【必見】近年注目されている「1.5階建て」の実例をご紹介!

2023年12月2日

近年よく耳にする「1.5階建て」。1階を居住スペース、2階を子ども部屋のみの間取りにし、子どもが家を出ても平屋として使えるような間取りの家を指します。家族の人数が変わっても問題ない、将来性のある住宅に仕上げられる点がポイントです。

今回は、そんな1.5階建てを取り入れた住宅についてご紹介します!

 

間取りはこちら

3LDKで1.5階建ての住宅。平屋と2階建て、どちらも良いところを組み合わせた暮らしやすい間取りに仕上がっています。

 

きれいを保てるおしゃれな玄関ポーチ・カーポート

家の外観や玄関ポーチなど、他者からも見える部分は常におしゃれで綺麗なつくりにしたいもの。

 

「きれい」を保てるひと工夫

カーポートに設置されている雨どいの下部分を見ると、コンクリートではなく砂利が設置されています。これは、コンクリートに雨の跡を残さないようにするため。砂利を敷くことで雨水が吸収され、きれいな状態を保てるカーポートに仕上がるのです。

 

玄関ポーチ・階段・門柱の色を変えることでメリハリを

玄関ポーチや階段の色はオレンジがかった暖色系、門柱の色はグレーの寒色系にすることで、メリハリのあるおしゃれな玄関に。ホワイトでシンプルな外壁の色に良く映える外観に仕上がっています。

ポストの奥には宅配ボックスも完備。目立たない場所に置くことで防犯性もばっちりですよね。

 

技あり!あえて柱を残した玄関

玄関は「家の顔」とも言われており、家の出入りの際に必ず通る部分。この玄関周りの使い勝手を良くすることで、住みやすい住宅に仕上げられます。

あえて柱を残し、2通りで使える広々とした玄関をご紹介します。

 

大開放のシューズクローク

玄関に入って左側のシューズクロークは、扉やカーテンを取りつけず開放的な空間に。シューズクロークと玄関土間の間に柱を設けることで、後々カーテンを設置して仕切られる空間に仕上げています。

またシューズクロークの床も土間と同じ材質になっているため、一見すると土間スペースが2倍に増えたような間取りに。土間スペースが広いと靴の着脱時にも混み合うことはないため、便利ですよね。

 

L字型のリビング&ダイニング

LDK(リビング・ダイニング・キッチン)はどのような配置にするか、迷う方も多いのではないでしょうか。L字型の配置で適度な距離感を意識したLDKについてご紹介します。

 

横動線のキッチン

キッチン台の隣にダイニングテーブルを設置し、横動線を採用した間取りに。料理を出すときやお皿を片付ける際にキッチン‐ダイニング間の距離が短くなるため家事負担を減らすことが可能です。

リビングは全体的にキッチンを中心とした間取りにすることで、L字型でも一定の距離感を保てる空間に仕上がっています。

 

パントリーは大ぶりの柄もので存在感を

パントリーは少々大ぶりな壁紙を採用し、存在感のあるデザインに。壁紙の前に何も置かれないと派手な印象になってしまいますが、壁紙の前にキッチン小物など荷物が入るため、大ぶりな柄でも違和感ない雰囲気に仕上がっています。

 

あえてテレビをキッチンと平行に置かない

テレビはキッチンと並行に置くことで、洗い物や料理をしている間もテレビを楽しめる間取りに仕上がります。しかし、今回ご紹介しているリビングではあえてキッチンと垂直にテレビを設置しています。

今回あえてテレビをキッチンと並行に置かなかったのは、リビングと寝室の壁が隣り合っているため。主寝室の壁にテレビが設置されていると、テレビの音が気になってしまう…というケースもあるでしょう。あえてテレビをキッチンと垂直に置くことで、適度な距離感を保てる空間に仕上げています。

 

リビングとデッキ、それぞれで天井の建材を合わせる

室内外で天井の建材を合わせることで一体感が生まれ、リビング全体が広くなったような印象に。視覚効果を巧みに活用することで、統一感のあるおしゃれなリビング・デッキスペースを実現できます。

 

耐久性を意識したデッキスペース

今回ご紹介している住宅では、ドッグランを兼ねたデッキスペースを完備しているのがポイント。リビングから見渡せる設計で、愛犬と楽しみながら暮らせる住宅となっています。

耐久性も意識した、広々デッキスペースをご紹介しましょう。

 

広い芝スペースが素敵なデッキ

広い芝スペースを確保したデッキ。愛犬も思いきり走り回れるような空間で、運動不足を軽減するのにも一役買っています。

 

ワンちゃん専用の扉

デッキスペースからは、愛犬が室内外を行き来できるような扉を設置。網戸の上から後付けもできる、DIYの扉となっています。

 

メンテナンスの手間を省くタイルデッキ

木製・樹脂製のウッドデッキを用いるのではなく、あえてタイルデッキを選択することでメンテナンスの手間を省くスタイルに。木製であれば5年、樹脂製であれば10年ほどが耐用年数となっていますが、タイルデッキは耐久性は高いためこまめなメンテナンスが必要なく、長持ちするのです。

 

こだわりの詰まった洗面&脱衣所スペース

洗面所や脱衣所などの水回り空間は、こだわりの詰まった自分だけの空間に仕上げたいものですよね。おしゃれさと清潔感を兼ね備えた洗面&脱衣所スペースについてご紹介します。

 

ホワイト×ネイビーの床材で清潔感を

ホワイトとネイビーの床材がおしゃれな洗面&脱衣所スペース。白を基調としたデザインにすることで、さわやかな清潔感のある空間に仕上がっていますね。

またL字型の洗面台も、混み合わないスペースとなるため見逃せないポイント。ゴミ箱につながるダストボックスも、まるでお店のようですよね。

 

まとめ

今回は、1.5階建ての住宅をご紹介しました!将来性のある間取りになっているほか、メンテナンスのしやすさなど快適な暮らしが続くような住宅となっていましたね。

快適さを保ちながらも、こだわりの詰まった素敵なお家をつくっていきましょう!

 

1.5階の住宅についてまとめた記事はこちら