あなたはどんな内装にする?場所別!おしゃれな家の内装8選
せっかく家を建てるなら、こだわりを詰め込んだおしゃれな内装にしたいですよね。今回は内装材の特徴や選び方、おしゃれな内装の実例を玄関・リビング・キッチンに分けてご紹介!ぜひ家づくりの参考にしてみてください。
家の内装材と選び方
家の内装材にはさまざまな種類があります。ここでは、内装材の種類と選び方をご紹介します。
床材
家の床材には、木材を原料としたフローリングやクッション性のあるクッションフロア、タイル状のフロアタイルなどがあります。
フローリングは掃除がしやすい分、冬場は足元が冷えやすいというデメリットもあります。クッションフロアは比較的安価に手に入るというメリットがある一方、傷がつきやすいというデメリットも。
床材の特徴を押さえながら、建てたいテイストと合うものを探すとよいでしょう。
壁材
家の壁材は、布や紙でつくられたクロスをはじめ、陶磁器や木でできたタイル、漆喰の塗り壁などさまざまな種類があります。壁材は床材とインテリアの色に合わせて選ぶほか、質感にも注目しましょう。
塗り壁であれば味のある色ムラを出すことができ、クロスであれば色や柄のバリエーションが豊富です。自分が望むテイストに合ったものを選ぶようにしましょう。
天井材
天井材はクロスや木、漆喰といった種類があります。天井材選びで大切なのは、色の選び方。一般的には床、壁、天井の順番で明るい色にしていくと、バランスの取れた空間になるといわれています。
白などといった明るい色は天井を高く見せ、黒やグレーなどの暗い色は落ち着いた印象に仕上がります。
【玄関編】収納・土間ともに広くスペースを確保すると〇
玄関づくりで大切なことは、土間スペースを広く見せること。土間スペースが広くなると、靴の着脱が容易なだけでなくアウトドア用品やベビー用品などを簡単に収納できますよね。
今回は、収納や土間スペースを充実させた玄関の実例をご紹介します。
バイクを眺められる広々土間スペース
玄関とリビングを直接つなげたモダンな玄関。玄関の扉は一面スケルトンにし、土間スペース全体が見えるようになっています。バイクをそのまま土間スペースに収納できるようにすることで、愛車をリビングから見守れる間取りに。バイク好きにはたまらないつくりですよね。
また玄関とリビングをつなぐドアはスケルトンにすることで、まるでショールームのような空間に。ナチュラルな木質の床材とのギャップがクールな玄関に仕上がっています。
玄関ドア付近には手洗い場を設け、愛車を整備した後もすぐに手を洗えるように工夫しています。帰宅後手を洗ってからリビングに入るという衛生動線も確保されている点がポイントです。
玄関の土間スペースにはあえてシューズクロークを設けないことで、広々とした土間スペースを確保しています。あえて玄関に吹き抜けスペースを設置すると、開放感のある玄関に仕上がるためおすすめです。
玄関づくりのコツ
玄関は土間スペースを広く確保することで、開放感あふれる空間を実現できます。また広い収納スペースや手洗い場を設置することで、おしゃれだけでなく使い勝手のよい玄関に。
ぜひ玄関づくりの参考にしてみてくださいね!
【リビング編】思い思いの過ごし方ができる設計にすると〇
家族が集まるリビングは、おしゃれな内装にしたいもの。おしゃれなリビングの実例をご紹介します!
子どもの成長とともに使い方が変化するリビング
白を基調としたさわやかな内装のリビング。木材のダイニングテーブルを設置し、ナチュラルな雰囲気に仕上がっています。
リビングに子ども部屋を併設することで、過ごし方が広がる空間を実現。子ども部屋の扉を開けるとリビングの空間が広がり、扉を閉めると子どものプライバシーを確保できるという間取りになっています。
子どもが巣立って部屋が不要になれば、扉を開いたままにしてリビングの面積を広げることで対応が可能です。子どもの成長に合わせて間取りが変化するリビングで、住み心地のよい環境が持続します。
寝ころべるヌックスペースがあるリビング
ネイビーのキッチンタイルが目を引くLDK(リビング・ダイニング・キッチン)。電球型のペンダントライトとマッチして、カフェ風で落ち着いた雰囲気に仕上がっています。
リビング奥にはこぢんまりとした隠れ家のようなヌックスペースを設置。足を伸ばして寝ころべる空間となっています。
リビング内でもソファに座ってテレビを見たり寝転んで漫画を読むなど、過ごし方が限定されないリビングを実現しています。
ニッチスペースはブルーグリーンの壁紙にし、落ち着ける環境に。ネイビーを基調とした建具との相性もばっちりですよね。
リビングづくりのコツ
リビングは家族が集まる場所となるため、思い思いの過ごし方ができる空間にするとよいでしょう。また建具や家具、壁紙などといった内装の色も統一してリビングをつくることで、テイストが散らからないおしゃれなリビングを実現できます。
【キッチン編】家事動線を意識すると使い勝手の良い空間に
毎日使うキッチンは、おしゃれさだけでなく家事動線も意識することで使い勝手のよい空間を実現できます。機能面も優れたキッチンづくりをご紹介します。
キッチンに壁と扉を設け、独立したキッチンルームをつくっています。キッチンを独立させることで料理などの家事に集中できるほか、来客の際に生活感を与えない点も特徴です。
内装はドライフラワーを散りばめ、ナチュラルな印象に。白を基調としたシンプルな壁紙によく映えますね。
淡いブルーグレーのキッチンタイルで、ナチュラルな印象に仕上げたキッチン。壁付けキッチンにすることで、集中できる空間となっています。
キッチンルームの壁にはデコ窓を設置し、リビングとのつながりも意識。完全に仕切っているわけではないため、適度に家族とコミュニケーションがとれる間取りになっています。
キッチンとダイニングテーブルをつなげることで、横動線を確保。料理を出したりお皿を片づけたりする際、テーブルに回り込むことなく家事を済ませられるため効率的な家事動線に仕上がっています。
キッチンの照明は電球型のペンダントライトで、ナチュラルモダンな印象に。キッチン周りの建具やカップボードを木材にすることで、落ち着いた空間に仕上がっています。
家電も内装のテイストに合わせたものを配置するとおしゃれさがプラスされます。汎用性の高いものや飾りたいものを順位付けし、カップボードの上に飾ってみるのもおすすめです。
キッチンづくりのコツ
キッチンをつくる際は家事動線を工夫するほか、壁材や照明をマッチさせることでおしゃれなキッチンに仕上がります。家電の位置なども考えながらキッチンづくりを進めるとよいでしょう。
まとめ
今回は、おしゃれな家の内装や間取りのポイントをご紹介しました!壁材や床材それぞれの特徴や、玄関やリビングなど場所ごとの効率的な間取りを押さえ、おしゃれな家をつくっていきましょう!
注文住宅の内装の決め方をもっとくわしく知りたい方はこちら