ハンモックは室内でも使える!インテリアとして取り入れたお家もルームツアー

2023年6月18日

外で使われているイメージが強いハンモックですが、実は室内にも取り入れることが可能です。ハンモックを室内に取り入れると、お家キャンプのような非日常の雰囲気を味わえます。

ハンモックを室内に取り入れるポイントや、実際にハンモックを取り入れた住宅についてご紹介します。

 

ハンモックにはどんな種類がある?

ハンモックと一言でいっても、室内の設置に向いているものから屋外のほうが適しているものまで種類はさまざま。ハンモックの種類と特徴を解説します。

 

吊り下げ式ハンモック

ハンモックといえば、木に吊り下がっているものとイメージする方も多いのではないでしょうか。オーソドックスな吊り下げ式ハンモックとは、吊り下げるためのスタンドが付いていないもの。室内で使う際は、柱や梁などに吊り下げて使用します。

吊り下げ式ハンモックの場合、設置できる場所は限られてしまう点がデメリット。梁や柱がある場所にしか取り付けられないため、思ったより不便な場所に設置してしまった…というケースもあります。またマンションやアパートなどの集合住宅では、吊り下げ式ハンモックを用いるのは難しいでしょう。

 

自立式ハンモック

自立式ハンモックは、簡単に組み立てて使えるためおすすめです。一軒家だけでなくマンションに住む方や、賃貸物件でも使用できます。また吊り下げ式ハンモックと違って設置する場所も問わないため、容易に導入できるでしょう。

一方で自立式ハンモックのデメリットは、どうしても大きなサイズとなるため広い空間が必要になることです。リビングに設置するつもりでも、思ったよりサイズが大きかったためリビングが手狭になってしまった…というケースもあります。自立式ハンモックを選ぶ際は、設置できるスペースがあるかどうかも確認しましょう。

 

ハンモックチェア

寝転がるタイプではなく着席型のハンモックチェアは、場所を取らないためすっきりとした空間を実現できる点がメリットです。着席型となっているため通常のハンモックのように寝転がることはできませんが、省スペースでハンモックを導入できます。自立式ハンモックと同様、場所を問わずスペースに取り入れられます。

注意すべき点は、ハンモックチェアのサイズ。通常は1人用として販売されていることが多いため、2人でゆったり使いたいといった場合には不向きなこともあるでしょう。

 

室内用ハンモックはどのように選ぶ?ポイントをご紹介

室内用のハンモックは吊り下げ式・自立式・ハンモックチェアの3種類あり、材質や耐荷重なども大きく異なります。そのため、どのハンモックを選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか。

室内用ハンモックの選び方と見極めたいポイントについて解説します。

 

ハンモックの生地

ハンモックの生地は、大きく分けてメッシュタイプとクロスタイプの2種類があります。メッシュタイプはリュックの裏地などにも用いられる通気性の良い生地のこと。夏場でも涼しさを感じられる生地となっています。

 

対してクロスタイプは、通常の布地を用いたハンモックを指します。メッシュタイプよりもデザインが豊富なため、おしゃれなものが多いです。

 

耐荷重

どれくらいの重さに耐えられるかも、ハンモックを選ぶうえで押さえておきたいポイント。小さな子どもの遊び場として使用したい場合は小さな耐荷重で問題ありませんが、大人も使いたい場合はある程度余裕のある耐荷重のものにするのがよいでしょう。

 

ハンモックを使用した住宅って?事例をご紹介

ハンモックを使用したおしゃれな住宅事例をご紹介します。ハンモックの導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

リビングはハンモックが主役!?すっきりとした住宅

リビングにはテレビを置かず、プロジェクター付きのライトを設置。白い壁に投影させることで、動画配信サービスを楽しめる空間になっています。テレビを設置するとどうしてもテレビ台などが必要になるため、リビングが散らかってしまうことも。また子どもが遊んでいてテレビを倒してしまったり、テレビに傷がついた…というケースもあるでしょう。

テレビやスクリーン要らずのつくりで、すっきりとしたリビングに仕上がります。

家をすっきりと見せるためには、広々とした収納空間が欠かせません。リビングに設置している壁の裏側にストックルームを設置することで、片付きやすい広々とした空間に仕上げています。収納空間を集約させることで、便利なLDK(リビング・ダイニング・キッチン)スペースに仕上がっています。

 

リビングにうんていを設置したユニークな住宅

公園でよく見る「うんてい」をリビングに取り入れた事例です。存在感のあるブラックのうんていですが、どのような使い方があるのでしょうか。

 

ハンモックを吊り下げる道具として

うんてい からハンモックを吊るすと、ゆったりと落ち着けるリビングに仕上がります。小さな子どもが2人いるため、子ども用のブランコを設置するのも考えているとのこと。

上記のような吊り下げ型のハンモックは自立式のものより場所を取らないため、比較的手狭なリビングでも導入しやすい点が魅力です。

 

まとめ

今回は、室内でも取り入れられるハンモックの種類や特徴について解説しました!ハンモックは選ぶ種類によって、賃貸やマンション暮らしでも簡単に取り入れられます。

ぜひ家づくりの参考にしてみてくださいね。