【孫が喜ぶ平屋】ポイントを解説!

2023年6月21日

家づくりでは家族が過ごしやすい間取りや動線にするのはもちろん、頻繁に家族が遊びに来る場合は過ごしやすい来客動線もつくっておくことが大切です。

今回は、孫が喜ぶ設計・間取りに仕上げた平屋住宅をご紹介。プライバシーの確保だけでなく、「小さな子どもはどんな間取りであれば喜ぶか?」という問いを起点に考えられた遊び心あふれる間取りに仕上がっています。

孫が喜ぶ仕掛けを詰め込んだ平屋住宅について解説します。

 

間取りはこちら

3LDKの平屋住宅です。LDK(リビング・ダイニング・キッチン)には中2階の畳スペースを設置し、思い思いの過ごし方ができる設計になっています。

今回ご紹介する住宅を建てたのは、成人して家庭を持っている子どもを持つ親世代のご夫婦。ご夫婦の子ども世帯がよく遊びに来るため、「孫が喜ぶ仕掛け」を多く詰め込んだ平屋となっています。

 

ベビーカーも置けるシューズクローク

最近はやりのシューズクロークは、玄関に広い収納空間を設置できるため部屋全体がすっきりとした空間になる点が魅力です。シューズクロークはただ靴を置く空間にするのではなく、ひと工夫加えることで使い勝手の良いスペースに仕上がります。

おしゃれで機能的なシューズクロークをご紹介しましょう。

 

ベビーカー用スペースを設置したシューズクローク

白を基調とした爽やかな印象のシューズクロークです。靴を置く棚の奥に空間を設けることで、ベビーカーや車いすなども置ける場所に仕上がっています。

意外と忘れがちな窓も、衛生的で快適なシューズクロークをつくる際に欠かせない要素です。適度な換気でにおいがこもらず、衛生的なシューズクロークに仕上がります。

 

玄関直結!子ども世帯の寝室

玄関から入って左側には、子ども世帯の寝室を設置しています。家族が集まるLDKスペースを割けて自室に行けるため、プライバシーを確保しているのも大きなポイントです。子ども世帯や孫が自然と「帰ってきたい」と思えるような、付かず離れずの間取りとなっていますね。

 

大きなウッドデッキで外の景色を眺めるリビング

家族が集まるリビングは、開放的な空間にすることで過ごしやすいスペースに仕上がります。約22帖の広々としたリビングをご紹介します。

 

大きな掃き出し窓で開放的に

リビングには大きなウッドデッキと約2mの掃き出し窓を設置しています。子ども世帯や孫が外で遊んでいるのを眺められる空間に仕上がっています。

掃き出し窓を広く確保することで、自然光が多く差し込む明るい空間を実現しているのも大きなポイントです。デッキスペースを眺めながらゆったりとした時間を過ごせるでしょう。

 

リビングにのみ勾配天井を設置してメリハリのある空間に

リビングにのみ勾配天井を設置し、開放感を演出しています。ダイニングスペースとのメリハリも生まれ、おしゃれな空間に仕上がっていますね。

 

使い勝手バッチリ!眺めがバッチリな中2階スペース

せっかくリビングに中2階を設置するなら、眺めもよいものにしたいですよね。中2階からの眺望が良いほか、使い勝手が広がるスペースをご紹介します。

 

眺望の良い中2階+高天井がおしゃれ

階段を5段以上設置した中2階スペース。高天井と掛け合わせることで、開放感のある広々とした空間に仕上げています。中2階を設置する際、どのような高さにすべきか…と悩む方も多いのですが、傾斜のある中2階はメリハリの付いた空間に仕上がるためおすすめです。

 

キッズスペースとしても、書斎としても使える

中2階は畳スペースにすることで、足を伸ばせる空間に。孫が遊びに来た際はキッズスペースとして、普段使う際は書斎として使えるため、用途が限られない便利なスペースを実現しています。

中2階にはカウンターや手元を照らすライトを設置。さりげなく便利なポイントの1つですよね。

 

中2階の下部分は蔵収納に

中2階の下部分は蔵収納にしているのも見逃せないポイント。ちょっとした秘密基地や隠れ家のような雰囲気となっており、子どもの興味を引くこと間違いなし。孫が喜ぶ仕掛けを多く施した中2階スペースとなっています。

 

ちょっとした「便利」を実現したキッチン

キッチンは料理をする際に欠かせない場所であり、便利な動線・設計にしたいと考える方も多いのではないでしょうか。効率の良い便利なキッチンにするには、ちょっとした便利さを追及することが大切です。

おしゃれながらも優れた動線設計が魅力のキッチンをご紹介します。

 

回遊性のあるキッチン

キッチンは回遊性のあるものにすることで、キッチン周りをくるくると回れる動線に仕上げています。対面キッチンからは、リビングも外のウッドデッキもどちらも眺められる設計に。家族の様子を見ながら料理ができるのは大きなメリットですよね。

 

パントリーは可動棚で使い勝手よく

パントリーは可動棚にすることで、使い勝手のよいキッチン収納に。高さがある物でも、棚の幅を変更することでいろいろな物を収納できます。

 

カウンターを設置した使い勝手のよい空間

キッチン付近にはカウンターを設置しています。レシピを確認したり購入したものを整理したり、料理の合間にカウンターでお茶を飲んだり…といったように、使い勝手のよい便利な空間に仕上がっています。

 

まとめ

今回は、孫が喜ぶ仕掛けを詰め込んだ平屋住宅についてご紹介しました!中2階×高天井のリビングがおしゃれな間取りに仕上がっていましたね。

家づくりは住む人だけでなく、家に遊びに来る来客の動線もつくっておくことでより過ごしやすい空間に仕上がります。ぜひ家づくりの参考にしてみてくださいね!