ホテルライクな玄関の実例5選!おしゃれな玄関にするコツも解説

2022年12月29日

家に入る際、一番最初に通る場所である玄関は素敵な空間にしたいですよね。落ち着いたナチュラルなテイストやモダンでかっこいい空間など、理想とするテイストは人それぞれ。

今回は、高級感のあるホテルライクな玄関5選をご紹介!おしゃれな玄関のつくり方も併せて解説します。

 

ホテルライクな玄関の実例5選をご紹介

まるでホテルのような高級感や重厚感となる「ホテルライク」なテイスト。唯一無二のおしゃれな空間となるため、人気の高いテイストとなっています。

ホテルライクな玄関の実例5選をご紹介します。

 

吹き抜け×梁がおしゃれな玄関

玄関に吹き抜けを設置し、縦に広い空間を演出したホテルライクな玄関。開放感があるだけでなく、白を基調とすることで高級感も演出しています。吹き抜けに構造梁を設置することで、モダンな印象になっているのも大きなポイントです。

階段や2階部分の手すりはアイアン状にし、開放的な空間に。まるでおしゃれなホテルのエントランスのような雰囲気を実現していますよね。

土間スペースも広く設計し、使い勝手のよい空間に。玄関の柱にニッチスペースを設置することで、カギを置いたり花を飾ったりするスペースも確保しています。

あえて土間スペースに収納空間を設けず、リビングと玄関の間に設置された壁に埋め込むような形で靴の収納スペースも設置。土間と玄関収納の空間を分けることで、広い土間スペースを保っています。

 

大理石の床が重厚感を醸し出す玄関

玄関の床材をホワイトの大理石にし、重厚感のあるホテルライクな玄関。光沢のある大理石が自然光を反射させてキラキラと光り、高級感も醸し出す素敵な空間に。

玄関からLDKスペースへとつながる扉は、あえてスケルトンに設計。まるで玄関スペースがずっと続いているような、広々とした印象を与えています。

LDKスペースに隣接する中庭もポイント。全部屋に自然光が入るよう設計することで、明るい住宅を実現しています。

 

直接LDKにつながるシックな玄関

玄関の土間スペースから直接LDKにつながる間取りも、ホテルライクでユニークな印象を与えます。玄関収納として採用しているシューズボックスは浮いているような設計にすることで、土間スペースを広く確保。シューズボックス下には間接照明を取り付けると、よりホテルライクな空間に仕上がります。

 

間接照明を取り入れたホテルライクな玄関

ホテルライクな印象にするには、照明にもこだわってみるのがおすすめ。玄関の壁に間接照明を設けると、高級感のある仕上がりになります。

玄関の壁はグレーのタイルデザインにし、大理石のような重厚感のある雰囲気に。あたたかなオレンジ色の間接照明が映える空間となっています。

 

えんじ色の和モダンな雰囲気が素敵な玄関

えんじ色のニッチがおしゃれな和モダンの玄関。白壁にえんじ色がよく映えるデザインとなっています。

玄関にカギを置くスペースとしてニッチを設置する場合は、空間づくりも工夫することで理想のテイストにより近づける素敵な玄関スペースを実現できます。

 

おしゃれでホテルライクな玄関に仕上げるコツ

高級感や重厚感のあるおしゃれな玄関にするには、どのようなコツがあるのでしょうか。ホテルライクな玄関に見せるポイントをご紹介します。

 

間接照明を有効活用

ホテルライクな玄関にするコツとして、間接照明を有効活用することが挙げられます。オレンジなどの暖色を用いて間接照明を設置すると、あたたかい印象に。

間接照明の設置場所としておすすめなのは、玄関収納の下部分。シューズボックスを浮かせて間接照明を設置することで、足元をやさしく照らす玄関になります。おしゃれさだけでなくバリアフリーとしての機能も備えた玄関に仕上がっていますね。

空間づくりで意外と見落としがちな照明も、実はかなり重要。照明の種類や明るさだけでなく、設置場所についても検討してみるとよいでしょう。

 

花や小物を飾る棚を設置

玄関には花や小物を飾ったり、カギを置くスペースを設置するとおしゃれで機能的な空間に。玄関にあまりスペースがとれない場合は、壁をくぼませてつくるニッチスペースを設置するのもおすすめです。

また、玄関の壁に絵画を飾っておくのもよいでしょう。飾る絵に合わせてスポットライトのような照明を設ければ、よりホテルライクな空間に仕上がります。

 

玄関収納を見えないものに

玄関収納スペースは、しまってるものが丸見えの場合、生活感を与えてしまうことも考えられます。扉を設けたり壁内におさめたりすることで、生活感を与えない玄関収納スペースに仕上がります。

シューズクロークの扉を鏡面にして開放感を演出するのもおすすめ。家を出る前の服装チェックとしても活用できるため、使い勝手のよい玄関を実現できます。

 

壁材や床材にこだわる

ホテルライクな玄関にするには、間取りだけでなく壁や床に用いる建材にも工夫しましょう。同じ木材を使う場合でも、濃いブラウンであれば高級感のあるシックな雰囲気になり、無垢材であれば通常のものよりも重厚感が出やすいでしょう。

光沢のあるフローリングやタイルなどを用いることで、比較的容易にホテルライクな空間を演出できます。

 

奥行きを感じるデザインに

LDKへのつながりをもたせたり、玄関収納への奥行きを広く設計することで、広々とした空間を演出できます。玄関に吹き抜けスペースを設置すると、縦の空間も広く保てるためおすすめ。

奥行きを感じるデザインにすることで、広い玄関スペースを実現できるのです。

 

LDKとの一体感があるものに

玄関はLDKとのテイストをある程度統一させ、内装に一体感があるものにするとよいでしょう。玄関とLDKが直接つながるような間取りはLDKとのつながりが生まれやすいため、テイストの統一は必要不可欠です。

床材の種類を合わせるだけでも、LDKとの一体感は生まれます。玄関のみ浮かないような工夫が必要です。

 

外とのつながりをつくる

玄関付近に中庭やデッキを設置することで、外との空間を生むような間取りにするのもおすすめです。自然光を取り入れやすく、明るい空間に仕上げられます。

お出かけ前や帰宅後に思わず気分が上がるような玄関を意図的につくることで、毎日の暮らしがより豊かなものとなるでしょう。

 

まとめ

今回は、ホテルライクな玄関の実例やおしゃれな玄関のつくり方をご紹介しました!高級感や重厚感のある空間づくりは、建材選びからこだわってみるのがポイント。

ぜひ家族に合うテイストを見つけながら、楽しく家づくりをしていきましょう!