4人家族での間取りポイント総ざらい!適切な坪数も解説

2024年4月19日

4人家族で家を建てる場合、部屋数や間取りはどのように設定すればよいのでしょうか。面積的に、家族全員分の部屋数を設けるのは難しい…というケースもあるでしょう。

今回は、4人家族におすすめの間取りや坪数について徹底解説!4人家族で家を建てたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

4人家族が暮らす家の平均的な坪数は?

4人家族で暮らす家を建てる場合、過ごしやすい平均的な坪数はどのくらいなのでしょうか。坪数の目安についてご紹介します。

 

家の広さは建物の延べ床面積で表す

家の広さを坪数で表す場合、一般的に土地は含まず、建物の延べ面積を指します。

人間1人が暮らすために必要な坪数は8~10坪といわれており、4人家族では32~40坪の広さが理想的。国土交通省がまとめている「住生活基本計画」では、4人家族が快適に暮らせる一戸建ての広さは38坪(125㎡)が目安とされています。

 

参考:住生活基本計画(全国計画)における誘導居住面積水準及び最低居住面積水準

 

4人家族向けに建てられた家の平均的な坪数は、30~35坪が多いといわれています。

上記の数字はあくまで目安・4人家族といっても家族構成や年齢によって適した広さは変わります。目安はあくまで目安としてとらえ、家族構成やライフプランに合わせて調整することが大事です。

 

4人家族で間取りを決めるポイント

4人家族で間取りを決める際は、部屋数から決めるのがよいでしょう。子どもの年齢によっても、必要な部屋数は異なります。

4人家族の際に考えたい、間取りを決めるポイントについてご紹介します。

 

来客スペース

来客スペースの有無も、間取りづくりに欠かせないポイントです。夫婦の親世帯や友人など、月に何度も来客がある場合は来客スペースを設置するのもよいでしょう。

「来客スペースを設置したいけれど、十分な部屋数を確保できない」という方は、リビングに小上がりの和室空間を設置するのもおすすめ。リビングと来客スペースを一体化させることで、生活空間や部屋数を削ることはありません。

 

収納スペース

収納スペースは快適な暮らしをする上で必要不可欠なスペースといわれています。十分な部屋数を確保しつつ収納スペースも減らしたくない場合は、中2階の下部分を収納空間として活用したり、小屋裏空間を収納スペースとして扱うといった工夫が必要です。

収納付きベッドやキャスター付きのキッチンワゴンを取り入れるのもおすすめです。収納付き家具を利用することで、生活空間を有効に利用できます。