
自宅にジムを作る | 魅力や作るときのチェックポイント5つを解説
「自宅にジムを作りたいけど、失敗したくない」
このようにお考えではないでしょうか?
健康な暮らしやダイエットのためにジムは効果的ですが、長期間トレーニングを継続するのは難しいのが事実です。そのような中、自宅にジムを作る人が増えているのをご存じでしょうか。
この記事では、自宅にジムを作る魅力や自宅ジム(ホームジム)を作るのにおすすめのスペース、作るときのチェックポイント5つについて解説します。
自宅にジムを作ることで、トレーニングが続けやすくなるかもしれません。ぜひ最後まで読んでみてください。
自宅ジムの魅力3つ
トレーニングのための器具や専用スペースがあるジムですが、自宅に作った場合の魅力を3つご紹介します。
1.好きなタイミングでトレーニングできる
まず、好きなタイミングでトレーニングが行えます。
ジムは、店休日やメンテナンス日に使用できないことや、プランによって利用できる時間が限られることがあります。これに対し、自宅にジムを作ると昼夜問わず好きな時間にトレーニングが可能です。
また、ジムではトレーニング器具をほかの利用者も使用します。ときには使いたい器具が先に使われていて、順番待ちをすることもあるでしょう。自分が器具を使う際も、次の利用者のことを考えて長時間の使用は避けなければなりません。しかし、自宅に作ったジムであれば好きなだけ使えるため、待ち時間によるストレスはかかりません。
このように、トレーニングしたいときに好きなだけ行えることが、自宅ジムの魅力の1つです。
2.ジムに通う時間が必要ない
自宅にジムを作れば、ジムに通う時間が必要なくなります。これはトレーニングを継続するために重要です。
たとえば、仕事が終わって帰宅した後や休みの日にジムに行こうと考える際に、わざわざ外出してジムに行くよりも、自宅に作ったジムでトレーニングするほうが続けやすいでしょう。
このように、自宅にジムを設けることで行き帰りの手間が減り、結果的にトレーニングの継続にもつながることが魅力といえます。
3.周囲の目を気にしなくてよい
周囲の目を気にしなくてよいことも、自宅ジムの魅力です。
ジムを利用する際、ほかの利用者やスタッフの目が気になる方も多くいらっしゃるでしょう。特にトレーニング初心者やジムに通いはじめたばかりの方は、緊張感や恥ずかしさで集中できず、トレーニングが続かないことも考えられます。
そのような場合には、周りの目を気にしなくて済む自宅ジムがおすすめです。
自宅ジムにおすすめのスペース3選
魅力が多い自宅ジムは、家のどのスペースに作るとよいのでしょうか。ここでは3か所ご紹介します。
1.土間スペース
まずは「土間スペース」です。床を敷いていない土間なら、トレーニング器具の重さにも耐えられるでしょう。また、床のようにへこみや傷が付きにくいことも、土間をおすすめする理由の1つです。
ただし、土間は器具を置く際などに大きな音が生じやすいため、土間の上からマットを敷くなどの対策が必要です。これにより、土間が傷つくことも防げます。
自宅ジムは、土間スペースがある場合には設置できないか検討し、設置する場合にはマットなどで騒音対策も行いましょう。
2.ガレージ
自宅ジムは、ガレージに設置するのもおすすめです。
車庫や倉庫などのガレージは、車や荷物の重さに耐えられるよう設計されているため、トレーニング器具を設置するのに適しています。また、十分な広さもあるため、大きな器具も設置しやすいというメリットがあります。
ガレージは、自宅の室内にジムが作れない場合でも、雨風の影響を受けなくて済むなど、おすすめの設置スペースです。
3.6畳以上の洋室
室内にジムを作りたい場合には、6畳以上の洋室がおすすめです。
ジムを作るスペースは、器具が入るだけの広さでは足りません。器具を使ってトレーニングすることを踏まえると、最低でも6畳は確保すべきです。
また、トレーニング器具の重さを考慮すると、和室よりも洋室に作るとよいでしょう。
洋室の場合でも、床の補強や壁が傷つかないような対策は必要です。
自宅にジムを作るときのチェックポイント5つ
自宅にジムを作る際に押さえたいポイントは、以下の5つです。
- 1.予算面
- 2.部屋の間取りや設備
- 3.器具の組み立て
- 4.床の強度
- 5.安全面
それぞれくわしく見ていきましょう。
1.予算面
1つめは予算面です。予算を決めておくことで、ジムの大まかな規模が決まります。設置するトレーニングマシンの優先度や配置なども固まるでしょう。
なお注意点は、予算に余裕がある場合でも器具を初めからすべて買い揃えないことです。特にジムに通っていた経験がある方はさまざまな器具を知っているため、買い揃えたくなるかもしれません。しかし、設置するスペースに余裕がなくなったり、器具によってはほぼ使わなかったりします。
予算に見合った器具を、必要に応じて買い足していくとよいでしょう。
2.部屋の間取りや設備
部屋の間取りや設備にも注意しましょう。ジムを作るスペースは最低でも6畳は確保したいところです。
また、実際にジムとして使うことを考えた設備を取り入れましょう。具体的には、換気用の窓、暑さ寒さ対策のエアコン、トレーニング時にフォームを確認する全身鏡などです。
トレーニング器具だけでなく、関連設備にも気を配ることで、使いやすいジムになるでしょう。
3.器具の組み立て
器具の組み立ての要否もチェックポイントです。組み立て済みの器具は、ジムを作るスペースに搬入できるのか事前に確認しておく必要があります。
また、組み立てを自分で行う場合でも、一人で組み立てできるか確認しておくとよいでしょう。
搬入スペースが確保できている場合には、組み立て済みの器具がすぐにトレーニングをはじめられるためおすすめです。
4.床の強度
床の強度についても確認が不可欠です。
特に大きなトレーニング器具を設置したい場合には、床の強度が求められます。仮に強度が足りない場合には、重さを分散させる板やマットを設置するなど対策が必要です。
床の補強は、器具を設置してからでは難しくなるため、搬入前に計画的に行いましょう。
5.安全面
安全面もチェックポイントです。
一般的なジムとは違い、自宅にジムを作る場合には器具のメンテナンスも自分で行わなければなりません。
また重量のある器具は、特に小さい子どもがいる家庭では取り扱いに注意が必要です。ジムスペースに子どもが入れないための対策などが必要になるでしょう。
自宅ジムを安心して使用するためにも、安全面には十分な配慮が求められます。安全対策にかかる費用も踏まえて、ジムの規模を決めることがおすすめです。
まとめ:自宅にジムを作るときはポイントを押さえて後悔がないよう十分に検討しよう
この記事では、自宅にジムを作る魅力や自宅ジムにおすすめのスペース、作るときのチェックポイントを解説しました。
自分の思い通りにトレーニングを行えることなどが魅力の自宅ジムですが、よく考えずに作ってしまうと後悔する恐れがあります。
理想の自宅ジムを作るために、記事の中でご紹介したチェックポイントやおすすめのスペースなども参考にしていただけると幸いです。