差し掛け屋根ってどんな屋根?特徴やメリット・デメリットをご紹介!

2023年3月28日

家の印象を大きく左右する屋根は、理想とするテイストに合ったものにしたいですよね。今回は、差し掛け屋根の特徴やメリット・デメリットを解説!差し掛け屋根のおしゃれな家も写真付きでご紹介します。

 

差し掛け屋根とは

差し掛け屋根とはどのような屋根を指すのでしょうか。差し掛け屋根の特徴とメリット・デメリットをご紹介します。

 

差し掛け屋根はどんな屋根?

差し掛け屋根とは、切妻屋根の片方の屋根を長く伸ばし、反対側の屋根を短くして左右で高低差を演出した屋根のこと。見た目は左右対称の切妻屋根とよく似ていますが、通常の切妻屋根よりもモダンな印象を演出できる点が特徴です。

 

差し掛け屋根のメリット

差し掛け屋根を設置するメリットは多くあります。ここでは差し掛け屋根を設置する4つのメリットについてご紹介します。

 

屋根裏部屋を設置できる

差し掛け屋根に限った話ではありませんが、屋根をずらして設置する差し掛け屋根は通常の屋根よりも屋根裏の空間を確保しやすいといわれています。屋根裏スペースを確保することで、広い収納空間を設けることが可能です。

平屋は生活空間が1つに収まるため収納空間を十分に確保するのは難しいですが、屋根裏スペースを使うことで効率的に収納空間を確保できます。これは差し掛け屋根を設置する大きなメリットといえるでしょう 。

 

採光通風を確保しやすい

差し掛け屋根は、屋根が交互になっている部分で窓を取り付けると採光通風を確保しやすいのも特徴です。屋根裏部屋に湿気がこもりにくくなるため、屋根裏部屋で収納したものを適切に保存できます。

 

風に強い

差し掛け屋根は風に強いのも大きなメリットです 。向かい合う屋根同士が支え合う構造となっているため、通常の屋根よりも風に強いといわれています。

近年は自然災害が著しく増加しており住宅の耐久性も求められる時代。差し掛け屋根であれば自然災害に強い住宅に仕上げられるでしょう。

 

太陽光パネルを設置しやすい

太陽光パネルの面積は大きくなるほど発電能力も高まるため、できるだけ一つのパネルの面積を大きくした方が良いとされています。

通常の切妻屋根と比べて差し掛け屋根であれば一方の屋根を大きく保つことができるため、切妻屋根よりも太陽光パネルの設置には向いているでしょう。

 

差し掛け屋根のデメリット

差し掛け屋根はメリットが多くある一方、やはりデメリットも。ここでは差し掛け屋根のデメリットについて解説します 。

 

雨漏りしやすい

差し掛け屋根のデメリットとして、雨漏りしやすい傾向であることが挙げられます。差し掛け屋根の場合、屋根が上下につながっている接合部から雨漏りしやすくなっています。差し掛け屋根の構造上、接合部に水が溜まりやすくなっているため、雨漏りしやすいのです。

雨漏りのトラブルを避けるために施工時に雨漏り対策をしっかりと施しておくことが大切です。

 

差し掛け屋根は雨漏りする?気を付けたいポイントとは

雨漏りしないよう気を付けるべきポイントと対処法についてご紹介します。差し掛け屋根を検討している方は、雨漏りリスクに備えた上でぜひ参考にしてみてください。

 

差し掛け屋根で雨漏りする要因

差し掛け屋根で雨漏りが発生する要因は、先ほど挙げた通り屋根が上下につながっている接合部に水がたまりやすいためです。差し掛け屋根で雨漏りを防ぐためには、この接合部に注意する必要があります。

外壁に接している差し掛け屋根の場合は、伝い雨で外壁も劣化していく可能性があるため注意しましょう。

 

差し掛け屋根で雨漏りしてしまったら?

差し掛け屋根で雨漏りを見つけてしまった場合、原因を特定することが大切です。最も可能性の高い雨漏りの原因は差し掛け屋根の接合部にありますが、経年劣化だけでなく施工不良の可能性も考えられます。また差し掛け屋根と外壁は密接な関係にあるため、雨漏りを起こしてしまった場合は屋根だけが原因ではないことも。

差し掛け屋根で雨漏りを発見した際は、差し掛け屋根のみが原因とは限りません。屋根や外壁だけでなく室内や小屋裏の状況も確認し、雨漏りの原因を突き止められるよう専門家に依頼するのがおすすめです。

 

差し掛け屋根のおしゃれな実例3選

差し掛け屋根のおしゃれな実例をご紹介します。モダンな印象に仕上げたおしゃれな差し掛け屋根となっているため、ぜひ参考にしてみてください。

 

ブルーグレーの外観がシックでおしゃれな差し掛け屋根

ブルーグレーの外観でシックに仕上げた差し掛け屋根の住宅となっています。平屋でも差し掛け屋根で高低差を付けることで、縦に広い印象を与えています。

差し掛け屋根を取り入れた家は、正面から見るとこのような雰囲気に。大きさや傾斜の確度とが違う3つの屋根が折り重なり、モダンな雰囲気を醸し出しています。

 

太陽光パネルを設置した差し掛け屋根

ブラウンの色味がクールでスタイリッシュな住宅の外観。2階建てで縦に広い空間にしつつ差し掛け屋根にすることで、外観にメリハリを与えています。外壁から伸びる軒天は薄いベージュにし、ワンポイントとしても活用していますね。

差し掛け屋根の一方には大きな太陽光パネルを設置。南側に設置することで多くの自然光を確保しています。

山に囲まれた自然豊かな場所に建っているため、太陽光パネルとの相性は抜群。方角も意識して設置することで、効率よく自然光を住宅に取り入れられます。

 

紺の色味がスタイリッシュでモダンな差し掛け屋根

ネイビーの色味がスタイリッシュな外観をご紹介します。差し掛け屋根にすることで通常の切妻屋根よりもモダンな印象を与えるほか、軒天はホワイトにして指し色に。また屋根の一部をくり抜いて採光用としてバルコニーを設置している点にも注目です。 

 

まとめ

今回は差し掛け屋根のメリットやデメリット、差し掛け屋根を導入した実例などをご紹介しました!差し掛け屋根は他の一般的な屋根と比べておしゃれな印象に仕上げられるほか、風に強く太陽光パネルを設置しやすいというメリットがあります。一方で雨漏りしやすいというデメリットもあるため、差し掛け屋根を検討する際はメリット・デメリットを見極めてどちらが良いか把握し、決めていきましょう。