません。また、掃除中は換気も忘れずに行いましょう。

 

どうしても汚れが落ちないときはプロに依頼する

ここまで汚れ別のさまざまな掃除方法を解説してきました。しかし、どうしても汚れが落ちない場合もあるでしょう。その場合は無理して汚れを落とそうとするのではなく、ハウスクリーニングのプロに依頼するのがおすすめです。プロに依頼したほうがより確実に壁紙を傷めることなく、適切な対応をしてくれるでしょう。

 

まとめ:汚れ別の掃除方法を知って、いつでもきれいな部屋にしよう

この記事では壁の掃除方法を解説しました。壁の掃除は誤った方法で掃除をすると壁を傷めたり、余計に汚れがひどくなったりするかもしれません。加えて壁の素材で掃除方法が変わることもあります。適切な壁の掃除方法を知って、いつまでもきれいな部屋をキープしたいものですね。

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