パントリーってどんな種類がある?パントリーの実例もご紹介!

2023年5月10日

キッチンをすっきりとした空間に保つには、パントリーを使用するのがおすすめです。しかし、パントリーは使い勝手が悪いと結局活用できなかった…というケースもあります。

今回は、パントリーの種類や特徴、パントリーの実例をご紹介!キッチンづくりを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

パントリーにはどんな種類がある?

パントリーとは、キッチンの一角にある食材や調味料を収納するスペースのこと。最近ではリビング収納として活用したりインテリア性を重視する傾向から、パントリーの種類も多様化しています。

パントリーは「ウォークインタイプ」「ウォークスルータイプ」「壁面収納タイプ」の3種類に分けられます。それぞれの特長について解説しましょう。

 

ウォークインタイプ

ウォークインタイプのパントリーについてご紹介します。ウォークインタイプのパントリーとは、完全に1つの部屋として壁とドアで仕切られたタイプを指します。部屋全体を収納スペースとして使用できるため、収納空間を充実させることが可能です。

広々とした空間を有効活用することで、キッチン周りがすっきりとした空間に。家事の効率化にもつながります。

 

ウォークスルータイプ

ウォークスルータイプのパントリーについてご紹介します。ウォークスルータイプのパントリーとは、キッチンとダイニングを仕切る壁に収納スペースが設けられたもの。廊下のスペースを活用した空間というケースもあります。

ウォークスルータイプのパントリーは、キッチンで調理してすぐにダイニングへ運べる点がメリット。ウォークインタイプのパントリーでは出入りする度にドアを開け閉めする必要がある一方、ウォークスルータイプであればドアの開け閉めは必要ありません。

収納スペースを壁に設けることで、キッチン周りを広々とした空間にすることも。ウォークインタイプよりも収納空間は小さくなりますが、ウォークスルータイプのほうが部屋の面積を取ることもないでしょう。

 

壁面収納タイプ

壁面収納タイプのパントリーは馴染みのある方も多いのではないでしょうか。キッチンの壁面を有効活用して収納スペースを確保したもので、ウォークインやウォークスルータイプほど収納スペースに面積を割かない点がメリットです。

壁面に設置することで、目立たない場所に収納スペースを設けることも可能。インテリア性を重視する方にもおすすめです。

 

パントリーは使いやすさが命!パントリーの収納アイデア

パントリーは便利な収納空間である一方、使い勝手が良くないと結局使わないスペースとなってしまいます。調理器具や食材、ストック品などを収納できるかというと、パントリーのキャパシティによってはなかなか難しいことも多いでしょう。

使いやすさを重視した収納アイデアについてご紹介します。

 

軽いものが上段、重いものになるにつれて下段に収納する

パントリーを使用する際、基本的に軽いものは上段、重いものになるにつれて下段に収納するよう意識しましょう。パントリー内での重量を分散させることで、効率的にキッチン用品や食材などを収納できる空間に仕上がります。

重いものを下段にすることで、棚が倒れるリスクを軽減することも可能です。また使用頻度の低い家電はパントリーに収納しておくことで、キッチン全体がすっきりとしたスペースとなります。

 

ファイルケースを活用する

ファイルケースを活用した収納アイデアも取り入れてみるとよいでしょう。100均などで販売しているファイルケースを活用してパントリー内に収納することで、調味料やストック品を細かく分類して収納できます。縦に細くスリムな形状のため、幅が狭いパントリーでも活用できます。ファイルにラベルを貼ることで、中身をすぐに確認できるのも大きなメリットです。収納の効率化にもつながります。

 

蓋付きの収納ボックスでホコリをためない

パントリーを使用する際は、蓋付きの収納ボックスを用いるのがおすすめです。パントリーは使用頻度が低くなればなるほど、ホコリも溜まりがち。食器や食材などをストックしているため、なるべく衛生的な空間に仕上げたいですよね。

パントリー内の食材やストック品は、直接空気に触れるとホコリや虫が侵入してしまうリスクも。蓋付きの収納ボックスを活用することで、衛生的なパントリーに仕上がります。収納ボックスを種類別に並べることで、スペースや家事の効率化にもつながるのです。

 

おしゃれなパントリーの事例6選

おしゃれで機能的なパントリーの事例をご紹介します。

 

パントリーを壁面に収納する

キッチンの壁面にパントリーを隠すよう配置することで、パントリーに収納しているものが見えにくくなります。壁の奥にも収納スペースを設けることで、完全に壁に隠れて見えないようにしている点もポイントです。ワザありの「隠し収納」スペースがおしゃれですよね。

 

書斎も兼ねたパントリー

デスクとイスを設置し、書斎としての機能を備えたウォークインタイプのパントリーとなっています。レンガ調の壁紙でおしゃれな空間にしているほか、収納ボックスも完備!おしゃれかつ機能的な空間に仕上がっています。

パントリーの入り口はアーチ状にしているのも大きなポイントです。効率的なスペースに仕上げながらも、さりげないおしゃれさは忘れない設計に。

 

電源付きパントリーで家電を収納

パントリーにコンセントを設置すると、家電も収納できる空間に。電源付きパントリーでは使用頻度が少ない家電を置くほか、Wi-Fiルーターを設置するのもおすすめです。パントリーにWi-Fiルーターを設置することで、すっきりとしたリビングに仕上がります。

 

カーテンを設置して「隠す」収納を

パントリーにカーテンを設置することで、パントリー内に収納されているものが見えないつくりになっています。小物入れに収納できない大きなものであったり使用頻度が低いものは、カーテンで隠しておくのがおすすめです。

 

パントリーにゴミ箱を設置

パントリーにゴミ箱を設置すると、生活感を見せない空間に仕上がります。キッチンにはあえてゴミ箱を設置しないことで、すっきりとした空間を保てるのです。

 

リビング収納を兼ねたパントリー

生活感を与えないリビングにするには、リビングに置く家族共用のものを減らすことが大切。リビングに収納スペースを設置すると生活空間は削られてしまいますが、パントリー収納とリビング収納を掛け合わせることで便利な収納スペースを実現できます。

食べ物や貯蔵品などを収納するパントリー収納、リビングの物を収納するリビング収納の2種類に分けて収納空間を確保することで、効率よく収納スペースを設けられます。パントリーとリビング収納の機能を合わせることで、使い勝手のよいLDKに仕上がるでしょう。

 

まとめ

今回は、パントリー収納の効果的な使い方や実例についてご紹介しました!キッチン周りをすっきりとさせるパントリー収納は、工夫ひとつで使い勝手のよい空間に仕上がります。

パントリー設置を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!