2LDKの平屋10選!10~30坪台まで坪数別にご紹介
快適な住宅にするには、土地の特徴を生かした間取りや設計にすることが大切です。
今回は、2部屋にLDK(リビング・ダイニング・キッチン)が設置された2LDKの平屋を実例とともにご紹介。間取りづくりのポイントなどを解説します!
2LDK平屋のメリット・デメリット
2LDKの平屋はコンパクトで過ごしやすいというメリットがある一方、どうしても部屋数が限られてしまうというデメリットも。
2LDKの間取りをつくるには、メリットだけでなくデメリットや注意点も押さえることが大切です。ここでは、2LDK平屋の特徴を把握していきましょう!
2LDK平屋のメリット
家族でコミュニケーションをとりやすい
2LDKの平屋はすべての部屋が同じフロアにあるため、家族と顔を合わせる機会が必然的に多くなります。そのため家族でコミュニケーションをとりやすく、また子どもがいる場合は家族の目に届きやすいため、安心感を得られるでしょう。
2LDK平屋のデメリット・注意点
将来の家族構成を加味したうえでの間取り設計が必要
部屋数が限られているため、家族の人数が増えた際に対応できないというケースがあります。2LDKの場合、夫婦2人のときは1部屋ずつ寝室を設けたり、1部屋を寝室・1部屋を趣味部屋などにできます。子どもが1人の場合は夫婦で1つの寝室、もう1部屋を子ども部屋にできるでしょう。
家族が3人よりも多くなると、寝室が足りなくなる可能性があります。敷地が限られている場合、リビングスペースを削って3部屋にするよりは、広いリビングを確保して2部屋に留めておくのがおすすめ。将来的に部屋の中を仕切れるような間取りに仕上げるとよいでしょう。
プライバシーの確保が難しい
2LDKで敷地が限られている場合はどうしても部屋間の距離が近くなるため、プライバシーの確保が難しいということも。防音性を意識した間取りにすることで音漏れを防ぎ、家族のプライバシーを確保することが大切です。
【10坪台】2LDKの平屋、どんな間取りがある?
1~2人、小さな子どもがいる3人家族などにおすすめの2LDKの平屋。間取り事例を坪数別にご紹介します!
寝室2部屋を設けた2LDKの平屋。広さは16坪とコンパクトな住宅になっています。ダイニングスペースはあえてテーブルを置かず、キッチン台とカウンターを設置した間取りに。場所を取らず、おしゃれな空間に仕上がっていますね。
そのほか玄関付近にトイレを設置しているのもポイント。お出かけ前や帰宅後すぐにトイレに行ける動線となっており、バリアフリーな間取りを実現しています。
【16坪】収納スペースで防音対策ばっちりな2LDKの平屋
寝室を2部屋設けた2LDKの平屋。寝室の壁にはクローゼットをそれぞれ配置し、防音性を高めています。2LDKの平屋は部屋間の距離が近いためどうしてもプライバシーの確保が難しいというデメリットがある一方、収納スペースを効果的に取り入れることで防音性を強化できます。
また玄関にはシューズクロークを設置。アウトドア用品やDIYグッズなど靴以外のものを多く収納したい場合は、シューズクロークのスペースを広めに確保するのもよいでしょう。
【19坪】ウッドデッキを設置した明るい2LDKの平屋
ウッドデッキを設置した2LDKの平屋。LDKに大きなウッドデッキと掃き出し窓を設置することで、自然光を多く取り入れられる明るい空間に仕上がります。
極力廊下を少なくし、生活空間を広く確保。LDKを広く取ることで、廊下としての役割も担える間取りとなっています。
まとめ:10坪台は廊下を減らすなどの工夫で広々とした空間に
10坪台の2LDK平屋では、廊下を減らすなどの工夫で広い生活空間を確保できることがわかりました。
平屋でデメリットになりがちな防音性も、収納スペースの活用で、ある程度の音漏れを防ぐことが可能です。10坪台の2LDK平屋を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【20坪台】2LDKの平屋 間取りポイントをご紹介!
20坪台の平屋では、どのような間取りになるのでしょうか。ポイントを事例とともに解説します!
【20坪】玄関に洗面台を設けた2LDKの平屋
玄関付近に洗面台を設けて帰宅後の衛生動線を確保した平屋。トイレも玄関付近にある点がうれしいポイントです。
ランドリースペースとリビングの掃き出し窓との距離を近くに設定しているところにもご注目。「洗う→干す」の洗濯動線ができていますね。
【21坪】書斎スペースを取り入れた2LDKの平屋
東側に寝室とつながる書斎スペースを設けることで、ゆったりと自分の時間を確保できる間取りになっています。
LDKにはクローゼットを設置し、リビング収納も確保。リビングを掃除する際に使用する掃除機やちょっとした書類などを収納するスペースとして大変便利です。
【23坪】LDKに和室とスタディスペース!思い思いの過ごし方ができる2LDKの平屋
LDKに和室とスタディスペースを設置した2LDKの平屋。スタディスペースをキッチン付近に設置すると、家計簿を付けたりレシピを確認したりする家事スペースとしても使えるためおすすめです。
家族が集まりやすいリビングだからこそ、思い思いの過ごし方ができる空間をつくりたいもの。部屋数は増やすことなく空間を活用することで、広々とした過ごしやすいリビングに仕上がっています。
【24坪】中2階の和室が素敵な2LDKの平屋
段差を設置して一つの階層に2つの空間をつくる「中2階スペース」。中2階に和室を設置することで、客間としても使えるおしゃれな住宅に仕上がっています。
水回りスペースは、洗濯機のあるサニタリールームからサンルームまで直接行ける動線をつくることで「洗う→干す」の洗濯動線も確保。そのほかキッチンはカウンター方式にすると、テーブルに回り込むことなく料理をそのまま出せる動線に。数々の工夫で、家事負担の少ない間取りに仕上がっています。
【26坪】リビング収納が充実した2LDKの平屋
キッチンの西側にパントリー、東側に収納スペースを設けてリビング収納を充実させた間取りに。ストックする食料品や日用品をはじめ、リビングを掃除する掃除機などを多く収納できる間取りに仕上がっています。
玄関付近にクローゼットを設置することで、コートやジャケットをかけられる動線も確保。お出かけ前にサッと羽織ることができ、帰宅後も外の汚れを持ち込まないため、衛生面でも安心できる住宅に。
20坪台の平屋は書斎・収納スペースにゆとりが生まれる
20坪台の平屋は書斎スペースをLDKの一角に設置したり、収納スペースを広くとるなど、10坪台よりも各部屋の空間にゆとりが生まれます。
収納スペースはどの場所に設置するかもかなり重要になるため、自分がよく使う場所はどこか考えておくとよいでしょう。
【30坪台】2LDKの平屋、間取りポイントは?
30坪台になると、2LDKではかなり余裕のある間取りに仕上がります。30坪台の間取り事例を見ていきましょう!
【30坪】間仕切りを活用したスタディスペースのある2LDKの平屋
LDKに間仕切りを設置することで空間を分け、スタディスペースを設置した2LDKの平屋。適度な距離感でリビング学習ができる空間になっています。
主寝室とLDKをウォークインクローゼットで仕切ることで、防音性も確保。過ごしやすい間取りを実現しています。
【32坪】洗濯動線もばっちり!大きなウッドデッキが魅力的な2LDKの平屋
大きなウッドデッキを設けた2LDKの平屋。自然光を多く取り込めるだけでなく、外干し用のスペースとしても活用できます。
ウッドデッキの隣に広めのサニタリースペースを設けて、「洗う→干す」の動線を短縮。効率のよい洗濯動線を確保しています。
30坪台の平屋は、広い面積を活用した+αの家づくりができる
30坪台の平屋の場合、間仕切りを活用した書斎や大きなウッドデッキなど、一部屋プラスして設置できる点がポイント。かなり空間に余裕のある家づくりができるでしょう。
まとめ
今回は、2LDKの平屋を事例とともにご紹介しました!坪数別のポイントを押さえながら、土地や家族の暮らしに合った家づくりをしていきましょう!
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