エコカラットで魅せるリビング空間:よくある失敗例もしっかりご紹介!

2024年1月27日

脱臭や調湿機能のある建材「エコカラット」。デザインの種類も豊富なため、導入を検討している方も多いのではないでしょうか。

エコカラットはトイレや玄関などにおいが気になる空間で使うだけでなく、リビングにも効果的に取り入れられます。今回は、エコカラットでリビングを快適かつおしゃれにつくる!マル秘テクニックをご紹介。エコカラットを検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

エコカラットって何?リビングに最適な理由

エコカラットとは、リビング空間を調湿・脱臭機能を兼ね備えた建材を指します。性能だけでなく、バリエーション豊富なデザイン性も見逃せないポイント。豊富なカラーバリエーションやデザインパターンから選ぶことができ、自分好みのデザインやインテリアに合わせてコーディネートできるのです。

エコカラットはタイル状の形状をしているため、その特徴的なデザインがリビング空間にアクセントを与えます。一層魅力的な雰囲気を演出してくれるでしょう。

 

リビングにエコカラットを選ぶメリット

リビングにエコカラットを導入するメリットについて、解説します。

 

空気室の改善

リビングにエコカラットを選ぶメリットは、空気質の改善・デザイン性・機能性の向上です。エコカラットは特殊な素材から作られており、その表面には微細な孔(あな)があります。これにより、エコカラットは空気中の有害物質を吸収し、浄化しているのです。

そのため、リビングにエコカラットを取り入れることで、室内の空気質を改善することができます。

 

h3:高いデザイン性

エコカラットはデザイン性にも優れています。様々な色やパターンのエコカラットがあり、インテリアに合わせて組み合わせることで、リビング空間を魅力的に演出することができます。エコカラットのデザインは、シンプルでありながらも個性的。他の壁材とは一線を画すため、リビングのアクセント建材にもなりうるでしょう。

 

遮音効果も

エコカラットには遮音効果もあり、リビングでの騒音を軽減できます。家族が集まるリビングは、どうしても音が大きくなってしまいがち。小さな子どもがいる場合はなおさら、泣き声などが家じゅう響いてしまうこともありますよね。

エコカラットの遮音効果を上手に活用することで、より快適な生活空間を実現できます。

 

「直したい…」リビングにエコカラットを設置した際のよくある失敗例

上記のようにエコカラットはメリットの多い建材である一方、エコカラットの特色ならではのデメリットもあります。確認していきましょう。

 

リフォームしにくい

エコカラットの欠点として、一度取り付けたらなかなか外せないことが挙げられます。一度施工してしまうと、部屋の模様替えを気軽にできなくなるのです。

よって、頻繁に模様替えをしたい方や将来的にリフォームの予定がある方はエコカラットにしないほうが良いケースもあります。

 

傷がつきやすい

エコカラットは表面に傷がつきやすいため、家具がぶつかったりすると傷が入ってしまいます。上記でも述べた通り、家具の場所を頻繁に動かして模様替えをする方の場合は相性が悪いでしょう。

また小さな子どもがいる場合、固いおもちゃをぶつけてしまうといったリスクもあります。あらかじめ傷が目立ちにくい色や柄にしておくのも一つの手です。

 

壁掛けできない

エコカラットは材質上、画鋲を指してポスターなどを張ったり、壁掛けテレビを導入したりすることはできません。カレンダーや絵画などをリビングに貼りたい場合、エコカラットの壁ではない部分にしか設置できないため注意が必要です。

とくに最近では、テレビ台を導入せずに壁掛けテレビにしたいという方も多いのではないでしょうか。壁掛けテレビを検討している場合、テレビ裏の壁はエコカラットにしない方が良いでしょう。

 

エコカラット設置の実績がある業者に依頼する

エコカラットの施工自体は建築会社やリフォーム会社など各社が行っています。しかしエコカラット設置の実績が不十分な場合、「壁に隙間ができていて気になる」といった後悔したケースもあるのです。

エコカラットを設置する際は、依頼する業者の見極めが大切。また施工後はほったらかしといった業者ではなく、施工後のアフターメンテナンスもしっかりしている業者を選びましょう。

 

調湿効果を感じられなかった

「せっかくエコカラットを設置したが、思った以上に調湿効果を感じられなかった」というケースも多くあります。これはエコカラットの面積が調湿効果を発揮する面積よりも小さかったためです。

エコカラットの機能を発揮するには「部屋の床面積の4分の1以上に設置すること」が目安として挙げられます。この目安をクリアすることで、十分なエコカラットならではの効果を得られるのです。リビングの場合、4分の1以上をエコカラットにするにはなかなか難しい…というケースもあります。リビングにエコカラットを設置したい方は、どの程度エコカラットに場所を割けるかなども検討しながら家づくりを進めていきましょう。

 

カーテンを傷つけることも

エコカラット特有の材質から、カーテンなどの布地を傷つけてしまうこともあります。エコカラットとカーテン部分をあまり接触させないようにすることで、エコカラットの凸凹した表面の素材からカーテンを守ることが可能です。エコカラットを設置する際はカーテンの位置も考慮しましょう。

 

DIYでエコカラットを張ってみたら、斜めになっていた

DIYでエコカラットを設置した場合、タイル全体が斜めになっていた…という失敗例も。自分たちでエコカラットを設置したのは良いものの、やはり斜めになっている施工が気になり、張り替えるリフォームを業者にお願いすることになった…というケースがあるため、自分で設置するよりも施工業者に頼んだ方が確実ではあるでしょう。

 

キッチン部分に施工してしまった

キッチンともつながっているLDKの場合、キッチンのにおいがリビングにまで来ないよう、キッチンにエコカラットを設置したいという方も多いのではないでしょうか。エコカラットは、コンロ近くの壁には不向きといわれているため注意が必要です。

エコカラットをキッチンのコンロ近くに設置し、油汚れが取れなくなってしまったケースもあります。エコカラットの設置場所については施工業者からも説明はありますが、ご自身でも把握しておくのが良いでしょう。

 

まとめ

今回は、リビングにエコカラットを設置する際の注意点について解説しました。失敗例をあらかじめ知識として取り入れることで、より効率よく家づくりを進められます。

エコカラット設置を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。