エコカラットでトイレを快適スペースに!施工ポイントや事例をご紹介

2024年1月13日

トイレは日常的に使う場所だからこそ、清潔でおしゃれな空間にしたいですよね。そんなときにおすすめなのがエコカラットです。におい対策をしながら、おしゃれな彩りを添えることで、居心地のよい空間づくりを実現します。

この記事では、エコカラットの特徴や、トイレに施工する際の5つのポイント、施工事例などをご紹介していきます。トイレをおしゃれにコーディネートしたい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

機能性とデザイン性を兼ね備えたエコカラット

エコカラットは機能性に加えて、高いデザイン性も魅力です。ここでは、使い勝手を兼ね備えたエコカラットの特徴について、くわしく見ていきましょう。

 

そもそもエコカラットとは?

エコカラットとは、表面に無数の微細な孔(あな)を有するセラミック素材の内装用壁材(タイル)のことです。この孔が空気を吸収と放出することにより、調湿作用や空気清浄化作用が働き、快適な環境を維持しています。

トイレに設置するなら、エコカラットをモデルチェンジしてより基本性能を高めたエコカラットプラスのほうが適しています。

 

エコカラットプラスの優れた3つの機能性

エコカラットプラスには、次の3つの機能が備わっています。それぞれについて見ていきましょう。

1.優れた消臭力

エコカラットプラスの機能のひとつが高い消臭力です。においの原因物質を吸着して不快感を軽減し、空間の快適性を高めてくれます。トイレに消臭力を発揮するエコカラットプラスを取り入れることは、気になるにおいを解消するためにも有効な手段だといえるでしょう。

2.VOCの吸着力

エコカラットプラスには、シックハウス症候群の原因となる、ホルムアルデヒドやトルエンなどの揮発性有機化合物「VOC」を吸着して減らす機能があります。調湿効果のある壁紙や珪藻土との比較でも、VOCの低減効果は高いといわれています。エコカラットプラスが有害物質を低減することで、クリーンな状態で安心して過ごすことができます。

3.調湿力の高さ

エコカラットプラスが有する小さな無数の孔が湿気や空気を通すことで、調湿機能の役割を果たします。湿度が高いときは余分な水分を吸収し、空気が乾燥しているときは湿気を放出することで、理想的な相対湿度に保ってくれるのです。それにより、カビやダニの増殖も抑えられます。

 

デザイン性も重視「エコカラットプラス」

「エコカラットプラス」の魅力は優れた機能だけではありません。デザインにもこだわっており、インテリア性が高く、豊富なバリエーションの中から好みに合ったものを選べます。カラーや素材はもちろん、空間サイズやフレーム部分なども自由に組み合わせられるので、コーディネートの幅が広がるでしょう。

 

トイレにエコカラットを施工する際の5つのポイント

 

1.視界に入りやすい背面に貼る

トイレのエコカラットは、背面に貼ることをおすすめします。トイレの背面は入ってすぐに目に入りますし、汚れがつきにくい場所だからです。ドアを開けた瞬間、おしゃれな空間が視界に入るので、気持ちよく利用できます。

 

2.インテリアに合わせた色や質感のものを選ぶ

エコカラットのデザインを選ぶ際は、小物の色や質感に合わせてみてください。自分の好みが反映されやすく、室内の雰囲気にも統一感が出るためおすすめです。逆にエコカラット単体でデザインを選んでしまうと、室内に馴染まず違和感のある仕上がりになる場合があるので注意しましょう。

 

3.面積に合わせたデザインを選ぶ

エコカラットのデザインは、設置面積に合わせたものを選ぶことも大切です。エコカラットにはスペースの広さに適したデザインがあります。トイレのように限られた狭いスペースに設置する場合は、デザインパネルキットの中から選ぶのもおすすめです。ポスターや絵画を飾るように、壁面を華やかに演出できるでしょう。

 

4.汚れが目立ちにくいものを選ぶ

トイレの壁は、特に汚れがつきやすく、かつ目につきやすいため、少しの汚れでも気になってしまうものです。そのため、汚れが目立ちにくいカラーや掃除しやすい素材を選ぶこともポイントになります。清潔感のあるトイレ空間を保つうえでも、大切な要素のひとつです。

 

5.調湿機能が目的なら必要面積を確保する

エコカラットの調湿機能を実感するためには、必要面積を満たしていなければなりません。調湿効果を発揮する目安として、「床面積の1/4以上の壁面積になるように設置すること」とされています。調湿効果を十分に得るためにも、必要面積を下回らないようにしましょう。

 

後悔しない!トイレのエコカラット施工事例

エコカラットを施工する際は、「汚れが目立つ」「調湿効果が感じられない」「デザインが馴染まない」といった後悔を生まないためにも、デザインは慎重に選ぶ必要があります。失敗しないためにも、あらかじめ施工事例をチェックしておきましょう。

 

トイレにおすすめの施工例

トイレにおすすめのエコカラットは、落ち着いた色味やアクセントになるデザインです。またトイレには凸凹感が少なくて掃除がしやすい、シンプルな大判タイルが適しています。

落ち着いたホテル風ファブリコ

ホテルのような高級感が漂うおしゃれな雰囲気にしたいなら、「ファブリコ」がおすすめです。ベージュ色などの色味を選ぶことで、室内に馴染みやすく、落ち着いた雰囲気を演出できます。「ファブリコ」は、ゴツゴツしたタイル感がなく、繊維調の珍しいタイプのエコカラットです。

背面のアクセントに色味のあるグラナスハルト

「グラナスハルト」は、グレーの色味で汚れが目立ちにくく、第一印象がよいとして人気です。トイレの背面に貼ればおしゃれなアクセントになります。

 

トイレにおすすめしない施工例

トイレにエコカラットを施工する場合、真っ白なものは避けたほうがほうがよいでしょう。トイレの壁は、「尿はね」や水の飛び散りによる黒カビの汚れが目立ってしまうケースが少なくありません。

白系のエコカラットは清潔感があり飽きにくいのがメリットですが、汚れが目立ちやすいのがデメリットです。白系のエコカラットを使うのであれば、背面の汚れがつきにくい場所に使うとよいでしょう。メリットを活かしたうえで、デメリットもカバーできます。

 

まとめ:エコカラットでトイレをおしゃれにコーディネートしよう

エコカラットは消臭や調湿効果があり、掃除やお手入れがしやすいため、トイレの壁材としても最適です。多彩なデザインやカラーが揃っており、自分好みの空間づくりを楽しめます。毎日使うからこそ、快適な空間にしたいもの。ぜひ自分の「好き」を取り入れつつ、統一感を持たせた、清潔でおしゃれな空間を表現してみてはいかがでしょうか。