42坪の間取り実例!40坪台で家を建てるポイントもご紹介

2023年4月22日

4~5LDKの間取りに向いている40坪台の住宅。大体130㎡ほどの面積を持ち、畳換算すると約80枚ほどとなります。間取りを検討する際はどのような点に注意すればよいのでしょうか。

今回は、延べ床面積42坪の住宅実例をご紹介!40坪台で家を建てる際に気を付けたい間取りのポイントも解説します。

 

今回の間取り

建坪42坪の2階建て住宅です。思わず人を呼びたくなるような、シック&モダンテイストの内装がポイントとなっています。

この住宅は親世帯とも同居しており、それぞれのプライベートを守るような間取りになっている点も着目したいところ。汎用性のあるおしゃれな住宅を見ていきましょう。

 

今回ご紹介する動画はこちら

https://www.youtube.com/watch?v=xGEdRUqGDCY&list=PLYwR_1LrlNyLEZ7TiZBsoFJv9-udX7a3U&index=22

 

シックなブラックの外観

家の外観は、テイストを決める重要な要素です。シックなブラックでまとめた外観をご紹介します。

 

軒天の木目がおしゃれな外観

ブラックを基調としたシックでモダンな外観。屋根と外壁の間に設けられている軒天は木目調にすることで、メリハリのある住宅に仕上がっています。

2階に設置している細長い窓もスタイリッシュな雰囲気を醸し出していますね。

 

玄関前には大きなテラスが

玄関前には大きなタイルのテラスを設置。現在は駐輪場として使用しており、屋根も設置しているため利便性のよい空間を実現しています。

大胆に設置している柱も存在感を出しており、外観のおしゃれなワンポイントとなっていますね。

 

直接LDKにつながる!?モデルハウスのようなおしゃれ玄関

玄関は収納空間を保ちつつも、混みあわないすっきりとした広い玄関をつくりたいもの。直接LDK(リビング・ダイニング・キッチン)につながる開放感あふれる玄関を解説します。

 

モデルハウスのような広い玄関

玄関の土間スペースを広く設定し、モデルハウスの玄関を彷彿とさせるおしゃれな空間に。玄関床には間接照明を設けることで、高級感もあるスペースに仕上がっています。

シューズボックスは玄関や車のカギを置いたり、フォーマルな靴を収納するのに最適な設備。玄関横に取り入れることで、より過ごしやすい空間となっていますね。

 

シューズクロークも設置

玄関入って左手にはシューズクロークも設置しています。シューズボックスとシューズクロークの2段使いで、すっきりとした玄関に。

 

広く見せる工夫が満載のLDK

家族みんなが集まるリビングは、広くゆったりとした空間にするのがポイントです。広く見せる工夫が詰まったリビングをご紹介します。

 

玄関から直接つながるLDK

玄関から直接LDKにつながる間取りにすることで、極力壁をなくした広々としたLDK。シックな色味の建材やブラックを基調としたインテリアがおしゃれな空間を醸し出しています。

玄関とLDKは、扉やロールカーテンで仕切ることも可能です。玄関ドアは引き戸にすることで、生活空間をより広く保てるのです。

 

FIX窓を多く設置+勾配天井で明るく

リビングと玄関の高い位置にFIX窓を設置することで、効率よく自然光を取り込んでいます。リビングの天井は勾配天井にすると、開放感も確保。2階建てなので吹き抜けにすることもできますが、吹き抜けは2階部分の空間を削ってしまうというデメリットも。あえて勾配天井にし、開放感を維持しています。

 

生活感を与えないおしゃれなキッチン

キッチンは最も生活感を与えてしまう場所のひとつですが、ちょっとした家づくりのひと工夫でスタイリッシュな空間に。

色使いも参考にしたい、キッチンの実例をご紹介します。

 

バー風のおしゃれなダイニング

キッチンはバー風に仕上げ、シックで大人な雰囲気に。キッチンやカウンターの高さに合わせたカウンターチェアとよくマッチしていますね。

セーブル下の壁はコンクリートのようなグレーの色味に仕上げ、インダストリアルな印象となっています。

 

カップボード周りは色使いを工夫

キッチン後方のカップボードも深いブラウンの色にし、高級感のあるスペースに。壁はホワイトがかったベージュにすることで、シックな色合いでも重すぎない雰囲気となるよう工夫しています。

色使いのひと工夫で、テイストを守りながらも重くないおしゃれな内装に仕上がるのです。

 

ステンレスのおしゃれなキッチン

ステンレス製のキッチンは、どことなく無機質な風合いを残すデザインに。リビングのシックな内装とマッチしており、スタイリッシュな雰囲気を後押ししています。

 

生活感を与えない引き戸

冷蔵庫とパントリーは引き戸の中に収め、生活感を与えないつくりに仕上がっています。引き戸なのでドアの開閉時に場所をとらず、おしゃれかつ効率的に冷蔵庫やパントリーを隠すことが可能です。

 

40坪台の家を建てる際の注意点

40坪台の家を建てる際の注意点をご紹介します。間取りのポイントなども解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

40坪台の家は何人家族におすすめ?

40坪台の家は、4~5人家族におすすめです。4~5部屋ほどの居室を確保することも可能となるため、家族全員のプライベートな空間や書斎などに充てるのもよいでしょう。

 

将来を見越した間取りにする

40坪台の家を建てる際は、将来を見越した間取りにするのがおすすめです。子どもの人数分だけ部屋を用意していると、将来子どもが巣立った後に部屋を持て余してしまうことも考えられます。ベッドやカーテンなどの間仕切りを設置し、残りの部屋を書斎や和室に充てるなどといった工夫をするのがよいでしょう。

 

生活動線を短くする

面積が広くなるほど各部屋の距離は遠くなってしまいます。間取りを工夫することで各生活空間への移動距離を短くすれば、生活動線を短縮できるでしょう。

たとえば洗濯動線ひとつとっても、脱衣室・ランドリースペース・部屋干し用スペースをひと部屋に凝縮させることで、使い勝手のよい間取りに仕上がります。

 

収納空間の確保

40坪台で快適な家をつくるには、充実した収納空間も欠かせないポイントです。リビング収納を取り入れてすっきりとしたリビングにしたり、家族が多い場合はシューズクロークを設けて玄関周りを快適に保つなどといった工夫で、より快適な住宅に仕上がります。

 

まとめ

今回は、42坪の住宅実例と40坪台で家を建てる際の注意点についてご紹介しました!40坪の住宅は間取りの自由度が高い一方、効率的な生活動線を確保しないと部屋間の距離が遠く使い勝手の悪い住宅になることも。

快適に暮らす間取りのポイントを押さえながら、後悔のない家づくりをしていきましょう!