40坪の平屋を建てたい!間取り事例とともにポイントを解説!

2022年11月28日

 40坪の平屋を建てる際、どのような部屋数・間取りにすればよいのか悩む方も多いのではないでしょうか。40坪というと畳80枚分の面積となっており、大人4人程度が快適に過ごせる広さといわれています。

今回は、40坪の平屋を建てる際に参考にしたい、間取り図や建てる際の注意点を解説します。

 

【40坪の平屋】間取り事例をご紹介!

40坪の平屋の間取り事例をご紹介します。40坪の平屋を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

【4LDK】ペットスペースを設けた40坪の平屋

南側に玄関を設けて、自然光を多く取り入れた間取りになっています。LDK(リビング・ダイニング・キッチン)、スタディスペース、ペットスペースを南側に配置し、各部屋が明るい空間となるよう工夫しています。

キッチン付近には水回りスペースをまとめ、家事にかかる動線を短縮している点もポイント。キッチン後部には勝手口を設けることで、買い物動線も確保しています。

 

今回の間取りで最大のポイントは、生活空間を東西に分けている点。太陽の昇る東側に寝室をまとめて朝陽をしっかり浴びて起きられるようにし、廊下と大きな収納スペースで西側のLDKスペースを分けています。

 

【4LDK】2つの洗面台で身支度に余裕を持てる40坪の平屋

水回りスペースに2つの洗面台を設置し、朝の身支度の際も混まない動線に。大きな収納スペースも近くに設けることで、水回りスペースに必要なトイレットペーパーや洗剤などをストックできるようにしています。

40坪の平屋では、広い書斎スペースを確保することも可能です。廊下を活用して寝室や書斎スペースと距離を取ることで、防音性にも優れています。

 

【4LDK】ウッドデッキと中庭を設けた40坪の平屋

平屋はどうしても家の中央にまで光が差し込みにくい一方、ウッドデッキや中庭で開放的な間取りにすると、自然光が多く差し込む明るい空間に。水回りスペースとデッキを直線的につなぐことで、洗濯動線も確保しています。

そのほか生活空間を通らずに玄関から直接トイレにつながる動線である点もポイント。客間動線としての機能も果たしています。

 

40坪の平屋はどんな形が多い?主にI・L・コの字の3種類!

40坪の平屋の形は、主にI・L・コの字の3種類。それぞれどのような特徴があるのでしょうか。

 

I字型の40坪平屋の特徴

I字型とは、オーソドックスな長方形の土地を指します。I字型平屋のメリットや注意点をご紹介します。

 

I字型のメリット

I字型の大きなメリットは、間取りの自由度が高いこと。複雑な形の土地の場合は、どうしても間取りに制限がかかってしまいます。

I字型の平屋では、広いLDKを中央に設置して各部屋につながる間取りにすることも可能です。LDKが廊下としても機能することで、生活空間を広く保てます。

 

I字型平屋の注意点

I字型の平屋の場合、プライバシーの確保が難しいという点に注意しましょう。たとえばL字型の平屋は寝室をL字カーブの先に置くことで空間を分けられますが、I字型の場合はすべて一直線に部屋が配置されます。I字型の平屋でプライバシーを確保したい場合は、廊下や収納スペースを部屋の間に設けるなどして防音対策を施しましょう。

 

L字型平屋の特徴

土地の形状がアルファベットの「L」のような形になっているL字型。L字型の平屋にはどのような特徴があるのでしょうか。

 

L字型平屋のメリット

L字型平屋のメリットは、角部屋をつくりやすい点です。夫婦の寝室や書斎など防音機能を意識したい部屋をL字カーブの先に配置することで、一定の距離を保てます。

ゆっくりしたい寝室や仕事などに打ち込みたい書斎は、なるべく生活音が入らない空間にしたいもの。L字型であれば、土地の形を生かしてプライバシーを確保することが可能です。

 

h4:L字型平屋の注意点

L字型平屋の注意点は、間取りが制限されること。I字型平屋と違って土地の形が特殊なため、建てられる間取りがある程度限られてしまいます。

 

h3:コの字型平屋の特徴

コの字型平屋とは、カタカナの「コ」のような土地に建つ平屋のこと。コの字型平屋にはどのような特徴があるのでしょうか。

 

h4:コの字型平屋のメリット

コの字型平屋は、中庭を設けて空間を仕切りやすい点がメリット。親の寝室と子どもの寝室を分けたり、LDKと寝室を分けたりするなどプライバシーを確保できます。

中庭を設置することで、家全体が明るい印象に仕上がるのもうれしいポイントです。

 

h4:コの字型平屋の注意点

コの字型平屋はL字型と同様に間取りの制限がかかってしまうため、思い通りの間取りをつくりにくいというデメリットがあります。

また、どうしても建築コストが高くなってしまう点にも注意が必要です。

 

40坪の平屋実例をご紹介!

実際に建てられた40坪の平屋実例をご紹介します。ぜひ家づくりの参考にしてみてくださいね。

 

【3LDK】和室とリビングをつないだおしゃれな40坪の平屋

40坪で3LDKの平屋。和室とリビングをつないで使い勝手のよいリビングにしているほか、和室に収納スペースを設置してリビング収納としても活用できるよう工夫しています。

 

生活感を与えないパントリー

キッチン付近に設置する食料品・日用品の貯蔵庫であるパントリー。壁の中に収納するように設置することで、リビングからはパントリーの中が見えないように配慮しています。

パントリーは使い勝手がよく便利な一方、リビングから丸見えの位置にあると生活感を与えやすいというデメリットも。リビングからは見えないよう工夫することで、すっきりとしたキッチンを実現できます。

 

水回りと主寝室を収納でつなぐ

水回りスペースと主寝室をウォークインクローゼットでつなぐと、洗濯物をそのまま収納できる動線に。デッドスペースになりがちな廊下をウォークインクローゼットにすることで、収納スペースを広く確保しています。

 

主寝室と玄関もつないで通勤・通学動線を確保

主寝室と玄関をウォークインクローゼットでつなぐことで、便利な通勤・通学動線を確立。ウォークインクローゼットでコートやジャケットなどを収納し、出かける直前にサッと羽織れるよう工夫しています。

 

ロフトにシアタールームを設置

ロフトを設置することで、空間を縦に広く確保しています。ロフトにはシアタールームを設置し、ちょっとした非日常を楽しめる空間に。

家族みんなでくつろげる部屋となっています。

 

40坪の家づくりについてもっと詳しく知りたい方はこちらも

>>40坪ではどんな間取りが最適?間取り例をご紹介

 

まとめ

今回は、40坪の平屋実例や間取り事例をご紹介しました!家づくりは土地の大きさを加味しながら間取りを決めることで、過ごしやすい住宅に仕上がります。

多くの実例を参考に、後悔のない家づくりをしていきましょう!