自宅にトレーニングルームを作るときのメリット・デメリットを解説

2023年4月13日

「トレーニングルームが自宅にあれば、ジムに行かずにいつでも筋トレができるのに」

そう考えたことはありませんか?この記事ではそんな方に自宅にトレーニングルームを作るメリットやデメリットを解説します。また、自宅にトレーニングルームをつくる際のポイントも解説するので参考にしてみてください。

 

自宅にトレーニングルームを作るメリット

ここでは自宅にトレーニングルームを設置するメリットを解説します。

 

いつでも自分の好きなペースで筋トレができる

自宅にトレーニングルームがあれば、ジムに行かずいつでも筋トレができるようになります。また、ジムでは人気のマシンが他の人に使用されていて順番待ちになる場合があります。仕事終わりや土日祝日のような人が多い時間だとなおさらです。待っている間に帰宅時間が遅くなってしまうことも。順番を気にせず好きなタイミングで筋トレができるのは、自宅にトレーニングルームがある方の特権ですね。

 

最終的にジムより安くなる

自宅にトレーニングルームを作れば、ジムの会員になるよりも大幅に安価で筋トレができるようになります。一般的なトレーニングジムで月額5,000〜1万円、パーソナルトレーニングジムは月額10万円以上が相場です。

マシンを買わず、ダンベルやトレーニングベンチ、ヨガマットを購入する程度なら5万円以下で買い揃えられます。パワーラックやハーフラックであれば、15~100万円とかなり高額です。しかし、パワーラックやハーフラックは大事に使えば、一生使えます。仮に30万円のものを購入したとしても、長期的に継続できればトレーニングジムの月額費用よりも安くなります。

 

荷物も移動も不要

トレーニングジムに通っても足が遠のいてしまう原因の多くは、時間が取れなくなってしまうことです。荷物の準備や往復の移動時間だけで1時間以上時間が取られることも多いのではないでしょうか。

トレーニングウェアやシューズ、着替え、タオル、プロテインなどの準備の時間に、ジムまでの移動時間。これらすべてにかかる時間を、自宅のトレーニングルームなら節約できます。真夏や真冬の移動の億劫さもなくなるのも大きなメリットです。忘れ物をする心配もありません。

 

人目を気にしなくてよい

トレーニングジムに通っていると、周囲の経験者の肉体と自分の未完成の肉体を比べてしまい、周りの目を気にしてしまうという方が多いのではないでしょうか。また、露出の多いトレーニングウェアを着る場合も抵抗を感じる方もいるでしょう。

自宅のトレーニングルームなら好きな格好で、人目を気にせず、トレーニングに集中できます。音楽を聴くのが好きな方は大音量で音楽を流しながら、トレーニングができるのもうれしいところです。

 

自宅にトレーニングルームを作るデメリット

ここでは自宅にトレーニングルームを作るデメリットを解説します。

 

初期費用が高額になりがち

自宅にトレーニングルームを作る場合、本格的な筋トレ器具を揃えるほど初期費用は高額になってしまいます。場合によっては100万円以上かかることも。

特に初心者の場合は継続できるかもわからないので、まずはダンベルや腹筋ローラーなどに限定して、初期費用を抑えるのをおすすめします。

 

部屋が一室なくなる

トレーニングルームを作ると、当然ですが一室はトレーニング専用の部屋になってしまいます。必ず家族に了承を得るようにしましょう。

また、将来のライフスタイルなども考慮しておく必要があります。「こだわり抜いたトレーニングルームが子ども部屋や物置になってしまった」なんてことにならないようにしたいですね。

 

騒音リスク

見落とされがちですが、トレーニングに物音はつきものです。動作による物音のほかにも、器具を置くときにも意外と気になるもの。特にアパートやマンションの場合は近所迷惑にならないような配慮が必要です。

 

モチベーションを保ちにくい

モチベーションの保ちにくさは、最大のデメリットかもしれません。高額の筋トレ器具を購入しても、「いつでもできるから」と思って筋トレをしなくなってしまうケースも。そうなると、せっかくのトレーニングルームが、ただの物置になってしまう恐れがあります。

トレーニングジムのように強制力があるほうが向いているのか、それとも自宅でいつでも筋トレできる環境のほうが継続できるのか、自身の性格や環境を考慮してよく考えてみましょう。

 

自宅にトレーニングルームをつくるときのポイント

ここでは自宅にトレーニングルームを作るときのポイントを解説します。

 

部屋のサイズを測る

パワーラックやバーベルといった筋トレ器具は思った以上に場所をとります。購入前に必ず部屋の広さがトレーニングルームに適しているのかを確認しましょう。特にパワーラックの場合は高さも必要になるため、必ず測りましょう。

 

床の補強

床を補強する目的は2つあります。
①騒音対策
②床のキズ防止
騒音や床のキズを気にしながらだと、トレーニングに集中できないかもしれません。安心して行うためにも、床の補強は必須です。

おすすめはヨガマットのようなラバーマットです。ラバーマットなら騒音もキズも防いでくれるので一石二鳥。ただし、薄いものだと効果が弱いので、10mm以上の厚手のものを設置しておくと安心です。よりしっかりと補強したいなら、コンパネやベニヤ板もあるとなおいいですね。

 

自宅のトレーニングルームに置きたい筋トレ器具5選

最後に自宅のトレーニングルームにおすすめの筋トレ器具を5つ厳選してご紹介します。筋トレ器具が揃えば、あなたも自宅トレーニーの仲間入りです!

 

①ダンベル・バーベル

筋トレ器具といえばダンベル。おすすめは重りの重さを変えられる可変式のタイプです。
さらにバーベルがあればトレーニングメニューの幅も広がります。

 

②トレーニングベンチ

ダンベルと一緒に購入したいのがトレーニングベンチ。トレーニングベンチがあれば、トレーニングの幅が広がるだけでなく、効果も高まります。

トレーニングベンチにはフラットベンチと角度を変えられる3WEYベンチがあります。3WEYベンチが圧倒的におすすめです。ベンチの角度を変えることで、トレーニングの刺激を与える場所が変わってきます。全身をまんべんなく鍛えたいなら3WEYベンチを購入しましょう。

 

③腹筋ローラー

「筋トレをするなら腹筋を割りたい」と考える方が多いのではないでしょうか。そんなときの筋トレ器具といえば腹筋ローラーです。腹筋ローラーなら強い負荷をかけられるので、腹筋を割りたい方にはぴったりの筋トレ器具でしょう。

 

④ヨガマット

本来は女性に人気のヨガをするときに使われるヨガマット。しかし、筋トレでも騒音対策や床のキズ対策になる必須アイテムです。他にも腕立て伏せやスクワットのような自重トレーニングをする際にもマットを使ったほうが音を気にせずできるのでおすすめです。

 

⑤パワーラックorハーフラック

「自宅にトレーニングルームを作るなら、本格的なマシンがほしい」

そんな方にはパワーラックやハーフラックがおすすめ。パワーラックやハーフラックがあれば、安全性も高くなり本格的なウェイトトレーニングが可能になります。その分、かなり高額になってしまいますが、一生涯自宅で筋トレを続けるなら、それだけの価値があるでしょう。

 

自宅トレーニングルームで筋トレスペースを確保!

ここでは実際に自宅にトレーニングルームを作る予定の事例をご紹介します。

 

DIYで筋トレ器具の整理

筋トレが趣味の方は自宅にトレーニングルームを作るのが夢ではないでしょうか。こちらの家ではDIYを活用して、おしゃれな筋トレスペースを作る構想が練られています。

筋トレ器具にはさまざまな種類のものがあり、ダンベルやバーベル、腹筋ローラー、ダンベルプレート、バランスボールなど多岐にわたります。

筋トレにハマればハマるほどいろんな器具がほしくなることでしょう。しかし、そうなると筋トレ器具が多すぎて足の踏み場に困るなんてことも。

そんなときはDIYを検討してみましょう。トレーニングルームの壁面に下地を仕込んでおけば、筋トレ器具置き場を作ることもできます。

万が一、筋トレをしなくなっても本棚にもできて、書斎代わりにもなりますね。

 

自宅にトレーニングルームを作って好きなときに好きなだけ筋トレしよう!

この記事では自宅にトレーニングルームを作るメリットやデメリット、ポイントを解説しました。自宅にトレーニングルームがあれば、初期費用はかかるものの、最終的に金銭的にも時間的にも大きな節約になります。なにより自宅にトレーニングルームがあるなんて夢がありますよね。筋トレが趣味の方はぜひトレーニングルームの設置を検討してみませんか。