未来の家で快適な暮らし | 最新技術を取り入れた住宅の実例もご紹介
「未来の家ってどんな家だろう」
「最新の家で快適に暮らしたい」
このようにお考えですか?
この数年で、住宅を取り巻く環境は大きく変化しました。具体的には、環境への配慮がより求められるようになったことや、IoTを活用した快適な暮らしができる住宅の需要が高まっていることなどが挙げられるでしょう。
この記事では未来の家を取り巻く状況や、未来の家を実現するIoT家電について解説します。
未来の家の実例もご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
未来の家を取り巻く状況
未来の家を取り巻く状況について押さえておきましょう。
2050年カーボンニュートラルへの対応
まず、2050年カーボンニュートラルへの対応は外せない話題です。
2020年の10月に、日本は2050年までにカーボンニュートラルを実現すると宣言しました。カーボンニュートラルとは、温室効果ガスの排出を日本全体としてゼロにすることです。
カーボンニュートラルを達成するためには、温室効果ガスを多く排出している要因の1つである住宅でも、環境配慮に取り組まなければなりません。
一例を挙げると、住宅を建築する際に必要な省エネ性能について、従来の水準より高いZEH水準が求められるようになりました。
スマートホーム・スマートハウス需要の高まり
カーボンニュートラル達成に向けた流れに合わせて、社会的にスマートホームやスマートハウスの需要が高まっています。
スマートホームとはIoTなどによる快適な暮らしを実現する住宅のことです。IoTは家電や機器などさまざまなモノがインターネットにつながる仕組みのことをいいます。
一方、スマートハウスは省エネ・創エネ・蓄エネといった、エネルギーの有効活用を最新技術で実現する住宅のことです。
これらの住宅の需要は高まっており、新築住宅に取り入れられることが多くなっています。
未来の家を実現するIoT家電7選
IoTなどによって快適な暮らしを実現するスマートホーム。
未来の家を実現するIoT家電を7つご紹介します。
1.テレビ
1つめはテレビです。IoTテレビはスマートテレビと呼ばれます。
スマートテレビは通常のリモコン操作に加えて、音声やスマートフォンから操作が可能です。
そのほかネット番組を視聴したり、音声操作で好きな番組を検索したりできます。
2.洗濯機
2つめは洗濯機です。
IoT洗濯機は、スマートフォンと連携することで離れたところからの操作や、洗剤の残量の確認ができるようになります。
洗濯が完了したときにスマートフォンに通知が送られるなど、普段の洗濯をより便利で快適にしてくれるでしょう。
3.エアコン
3つめはエアコンです。
IoTエアコンもスマートフォンとの連携により、外出先から操作して帰宅時に快適な室内温度を実現したり、フィルターの掃除が必要なタイミングを通知させたりできるようになります。
かかった電気量を確認することも可能なため、節電や家計管理にも役立つでしょう。
4.冷蔵庫
4つめは冷蔵庫です。
IoT冷蔵庫もスマートフォンと連携することで、温度変更などの操作が可能になります。
また種類によっては、AIが食材を認識して献立を提案してくれる機能もあるため、日々の献立を考える手間を減らせるでしょう。
5.スピーカー
5つめはスピーカーです。
スマートスピーカーは、さまざまな家電と連携させることで音声操作による一元管理が可能です。
たとえば、テレビや照明、エアコンの操作などがスマートスピーカーを通して可能になります。
AI機能を搭載したタイプだと「落ち着いた雰囲気にして」と語りかけるだけで少し暗めの照明にしてくれたり、その操作を記憶させたりするなど、より便利な使い方も可能です。
6.掃除機
6つめは掃除機です。
ロボット掃除機をスマートフォンと連携させると、自動運転や掃除の状況を確認できるようになります。帰宅前に運転操作を行い、きれいな部屋に帰宅することが可能になるのです。
そのほか、ゴミが溜まった際のお知らせ通知を受け取ることもできます。
7.浴室
7つめは浴室です。
スマートフォンと連携し、外出先からでもお湯はり操作が行えます。気温が下がった日はお湯の温度を上げて、より快適な入浴時間を確保することもできます。
今までの浴室ではできなかった操作ができるようになり、お風呂の時間がより快適なものになるでしょう。
未来の家の実例
IoTを活用している未来の家の実例を2つご紹介します。
浴室にIoTを取り入れた家
浴室や照明など、家全体にIoTを取り入れた実例。
浴室はスマートフォンと連携することで、外出先からでもお湯はりが可能です。またIoT洗濯機は洗剤の残量などを確認でき、IoT照明はオンオフや光量の調整が行えます。
さらに太陽光発電もIoT連携しており、発電量や売電料金をスマートフォンから確認可能です。
家全体にIoTを取り入れた、まさに未来の家といえます。
吹き抜け窓にスマートスピーカーを連携させた家
吹き抜けの窓にスマートスピーカーを連携させた実例。
手が届きにくい吹き抜け窓のカーテンを音声操作できます。
吹き抜けの広々として開放的なデザイン性とカーテンを操作できる実用性を両立したすばらしいアイデアです。
未来の家で快適な暮らしを | 環境への配慮やIoT導入も検討しよう
この記事では、未来の家を取り巻く状況や未来の家を実現するIoT家電、未来の家の実例についてご紹介しました。
2050年カーボンニュートラル達成に向けて、住宅の省エネ性能水準の引き上げなど状況は変化しています。
これにともない住宅に求められる機能や設備も変化しており、より快適な暮らしができる家も建てられるようになりました。
この記事でご紹介した実例などを参考に、環境への配慮やIoT導入によって快適に暮らせる未来の家を建ててみませんか?