おしゃれでかっこいい和モダンな家の特徴は？実例をご紹介！
モダン、ナチュラル、和風、シンプル…さまざまな家のデザインがある中で、最近注目されている「和モダン」デザイン。厳かな和の雰囲気にスタイリッシュさを兼ね備えたデザインとなっており、人気を集めています。
今回は、おしゃれでかっこいい和モダンな家の実例をご紹介！和モダンテイストな外観・内装にするコツを解説します。
和モダンな家の実例をご紹介
ここでは、和モダンな家の実例を4つご紹介。外観だけでなく内装にもこだわっている点がポイントです。
格式高い和風テイストにスタイリッシュさを組み合わせたおしゃれな家を解説します。
将来を見越したかっこいい和モダンの平屋
和のテイストを用いた落ち着いた家にすると、二世帯住宅で親世帯と住む場合や自分の老後を考えた際にも長く使えるデザインとなるためおすすめです。瓦風な屋根にして和風な雰囲気を醸しつつ、タイルデッキを敷くことでモダンな印象も与えています。
外壁の色はホワイトとグレーでスタイリッシュにまとめながらも、屋根の瓦や青々とした植栽が和モダンな雰囲気をとらえています。
えんじ色がかっこいい玄関
玄関に入ると、えんじ色のニッチがお出迎え。ニッチとは、壁の一部をくぼませてつくる空間を指します。お花や写真を飾れるような、ちょっとした空間に。
ホワイトの壁紙にえんじ色のデザインがよく映える、和モダンな玄関に仕上がっていますね。
格子を設置して和風×目隠し効果に
外観の一部には格子を設置し、格式高い印象を与えているのもポイント。格子は目隠し効果もあるため、防犯面にも大きなメリットがあります。
デザイン性だけでなく機能性にも優れた家に仕上がっていますね。
ホワイト×グリーンの配色が雅な平屋
「へ」の字型の切妻屋根は、昔ながらの日本の家をイメージさせます。紺色の大きな切妻屋根に淡いグリーンの外観デザインを組み合わせることで、スタイリッシュな和モダンテイストに。
また、玄関に向かって左側にはホワイトの外観にして切り替えたデザインにしているのもポイント。デザイン性も高い家になっています。
畳がモダンなかっこいい和室
畳は縁のない正方形の畳にすることで、モダンな印象に。メンテナンスのしやすさという観点から、イ草が使われた伝統的な畳ではなく和紙・樹脂製の畳を用いる方も多くなっています。
畳の色味や縁のあるなしでも、厳かな雰囲気の和風テイストとなるか、スタイリッシュな和モダンテイストとなるかは異なります。自分の好みに合わせて和室のつくり方も工夫してみましょう。
大胆に格子を使った和モダンな平屋
玄関アプローチを大胆に格子にした平屋。ダークブラウンの屋根が和の雰囲気をさらに強調しています。
玄関に入ると坪庭がお出迎え
玄関に入ると、雅な坪庭がお出迎え。坪庭とは、建物に囲まれた小さな中庭のこと。庭に割くスペースが小さい場合でも、手軽に取り入れられる点がメリットです。
坪庭を設置して家の中から緑を楽しめるようにするほか、自然光も多く取り入れられるようになっています。
大きな掃き出し窓がかっこいいリビング
リビングには大きな掃き出し窓を設置し、玄関の土間スペースとリビングが直接つながる間取りになっています。
LDK（リビング・ダイニング・キッチン）はダークブラウンの色味で統一しており、かっこいい和モダンな雰囲気を演出。高級感も与えられるようなデザインになっています。
梁をむき出しにすることでさらにおしゃれな雰囲気に。青を基調としたダウンライトがよりシックな印象を与えています。
ブルーグレーと木材の組み合わせが素敵な2階建ての家。シックな色合いと和を連想させる木材が掛け合わさり、おしゃれな和モダンテイストに仕上がっています。
玄関付近には丸窓を設置しておしゃれに魅せているのもポイント。外観のアクセントとなっています。
玄関から見えた丸窓は、和室スペースに用いられています。縁を施した伝統的な純和風の畳にモダンな丸窓の組み合わせがおしゃれですよね。
おしゃれでかっこいい和モダンな家にするには、いくつかのポイントを押さえておくことが大切です。和モダンな家の外観のつくり方をご紹介します。
外壁の色や素材
外壁には木材をワンポイントで取り入れると、和モダンな印象に仕上がります。庭の植栽に自然とつながるようなデザインにすることで、統一感と高級感のある外観になります。
外壁の色は落ち着いた色味にするのがおすすめ。ブルーグレーやダークブラウン、くすみ色などといった高級感のある色がマッチしやすいでしょう。
屋根の形
屋根の形は、和風な雰囲気に寄せるのであれば切妻屋根や寄棟屋根、モダンな雰囲気に寄せるのであれば片流れ屋根がおすすめです。それぞれの屋根タイプについて簡単にご紹介します。
切妻屋根
切妻屋根とは、日本の木造住宅で広く使われている屋根のタイプです。本を「へ」の字に開いたような形で、建物の両側に均等に長さを持たせる屋根になります。
伝統的な日本の家でも採用されている切妻屋根は、瓦風の材料を使うことで純和風な雰囲気に仕上がります。
寄棟屋根
寄棟屋根とは、四方向に流れを持たせた屋根のタイプを指します。切妻屋根と比べて屋根の高さを抑えられる点がポイント。高級感を演出できます。
片流れ屋根
片流れ屋根とは、一方向に流れる屋根を指します。モダンでおしゃれな印象を与えるため、外壁を和風テイストに仕上げることで和モダンな雰囲気に仕上がるでしょう。
引き戸や格子でさらに和モダンに
和モダンテイストにするには、引き戸にしたり格子を取り付けたりするのもおすすめです。外構や玄関アプローチの雰囲気とも合わせてこれらのパーツを考えるとよいでしょう。
和モダンな家の内装にはどのような特徴がある？
和モダンでかっこいい、高級感のある内装とはどのようなものなのでしょうか。おしゃれな内装づくりのポイントをご紹介します。
壁紙の色
壁紙の色は、内装の雰囲気を決める重要な要素。グレーやブラウンなどのダークカラーであれば、大人な雰囲気を与える落ち着いた雰囲気に。対してホワイトやアイボリーなどの明るいカラーであれば、爽やかな雰囲気を与えます。
リビングに小上がりの和室を設ける場合は畳と相性のよい壁紙を選ぶとよいでしょう。
梁を使ったデザイン
床や屋根などを支える梁はむき出しに設置すると、おしゃれな和モダンテイストに。天井を高くして大胆に梁を設置することで、高級感も演出できます。
無垢材や漆喰など、材料にもこだわる
無垢材などの自然素材を床に使用したり壁紙には漆喰を用いるなど、材料にこだわるのもおすすめ。温かみのある雰囲気に仕上がります。
まとめ
今回は、おしゃれでかっこいい和モダンな家の実例とポイントをご紹介しました。高いデザイン性だけでなく、引き戸や格子で機能性も高められる和モダンテイストの家。
実例を参考に、理想のデザインや間取りをつくっていきましょう！
かっこいいモダンな住宅の特徴が知りたい方はこちらも！
