【自然に囲まれた家】ルームツアーでご紹介!

2023年9月22日

せっかく家を建てるのであれば、都会の喧騒を離れて郊外の自然が多い地域に建てたい…という方も多いのではないでしょうか。

今回ご紹介するルームツアーのテーマは、「大自然を感じられる家」。熊本県の「阿蘇五岳」と呼ばれるダイナミックな山々を楽しめる家となっています。自然に囲まれたおしゃれな家を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

間取りはこちら

2階建てで4LDKの間取りとなっています。LDKには小上がりの和室スペースを設置。家族構成は夫婦と祖母、子どもが3人の計6人。長女はすでに成人しており、一番小さな子どもでも中学生となっています。

子どもの巣立ちも見据えた間取りづくりの工夫も併せてご紹介します。

 

汚れの目立たないおしゃれな外観&玄関

家の印象を決定づける外観は、常にきれいな見た目を維持したいですよね。黒を基調とした汚れが目立たないおしゃれな玄関をご紹介します。

 

ブラックとホワイトを織り交ぜたおしゃれな外壁素材

外壁は、ブラックとホワイトを織り交ぜた色味に。汚れが目立ちにくい色を選ぶことで、美しい外観を保つことが可能です。メンテナンスの頻度も少なく済むため、住み心地の良い家に仕上がりますね。

 

玄関には手洗いボウルを設置

玄関に入ると、ころんとした波佐見焼の手洗いボウルがお出迎え。木材をベースとした内装によくマッチしており、ナチュラルでおしゃれな空間に仕上がっています。

帰宅後すぐに手を洗える間取りとなっているため、効率の良い衛生動線も確保。清潔な家を実現できます。

 

大自然を望めるリビング

家族やお客さんを呼ぶリビングは、開放感のあるおしゃれな空間に仕上げたいものですよね。今回は熊本県にある阿蘇五岳を望める素敵なリビングについて解説します。

 

リビングには大きな掃き出し窓を設置

リビングに大きな掃き出し窓を設置し、阿蘇五岳を望める空間に。南東側に窓を取り付けることで、朝陽も夕日も楽しめる点がポイントです。

 

小上がりの和室スペースを導入

家づくり当初は和室を別室に設置する予定でしたが、リビング一体型の畳コーナーへ変更。小上がりの段差で上手に空間を切り分けています。

和室の仏間スペース下には間接照明を設置し、高級感あふれるデザインに。

 

和室にはFIX窓を設置しています。キッチンからもちょうどFIX窓を見られる設計となっており、阿蘇五岳の絶景を楽しめる点がポイントです。

 

明るい和紙畳で和モダンな空間

ホワイト×ベージュの色合いが素敵な和紙畳。家のテイストと合わせることで、和風ながらもスタイリッシュな印象に仕上げています。

 

ホワイト×くすみブルーが素敵なキッチン

子どもが小さいうちは、どうしても家の壁に落書きしたり汚してしまったりと、なかなか白を基調としたデザインにできない…という方も多いのではないでしょうか。ご紹介しているお家の家族構成では、一番小さな子どもでも中学生。小さな子どもではないため家が汚される心配はない点がメリットです。

子どもが大きくなっている家庭ならではの、ホワイトを基調としたキッチンをご紹介します。

 

くすみブルーが引き締める!キッチン台

キッチン台は白を基調としたシンプルなデザイン。キッチン下の収納はワンポイントとしてくすみブルーを取り入れ、シンプルながらもおしゃれな雰囲気に仕上げています。

 

キッチン横のパントリー兼収納

キッチン横のパントリー兼収納スペースも、コンパクトに仕上げることで生活感を与えない設計に。ただ棚に物を収納するのではなく収納ボックスを活用することで、よりすっきりとした収納スペースとなります。

 

床材の工夫が光る!水回りスペース

お風呂やトイレなどの水回りスペースはいつも清潔なものにしたいですよね。床材や、家族で選んだ壁材が素敵な水回りを解説します。

 

家族みんなで選んだトイレの壁紙

トイレの壁紙は、水玉模様の中にうさぎのシルエットを入れた遊び心のあるデザイン。家族で選んだ内装材のため、思い入れのある空間に仕上がりますね。

このように内装材を好きに選べるのも、注文住宅ならではのメリットといえるでしょう。

 

無垢材とフロアタイルを使い分ける

無垢材はナチュラルで自然な風合いに仕上がる一方、水が垂れるとそのまま水跡が残ってしまうという弱点も。この水回りスペースでは洗面台の床にはフロアタイル、廊下には無垢材を使用するといったように、床材を上手に使い分けています。ちょっとしたひと工夫で、水跡が残りにくくメンテナンスの頻度を抑えられる点がポイントです。

 

脱衣室にもフロアタイルを使用

脱衣室にもフロアタイルを使用することで、お手入れの手間を省くよう工夫しています。見た目も大理石調のようで、高級感がありますよね。

 

空間を有効活用した2階スペース

一度家を建てると、少なくとも50年以上、また1世代ではなく2世代、3世代にわたって住んでいく…というケースも多いですよね。長く住むぶん、家族構成の変化や数に対応できるよう配慮して間取りを決めることが大切です。

空間を有効活用した2階スペースについて解説していきましょう。

 

階段の踊り場を書斎スペースに

階段の踊り場にパソコンを設置し、ちょっとした書斎スペースになっています。窓からは阿蘇の大自然を楽しめるようになっており、まるで別荘のような雰囲気。階段踊り場を有効活用しており、センスの良い空間となっていますね。

 

子ども部屋をセカンドリビングとして活用

子ども部屋は引き戸で仕切られており、引き戸を開けると広々とした空間に。子どもが巣立つまでは子ども部屋に、子どもが家を出たらセカンドリビングとして使えるように工夫しています。可変性のある間取りとなっており、使い勝手のよい家となっていますね。

 

まとめ

今回は、阿蘇の自然を思い切り楽しめるお家をルームツアーでご紹介しました!子どもが巣立った後も対応できる、可変性のある間取りとなっていましたね。

窓の位置や床材ひとつでも、暮らしの便利さや毎日のワクワク感が違います。ぜひ参考にしてみてくださいね!