【デザイン住宅の魅力5選】注意点も解説!

2022年9月17日

「デザイン住宅」と聞くと「自分好みの家づくりができる」「おしゃれな外観の家を建てられる」というイメージがありませんか。しかしデザイン住宅にはほかにもたくさんの魅力があります。

そこで、この記事ではデザイン住宅の魅力や注意点について解説します。人気のデザインも併せてご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

デザイン住宅とは

デザイン住宅とはデザインや間取り、設備といったマイホームに関わる事柄を自分好みにアレンジできる住宅のことです。

「世界に一つだけのマイホームを作りたい」
「ほかの人と同じデザインでは満足できない」

というマイホームにオリジナリティを追求したい方にはぴったりの住宅といえます。

デザイン住宅にもさまざまなデザインがあります。主なデザインとしてはモダンや和風、和モダンが挙げられます。ほかにも南欧風やアメリカンテイストのような洋風のデザインも人気です。

「学生のときにホームステイしたイタリアの古民家のような家にしたい」
「新婚旅行で行ったニューヨークの家々が忘れられない」

そんなあなたの思い出のワンシーンをそのままマイホームで再現する・・・そういった希望もデザイン住宅なら叶えられるのです。

 

デザイン住宅の魅力5選

ここではデザイン住宅の魅力をさらに深掘りしていきます。

 

唯一無二なデザインの家を建てられる

デザイン住宅の魅力の筆頭に挙げられるのが「個性的な自分だけのデザインの家を建てられる」という点です。
「都会のど真ん中だけど、山小屋のような家を建てたい」
そういった願望もデザイン住宅なら実現できます。デザインにこだわればこだわるほど、似たような見た目の家並みの中できっと異彩を放つでしょう。

 

機能性との両立も可能

デザイン住宅と聞くとデザインだけに目が向きがちです。しかし、近年ではライフスタイルに合わせた機能性も重視されるようになりました。

むしろ機能性もデザインできるのが、建売住宅にはないデザイン住宅の魅力ともいえます。

 

土地に合わせた家づくりが可能

狭小地や変則的な形の土地に合わせた家づくりができるのもデザイン住宅の魅力です。

狭小地とは人口が多い人気のエリアなどにある隙間のような土地で、一般的に20坪以下の土地のことです。また、土地の中には細長い土地や台形の土地、斜面になっているなど変則的なものも多くあります。

「こんな土地に家が建つのだろうか」と多くの方が不安に感じるような狭小地や変則的な形の土地だからこそ、デザイン住宅のよさを発揮できます。誰も家を建てないような土地だからこそ、オリジナリティ溢れる家を作るチャンスが生まれるのです。

 

イチから家づくりに携われる

戸建て住宅の場合、土地とセットの建設済みの家を見学してから購入することになります。一方、デザイン住宅は土地選びに始まり、メーカー選び、打ち合わせ、建築途中の下見など最初から最後まで家づくりに携わることが可能です。

「唯一無二のマイホーム」の家づくりの過程に携われるのもデザイン住宅ならではの体験といえます。そうした過程を経て、完成したマイホームを見たときの感動はひとしおでしょう。

 

コストも調節可能

デザイン住宅と聞くととても高額なイメージがありませんか。

理想のマイホームにしたいがために、「あれもこれも」と要素を詰め込みすぎた結果、予算を大幅にオーバーしてしまう・・・というのがよくあるパターンです。これが「デザイン住宅はお金がかかる」といわれる原因です。

しかし、デザイン住宅でもコストを抑えることは可能です。マイホームで、優先したいポイントをしっかり決め、その部分には予算を多めに割いてもいいことにします。

次に、そこまでこだわらないポイントも考えておきましょう。こだわらないポイントは言い換えれば優先度が低く、グレードを上げなくても満足度に影響を受けないポイントです。そういったポイントは積極的に予算を節約しましょう。すると、全体として予算に近い金額でおさまるはずです。

 

デザイン住宅の注意点

とても魅力的なデザイン住宅ですが注意点もあります。購入を検討する場合は注意点も把握しておくことをおすすめします。

 

入居までの期間が長くなりやすい

デザイン住宅の注意点として、土地選びからメーカー選び・打ち合わせなどを行うと、どうしても入居までの期間が長くなりがちです。建築期間も合わせると半年以上かかる場合も。
早めに入居しなければいけない理由がある場合などは、デザイン住宅よりも建売住宅の方が合っているかもしれません。

 

住みにくい家になることも

デザイン住宅では、多くの方が外観や内装のデザインに重きを置きがちです。しかしデザインにこだわるあまり、住みにくい機能性に欠けた家になることも。デザインばかりにこだわって住みにくい家になるのも本末転倒です。

 

高額になりがち

デザイン住宅は自身の優先順位に合わせてコストを調節可能です。しかし、こだわりだしたらキリがないのもデザイン住宅。そして、こだわればこだわるほど必然的に高額になります。

また、建売住宅と比較すると、デザイン住宅はどうしても高額になりがちです。

 

人気の住宅デザイン4選+α

ここではデザイン住宅の住宅デザインの中で人気のものをご紹介します。

 

シンプルモダン

全体的にシンプルですっきりした印象のあるデザインが特徴です。注文住宅と聞くとシンプルモダンをイメージする方が多いのではないでしょうか。近年主流のデザインです。

 

和風

木材を多く使い、縁側や引き戸といった「古きよき日本」を彷彿とさせるデザイン。外観も内装も落ち着きのあるデザインで、根強い人気があります。

 

和モダン

伝統的な日本建築に、モダン特有のスタイリッシュさを取り込んだ和洋折衷のデザインが人気です。

 

海外建築をモチーフとしたデザイン

海外建築のデザインもとても人気があります。

・南欧風
フランス南部やギリシャ、スペイン、イタリアなどのような地中海に面した地域に多いデザインをまとめて「南欧風」といいます。
三角屋根に、カラフルな瓦、白やベージュのような明るいカラーリングの外壁でおしゃれで可愛らしいデザインが印象的。女性に人気です。

・アメリカンテイスト
海沿いの別荘のような高級感の漂うカリフォルニア風や落ち着いたレトロなカフェのようなデザインのアメリカンモダンが人気です。

 

まとめ:

この記事ではデザイン住宅の魅力や注意点について解説しました。個性的なデザインの家やライフスタイルに合わせた家など「唯一無二の家づくり」ができるのがデザイン住宅の最大の魅力です。

コストは高くなりますが、デザインにも機能面にもこだわり抜いた家づくりももちろん可能。デザイン住宅に憧れる方が多いのもうなずけますね。しかし、デザイン住宅ならではの注意点もあります。それらも踏まえて、デザイン住宅について検討してみてはいかがでしょうか。