モスグリーンの屋根塗装って実際どう?塗り替え時期もご紹介

2024年1月8日

屋根の色は外観テイストを決定づける重要な部分。今回は、近年人気のグリーンの屋根について徹底解説!色選びのコツも併せてご紹介します。

 

グリーンの屋根が近年人気

人気が高まっているグリーンの屋根ですが、魅力はどこにあるのでしょうか。

 

周囲の環境と調和しやすい

自然な色合いのモスグリーンは、周囲環境と簡単に調和できる点がポイントです。モスグリーンの屋根にすることで建物全体の雰囲気が柔らかくなり、自然と一体化した印象を与えられます。

 

色が長持ちする

モスグリーンは、ほかの色味と比べて色褪せしにくいのも大きな特徴です。明度が低く濃い色味になっているため、ゴミや汚れが目立ちにくく、メンテナンスの手間が省けるのも大きなポイントでしょう。

 

外国風なテイストに

外国では自然の色味と混じるようなナチュラルカラーやアースカラーを屋根に用いることも多いため、モスグリーンの屋根を導入することで手軽に外国風のテイストに仕上げられるのも嬉しいポイント。外国風のかわいい家にしたいという方は、ぜひ検討してみてくださいね。

 

統一感が出やすく、色を選びやすい

グリーンの屋根にすることで、家全体の統一感が出やすくなります。グリーンの屋根は濃い色味のグレーやナチュラルなアイボリーなど、比較的どんな壁紙の色味にもマッチするため、家全体の統一感が出やすくなるのです。

壁紙と屋根の色の組み合わせに失敗が少ないため、色選びが不安…という方も安心して採用できます。

 

屋根塗装前に知っておくべき基礎知識

そもそも「なんで屋根塗装を行うの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。屋根塗装はデザイン面だけでなく、家の安全性にも大きくかかわってくるものです。ここでは、屋根塗装を行う際に押さえておきたい基礎知識についてご紹介します。

 

屋根塗装は外部の環境から家を守るため

屋根塗装を行う基本的な目的は建物の美観を向上させることですが、美観だけではありません。屋根は上空から降ってくる雨や風から家を守る重要な役割を果たしているため、耐久性も重要になります。外部の気候条件や汚れにさらされるため、適切な塗装を行うことで長期間美しさを保てるようになります。

耐久性を確保するためには、適切な塗料の選択が必要。また塗り替え時には屋根の状態を確認し、修理や補修が必要な場合は先に行うことが重要です。

屋根塗装は専門知識と技術を要する作業。プロの職人に依頼することをおすすめします。

 

塗り替え時期の目安は約10年程度

導入する屋根の種類にもよりますが、塗り替えるタイミングは大体築10年前後が目安といわれています。屋根材の種類によって耐用年数はある一方、次に述べる塗り替え推奨サインについても押さえていきましょう。

 

屋根塗装の塗り替えを行うべきサイン

屋根塗装の塗り替え時期は、屋根の種類や状態、外部の気候条件によっても大きく異なります。屋根塗装の塗り替え時期を見極める、劣化のサインについてご紹介しましょう。

 

コケやカビが発生している

屋根にコケやカビが発生している場合、屋根材の塗膜にある防水性が劣化していると考えられます。湿気や雨に弱くなっているサインになるため、放置すると雨漏りの要因になってしまうことも。コケやカビが多く発生している場合は、メンテナンスを打診するのがおすすめです。

 

屋根の割れやヒビ

屋根の一部が割れていたりヒビが入っている場合は、雨や外気の影響を受けて塗膜の保護機能が失われているサイン。また割れているケースでは、大規模な地震や前を通る自動車の振動など、原因は様々です。

屋根の割れやヒビも、雨漏りへとつながります。割れている亀裂部分から雨水が侵入することもあるため、屋根の割れやヒビを見付けたら早めにメンテナンスを行うようにしましょう。

 

屋根の色褪せは様子見でOK

日にあたることでどうしても屋根が色褪せるという経年劣化は割けられません。しかし、色褪せの兆候が見えてきたらすぐに塗り替えが必要というわけではないため安心してください。

 

屋根塗装の色選びで知っておきたいこと

では実際にモスグリーンの屋根を選ぼう!となった際、色味が何種類もあるため悩む方も多いのではないでしょうか。屋根塗装の色を選ぶ際に着目すべきポイントを解説します。

 

できるだけ大きな色見本で色を確認する

色は面積によって感じ方が左右される、「面積効果」というものがあります。この面積効果を意識せずに小さな色見本やカタログをもとに色を決めてしまうと、思っていた色味と違う…というケースに陥りがちです。できるだけ大きな色見本を用意してもらうことで、実際の色味に近づいたものを確認できます。建った後のギャップを少しでも減らしたいという方は、打ち合わせの際に大きな色見本を用意してもらうよう聞いてみましょう。

 

事例集を見て実際のイメージをふくらませる

打ち合わせの際には、モスグリーンの屋根を採用した家の事例を10パターンほど見せてもらいましょう。しっくりきたものがあればその事例を真似すればよいですし、一部分だけ取り入れたい場合も気軽にオーダーが可能です。

 

SNSで事前に調べておくのも〇

まだ依頼する住宅メーカーが決まっていないけれど、ある程度外観のイメージを固めたいという方は、SNSで情報収集を行うのも効果的。InstagramやPinterestなどでイメージに合う外観事例のスクリーンショット画像を持参すると、営業スタッフもイメージをつかみやすくなります。

 

まとめ

今回は、グリーン系の屋根を選ぶ際のメリットや塗り替えの適切なタイミングについてご紹介しました。屋根は家の印象を決定づける場所となる重要な部分であるため、後悔のないようしっかりと色味を確認していきましょう!

 

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