【プロ監修】ビルトインガレージって実際どう?メリット・デメリットを解説!

2022年12月8日

「愛車を眺めて毎日を過ごしたい!」とビルトインガレージのある家にあこがれる方も多いのではないでしょうか。せっかく家を建てるのであれば、自分の希望を叶えられる場所にしたいですよね。

今回は、ビルトインガレージの物件を専門に扱う【東京ガレージ】(運営:ART&TECHNOLOGY合同会社)の方にインタビュー!ビルトインガレージの特徴や設計上の注意点、坪数別のおすすめな間取りなどを、プロの目線から語っていただきました。

 

お話を伺った方

ART&TECHNOLOGY合同会社 代表

山本訓也さん

資格:1級建築士/1級建築施工管理技士/宅地建物取引士/FP2級技能士

 

東京ガレージ事業部

安田淳一郎さん

ビルトインガレージとは?

ビルトインガレージとはどのような空間を指すのでしょうか。ビルトインガレージの概要についてご紹介します。

 

車両を屋内保管でき、住まいと一体になっている空間のこと

ービルトインガレージとはどのような空間ですか?

当社では「シャッターなどでガレージが区切られている、住まいと一体になった車庫」と定義付けています。街中などで自動車の頭が出ていたり、シャッターがついていないものもありますが、そういった空間は当社の定義ですとビルトインガレージとはなりません。

あくまで車両を屋内保管できる空間であることがビルトインガレージの条件としています。

 

ビルトインガレージを設置するメリット

ビルトインガレージを住宅に導入するメリットにはどのようなことが挙げられるのでしょうか。

 

車の保管環境が向上

ービルトインガレージを導入するメリットは何が挙げられますか?

いちばん大きなメリットは、車両の保管環境が向上することです。屋内で保管できるため雨風の影響を受けないことに加え、防犯・セキュリティ面も安心できます。

 

ー防犯面というと、車両へのいたずらなどでしょうか?

そうですね。車両へのいたずらをはじめ、バイクの盗難被害を防ぐためなどといった防犯面でビルトインガレージは効果的です。バイクは自動車と比べて簡単に盗難されてしまうため、家の外に保管するのは怖いという方も多くいらっしゃいます。

シャッター内に保管することで、防犯面ではかなり安心できるでしょう。

 

愛車を眺めて生活できる

ーそのほかビルトインガレージのメリットはありますか?

愛車を整備したり、鑑賞するといった趣味のスペースとしても使えることです。住まいの一部として愛車を眺められるため、自動車やバイクが好きな方にとってはかなり充実した空間となるでしょう。

 

ビルトインガレージを設置するデメリットや注意点

ビルトインガレージを設置することで、雨風の影響を受けずに防犯面でも安心できることがわかりました。

ビルトインガレージを設置するデメリットや注意点も確認していきましょう。

 

部屋数を確保したい方には不向きな場合も

ービルトインガレージを設置するデメリットはありますか?

部屋数が限られてしまうことです。限られた敷地の場合、ひと部屋をガレージとして使うか居住スペースとして使うかは熟考する必要があります。

ガレージはどれだけ小さく設計したとしても3m×6m以上の空間を要するため、主寝室ほどのスペースがとられてしまいます。希望の部屋数とガレージに使える空間を照らし合わせながら考えることが大切です。

 

設計を間違えると使いにくくなる

ーなるほど。ビルトインガレージを設置する際の注意点はありますか?

スペースを狭めすぎると使い勝手の悪いガレージになってしまうため注意が必要です。

一般的な住宅では、お客さまの要望を詰め込むとどうしても最小の寸法を狙いたくなるため、「寝室のベッドは〇cmなので寝室の空間も△cm削れる…」といったように、できるだけ省スペースで部屋数を増やせるように設計します。

このように通常の居住スペースを設計する際は、最小の寸法を狙ってできるだけほかのスペースを確保することが大切である一方、ガレージの場合はおすすめできません。

自動車が入るギリギリの大きさでガレージをつくってしまうと、ガレージに自動車を入れづらかったり、扉を開けるとガレージの壁にぶつかってしまうなどといったケースが考えられるためです。

 

ー家づくりの段階から、暮らし方を見越しておくことが大切なのですね!

そうですね。車を日常的に使う方であれば、ビルトインガレージは毎日使うもの。ストレスなく使えるよう間取りを考えることが大切です。