ウォークインクローゼット✕棚のおしゃれな収納術10選!
この記事ではウォークインクローゼットと棚を組み合わせたおしゃれな収納術をご紹介します。
「ウォークインクロゼットをつくったのにうまく使いこなせない」
といったお悩みがある方は、この記事で使えそうなアイデアがあればぜひ取り入れてみましょう。きっとウォークインクローゼットがおしゃれで便利な空間に様変わりしますよ。
ウォークインクローゼットのタイプ
ひとことでウォークインクローゼットといっても、いくつかのタイプがあるのをご存知でしょうか。ここではウォークインクローゼットのタイプとおすすめの収納方法について解説します。
Ⅰ型
通路の片側に収納スペースがあるタイプのウォークインクローゼットです。
収納量は多くないものの、通路が確保されていてものを取り出しやすいというメリットがあります。また、スペースが限られている分、余計なものもあまり置けないので整理しやすいというのもメリットのひとつです。
Ⅱ型
Ⅱ型は通路の両側が収納スペースになっています。
収納スペースにはハンガーパイプが設置されているケースが多く、大量の洋服を収納できます。ご家族が多い方やさまざまなバリエーションのファッションを楽しみたい方におすすめです。
コの字型
ウォークインクローゼットの3面が収納スペースになっています。収納力は随一ですが、収納方法を間違えると非常に乱雑な空間になったり、ただの物置になったりするため、注意が必要です。
L型
通路の片面と突き当り部分が収納スペースになっています。収納力は大きいのですが、少し特殊な形をしている分、活用方法には工夫が必要です。特に収納スペースの角の部分がデッドスペースになっているため、どう活用するかがキモとなります。
ここではウォークインクローゼットと棚を組み合わせたおしゃれな収納術をご紹介します。「これは」と思う収納アイデアがあれば、実践してみましょう。
1.まずは断捨離から!
ウォークインクローゼットは広いといっても、スペースは有限。この機会に断舎離して、不要な物は手放して、本当に大切なものだけを残すようにしましょう。ちなみに断捨離するのは洋服だけではありません。小物やインテリア、見た目が汚くなってしまった棚などもこの際に断舎離してしまいましょう。
ものが少なければ少ないほど、ウォークインクローゼットがスッキリしておしゃれに見えますよ。
2.たたんで収納する衣類や小物も吊り下げられる
トップスやボトムス、アウター類はハンガーに掛けられるため、ウォークインクローゼットと非常に相性がよく、多くの衣類を収納できます。
一方、靴下や下着類はそのままでは吊り下げることができないため、ウォークインクローゼットとの相性はいまいちです。また、Tシャツのような薄手の服はたたんでおいたほうがより多く収納できます。
そのようなときにおすすめなのが、吊り下げ収納棚です。吊り下げ収納棚は収納棚をハンガーパイプに直接吊り下げられるため、収納しにくい衣服を収納するのに非常に便利です。
3.ハンガーパイプの下に棚を設置して無駄なくスペースを活用
ハンガーパイプの下のスペースも実は立派な収納スペースです。洋服をかけたあとの足元のスペースに棚を置けば、さらに収納力がアップします。棚にもさまざまなタイプがありますが、引出し型のような中身があまり見えないタイプのほうが洗練された印象になるのでおすすめです。
4.可動棚でわずかなスペースまで有効活用
ハンガーパイプの下に棚を設置すればスペースの有効活用ができますが、場合によってはわずかにスペースが空いているかもしれません。棚と壁の間のわずかなスペースも有効活用しましょう。そこでおすすめなのがキャスターつきの可動棚です。可動棚には細身のタイプがあり、中に書籍やちょっとした雑貨、小物を入れられます。
ただし、少しサイズを間違えるだけでもうまくおさまらないこともあり得ます。正確に寸法を測ったうえで購入を検討しましょう。
5.シルバーラック✕棚でさまざまなアイテムが収納可能に
ハンガーパイプの下に引き出し型の棚を設置するほかにも、シルバーラックを設置するのも選択肢のひとつです。引き出し型の棚だけでは、衣類に限られてしまいますが、シルバーラックを設置すれば、雑貨や小物、インテリアなどさまざまな物を収納できます。
6.ハンガーラックの上に棚を後づけ
ハンガーラック上部のすき間も板などで棚を後づけすれば、ちょっとした収納スペースに変身します。読み終わった本や説明書や契約書のような「たまにしか必要はないけど、重要なもの」を収納するのに便利です。
7.棚の中身が見えないように目隠しを
棚の中身が見えないように目隠しを入れるとおしゃれに見えます。白い台紙を入れた場合はシンプルでスッキリした見た目に、お気に入りの柄の台紙を入れるとおしゃれでワクワクする空間になりますよ。
8.棚にはラベリングを忘れずに
目隠しをすると中身が見えなくなってしまうというデメリットが生じます。そのようなときはラベリングをしておくと便利です。ラベリングをしておけば中身が一目瞭然になり、収納物を探す手間がなくなります。またあなただけでなく、パートナーやご家族が探すときや片付けるときも簡単になり、整理された空間をキープするのにも役立ちます。
9.色や形で統一感を演出
さらに、棚の色や形を工夫すれば、統一感のある空間になります。また、高さや奥行きなどを統一するだけでも、整理された満足感の高い空間ができあがりますよ。反対に高さや奥行きがバラバラだとチグハグな印象に。そのため棚や収納アイテムを購入する際は、全体をイメージしてから購入するのがおすすめです。
10.便利アイテムを駆使して、省スペースで収納力を上げる
引き出し型の棚やシルバーラックを活用することで、おしゃれに効率よく収納できますが、費用を抑えたい場合や時間がない場合などには、便利なアイテムを使用するのも収納力アップの秘訣です。棚と組み合わせて、より効率的でおしゃれなウォークインクローゼットを目指しましょう。
・スーツケース
サイズが大きく収納に困りがちなスーツケースですが、そのようなスーツケースも収納棚の代わりにすれば、便利な収納アイテムに変身します。使い方としては、スーツケースの中にオフシーズンの衣類を入れて、ハンガーラックの上部や棚の隙間に収納するだけで、大幅な収納スペースの節約になります。スーツケースの置き場に困っている方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
・収納力アップハンガー
近年さまざまなタイプのハンガーが発売されています。ハンガーの下にもう一段ハンガーを設置できる2段ハンガーや互い違いに衣類をかけられるハンガーなど機能性に優れたハンガーがその一例です。ほかにも多種多様なタイプのハンガーがあるため、一度チェックしてみましょう。
この記事では棚を活用したウォークインクローゼットのおしゃれな収納術をご紹介しました。せっかくの便利なウォークインクローゼットが散らかっていると残念な気持ちになりますよね。しかし、棚や便利アイテムをうまく使うと、スッキリとした印象の素敵なウォークインクローゼットになり、毎日のお着替えも楽しいものになるでしょう。今回ご紹介した収納術をひとつでも取り入れて、あなたなりのおしゃれなウォークインクローゼットにしてみてはいかがでしょうか。
素敵なウォークインクローゼットの実例は下記の動画でも紹介していますので、興味があればぜひご視聴ください。
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