大家族でも快適!間取りのポイントを実例とともに解説

2023年10月21日

夢の一軒家では、家族の人数が多くても快適な間取りに仕上げたいもの。今回は、大家族7人で暮らす大家族のお家実例をルームツアーでご紹介!大家族でも暮らしやすい間取りをつくりたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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4SLDK(サービスルーム・リビング・ダイニング・キッチン)で延べ床面積47坪の大きな間取り。1階にはLDKに和紙や中2階の空間を設けることで、家族が集まるリビングでも思い思いの過ごし方ができるよう工夫しています。

大家族ならではの効果的な間取りのつくり方を見ていきましょう。

 

シックな色合いの外壁と玄関

外壁や玄関は家の「顔」ともいわれています。色味や模様などのデザイン、素材などを工夫することで、理想のテイストに仕上げられるのです。

今回は、シックな色合いの外壁と玄関についてご紹介します。

 

グレー×ブラウンで大人な雰囲気に

ごつごつとしたグレーの壁材がシックで大人な印象を与えています。玄関につながる外壁はホワイト、玄関ドアはブラウンの3色使いにすることで、センスのよいおしゃれなデザインに仕上がりますね。

 

クロスを張り替えたメリハリのあるニッチスペース

クロスを張り替え、メリハリのあるニッチスペースに仕上げた玄関。ニッチには花を飾り、玄関全体が明るく華やかな雰囲気になるよう工夫していますね。

 

帰宅後すぐに手を洗える衛生動線

玄関には手洗いスペースを設置し、衛生動線を確保。帰宅後すぐに手を洗えるため、外部からの汚れを持ち込みません。

手洗いスペースのタイルはネイビーで、汚れが目立たないシックな雰囲気に仕上げている点もポイント。手洗いボウルはグレー、水栓はブラックという色合いも個性的で珍しいですよね。

 

19畳の広々リビング

大家族が暮らすリビングは、家族一人一人がゆったりとくつろいで暮らせるスペースに仕上げたいもの。19畳で中2階が設置された広々リビングについて解説します。

 

中2階×壁掛けテレビがポイントのリビング

19畳の広々リビングには、中2階を設置。大家族でも思い思いの過ごし方ができるような工夫がなされていますね。テレビはテレビ台を設置するのではなく壁掛けタイプにすることで、テレビ台に割くスペースを削減。スタイリッシュなリビングを実現していますね。

 

吹き抜け風の中2階

中2階に窓を設置し、リビングに光を取り入れられるよう工夫しています。まるで吹き抜けのようなスペースとなっており、リビング全体が明るい雰囲気に仕上がります。

 

中2階の下スペースに収納を設置

中2階の下スペースには大容量の収納空間を設置。リビングの収納スペースも兼ねた空間になっており、リビングがすっきりと片付きますね。

中2階の下スペースを活用することで、収納空間にスペースを割かない点もポイント。大家族だからこその工夫がなされた間取りとなっています。

 

壁紙が上品な畳スペース

光沢のある模様が印象的な畳スペース。上品な壁紙がワンポイントとなっており、おしゃれな印象となっています。

小さな子どものお昼寝空間としても使える畳スペースで、使い勝手のよい空間に仕上がっていますね。

 

セカンドリビングで多種多様な使い方を

家族の来客をもてなしたり、将来的に子ども夫婦の部屋にしたり…といったように、使い勝手が広がるセカンドリビングを設けている点にもご注目。将来性を見越した空間づくりで、長く使える住宅となっていますね。

 

大家族ならではのキッチン

キッチンをつくる際に押さえておきたいポイントは、なんといっても料理のしやすさ。家族の人数やライフスタイルに合わせた設計を施すことで、おしゃれなキッチンに仕上がります。

リビングからの景観も考え抜かれたキッチンをご紹介します。

 

高い立ち上がりで手元が見えないキッチン

キッチンと対面型のキッチンにすることで、家族とのコミュニケーションをとりやすい間取りに。キッチンの立ち上がりを高くし、手元が見えないようになっています。

対面型キッチンにおけるデメリットの1つとして生活感を与えてしまうという点が挙げられますが、高い立ち上がりを設けていれば安心。手元が見えず生活感を与えないキッチンとなります。

 

冷凍庫も入るパントリー

大家族の場合は、ストック品も多くなるもの。冷凍庫も入るような広々としたパントリーを設置することで、大家族でも過ごしやすい空間を実現しています。

 

広々としたランドリースペースで使い勝手のよい洗濯動線に

洗濯動線を整えることで、毎日の家事が楽になります。ランドリースペースの一工夫について解説しましょう。

 

ベランダと直接つながるランドリースペース

ベランダと直接つながるランドリースペースで、外干しする動線をしっかりつくっています。ベランダにつながる窓は大胆に大きなものにし、まるで1つの部屋のような雰囲気に。

 

大家族におすすめ!空間を有効活用するコツ

家族の人数が多いと、なかなか人数分の部屋を確保するのは難しいですよね。また親世帯との同居など、世帯が分かれている大家族の場合はさらにプライベートな空間を維持するのが難しい…というケースもあるでしょう。

大家族におすすめの、空間を有効活用するコツについて解説します!

 

二世帯住宅に適したプライベートスペースの設け方

二世帯住宅の場合、プライベートスペースの設け方も重要。別棟に祖父母の住まいを設ける「完全分離型二世帯住宅」や、キッチンや玄関のみを共用のスペースとした「部分共有二世帯住宅」がおすすめです。

互いのプライバシーを確保し、快適な暮らしを送れるでしょう。

 

収納スペースを有効活用する工夫

大家族では、収納スペースを効果的に活用することが重要です。例えば、壁面収納やロフトを活用することで、必要なものをすっきりと収納することができます。また、引き出しや収納ボックスなどの収納グッズを上手に活用することもおすすめです。

 

子ども部屋や子ども専用スペースの設置アイデア

大家族の中で子どもたちが快適に過ごせる空間をつくることもポイント。子ども部屋や子ども専用のプレイルームを設けることで、子どもたちが自由に遊び、学ぶことができます。また、子どもたちが安全に遊ぶことができるような設計や、収納スペースを設けることも考慮しましょう。

 

まとめ

今回は、大家族におすすめの間取りのポイントと成功の秘訣を紹介しました。間取りや収納スペースを工夫することで家族の絆を深め、快適な生活を送るために重要です。ぜひ、参考にしてみてください!