一軒家のおしゃれな外観デザイン実例30選｜外観の決め方も解説
注文住宅で一軒家を建てる際には、おしゃれな外観のデザインにしたいですよね。そのためには、いろいろな外観の実例をみて、好みのデザインを選ぶのがよいでしょう。この記事では、外壁の色や外観のイメージ別に6つのタイプに分類した外観の実例30選をご紹介します。注文住宅を建てる際に参考にしてみてください。
一軒家のモダンな外観デザイン実例5選
まずはモダンな外観デザイン例をご紹介します。モダンな外観には、さまざまなタイプのデザインがあり、カラーも多種多様です。
1.モダンでスタイリッシュな平屋の家
外観を濃い目のグレー・白・木目の3色で張り分けています。家の前には駐車場と植栽を配置し、家の前面にはかっこいい木材のベベルサイディング。玄関扉はマットな黒のドアを使用しています。
2.デザイン性のあるホテルライクな家
変形土地に合わせた台形型の家ですが、デザインがユニークでデザイナーズハウスのようなイメージがあります。光沢のある、やや灰色な無彩色の外壁をもち、開口部の配列も変則的で面白いデザインです。
3.ロック調だけど色合いがやさしい家
変形土地のうえに建物の高さの制限があったため、変形型の平屋となりました。外壁は不規則に配置された石積みのデザイン。温もりがあるフィットブラウンとアッシュベージュ色で自然な外観を表現しています。
4.スタイリッシュを極めた家
外壁色は淡いベージュですっきりした印象をもつ家です。近づいてみるとピンク・水色・白色の模様が入っているため、岩のような素材感を出しています。軒があまり出ていない箱型のデザインで、スタイリッシュでモダンな家といえるでしょう。
5.海をテーマにしたカリフォルニアスタイルの家
カリフォルニアの海に魅せられたオーナーの家です。白に近いベージュの外壁と大きなひさし、広い軒下が特徴。庭は芝生敷きのドッグランになっています。ちなみに家の中は船の中のようなデザインです。
一軒家の色が目を引く外観デザイン実例5選
外壁の色は一軒家の第一印象を決める要素として大切なもの。アースカラーが主流ですが、ほかの外壁色も魅力的です。ツートンカラーなどの目を引く外観デザインをご紹介します。
1.青紫色の外壁と木の温もりがあるウィルウォールの組み合わせ
まず青紫色の外壁と木材のコントラストが目を引き、さらに軒先・窓枠の白が周囲の色を際立たせています。家の正面に設置されたウィルウォールは、防火・耐久性に優れ、木の温もりがあるのも特徴です。
2.黄緑色の外観の家
外壁はカーキ系の緑色。太陽光で汚れを分解する作用があるパレルウッドという素材で汚れが落ちやすいのが特徴です。明るい色の外壁とブラウンの窓枠、白い玄関扉がコントラストをなしています。
3.プロヴァンス風のメルヘンチックな外観
明るめの瓦屋根とレンガを組み合わせたツートンカラーの家です。1階部分はレンガ調の外観、2階部分はベージュ。2階よりも1階の色を濃くして安定感があります。玄関ポーチもレンガ敷きで外壁と統一し、素敵なデザインに。
クレールウッドというウッド調の外壁材の家です。縦割りのツートンカラーがおしゃれで、日光の当たる角度により色合いが変わります。玄関扉は天然オーク材を使用したトラフィックグレーの色味が印象的です。
5.カリフォルニア西海岸風の白い家
いろいろな色の外観を見てきましたが、白も印象的な外壁色として使えます。この家はオーナーがカリフォルニアに魅せられて海の近くに建てた家です。網目状の外構がとてもおしゃれで、エントランスにはドライガーデンが設置されています。
一軒家の可愛い外観デザイン実例5選
モダンな外観や目を引くカラーばかりではなく、レンガ張りの家、小さく建てた家、外壁にユニークな柱を設置した家など可愛い外観デザインをご紹介します。
1.可愛くてかっこいい粋な家
レンガ調の外壁が可愛くて、かっこいい印象をかもしだしています。白や明るくてやさしい色を使用した、ヨーロッパの片田舎にあるような家。いつかこんな家に住んでみたいですね。
2.17坪のミニマルな平屋
建坪17.24坪でコンパクトな2LDKの家です。外観はシルクホワイトの白一色で、木目の玄関ドア、カーテンの色とコントラストをなしています。
3.モエンサイディングの可愛い家
窯業系と塗装を組み合わせて継ぎ目が目立ちにくい外壁材「モエンサイディング」を活用した家です。ツルツルしたイメージでありながら、マットな質感があります。玄関には天然木を使用したスタイリッシュな外観です。
4.ローマ調の柱がついた可愛い家
エントランスに設置された柱のインパクトが強い家です。柱の向こう側が広い玄関ポーチになっており、自転車も置けます。片流れ屋根の高さが普通より高いのに気づくと思いますが、実はロフトのある平屋です。
5.小さく建てたカフェ風の平屋
こちらも小さくて可愛い家ですが、使いやすさを重視した二世帯住宅です。広めのパーキングエリア・カーポート。アプローチにはタイルを手作りで並べました。玄関ポーチもタイル張りで自転車が置ける広さです。
一軒家の黒い外観デザイン実例5選
黒色は暗くなるイメージがありますが、真っ黒ではなく、ほかの色が混じったブラックは明るい感じの色です。うまく使うと高級なイメージにデザインできます。
1.珍しい黒の塗り壁の家
この家は2階建てにみえますがじつは平屋です。上にみえる窓は勾配天井に取りつけた天窓。外壁は珍しい塗り壁の家です。家の前側にある屋根つきの広い土間スペースが目を引きます。軒の裏側（軒天）は木目になっていて和モダンなデザインですね。
2.ブラックな色味の一軒家
外観はちょっと明るいブラックであり、真っ黒より軽快な印象を与えます。玄関の横にある木目と外壁色がいい感じにマッチしていると思いませんか？
3.ブラウンとブラックを混ぜたような色味でレンガ調の外壁
光セラを取り入れまだら模様でレンガ調の外壁です。光セラは光触媒コートの壁で、太陽光の力で壁の汚れを分解します。玄関の前に設置された壁色のベージュとコントラストをなしており、窓のサッシの木目が印象的です。
4.黒の金属サイディングと木材を使ったインダストリアルなデザイン
この家のデザインは工業的でヴィンテージ感がありますね。外壁は凹凸のある黒の金属サイディング。家の前面に配置された木材が目を引く和モダンな家です。家の中央の前側にガーデンルームが設置されています。
5.黒の外壁でガレージのついた家
限りなく黒に近いグレーの外観の家です。ガレージ・外構のブラウンが黒とコントラストをなしています。大きなガレージが特徴で、車の色も含め、黒一色で重厚なイメージです。
一軒家のナチュラルな外観デザイン実例5選
外壁がアースカラーだったり、外観デザインがナチュラルだったりする実例をご紹介します。古くから続く街並みなど周囲の環境とマッチしやすいのが特徴です。
1.大自然に囲まれたナチュラルカラーの外壁の家
ソルダークブラウンとソルホワイトを組み合わせた外壁色の家です。ホワイトはクリーム色で汚れが目立ちにくく、ブラウンはアースカラーで周囲の環境とよく合います。外観デザインも左右対称の切妻屋根で、親しみやすいデザインですね。
2.鋸目をつけたような木目を再現した外観
木目が最もナチュラルなイメージを与える外観にちがいありません。この家は、ブルレウッドアンバーというウッド調の外壁材を使い、板に鋸目をつけたようなリアルな木目を再現しています。37坪の平屋で、木の温もりを感じる家ですね。
3.コンパクトな平屋
箱型の外観で片流れ屋根をもつ23坪のコンパクトな平屋です。家の周りに4台の車を駐車できます。シンプルなデザインで、長く住んでも飽きがこない家ですね。
4.切妻屋根と白い外壁のコントラストがすてきな家
白い外壁が周囲の緑と相まってよい感じのコントラストをなしています。画像では軒先のみしか映っていませんが、屋根は切妻屋根です。広めのレンガ調のポーチで玄関ドアをわざと右側に寄せています。左側のスペースに宅配ボックスなどが置けるでしょう。
5.圧倒的な旅館感のある家
まるで旅館でくつろぐような雰囲気の家です。柔らかく変化のある外壁で、色はアイボリーブラック。縁側のようなウッドデッキが設置されており、パーティーを開いたり、洗濯物を干したりできます。
グレーでスタイリッシュな一軒家の外観デザイン5選
グレーというと単調なイメージがありますが、白と合わせると軽快な外観デザインができます。いろいろな素材の外壁をご紹介しましょう。
1.片流れ屋根と明るいグレーの外壁の家
明るいグレーと白のツートンカラーが鮮やかですね。玄関のところが2色貼りになっており、壁は白、天井は茶色、扉は木目です。窓枠がブラウンで正方形の窓が目を引きます。
2.グレーの岩っぽいタイルの外壁の家
グレーの箱型の家で、2階のテラスや玄関ポーチの壁は白の和ボーダーの外壁材を使っています。グレーと白の組み合わせでシックな外観の家です。
3.グレーな外壁のモダンな家
三角と四角を組み合わせたようなデザインの家です。粋でかっこいい玄関ドアで、ポーチはストーン調のタイル張りといったアンティーク調の玄関。軒下とポーチの天井はアイボリーでグレーとコントラストをなしています。
4.グレーのシックなサイディング外壁の家
外壁がグレーのモエンサイディング。塗装が施され、つなぎ目が目立ちにくい外壁材です。玄関ポーチの天井へななめに木が入っているのがかっこよく、スタイリッシュな外観ですね。
5.和モダンでグレーの平屋
玄関前に木材の格子を配置した和モダンな家。少し青みがかったグレーの外観がすてきです。
一軒家の外観は、家の第一印象を大きく左右する「家の顔」。おしゃれな外観はよい印象を与えますし、家族みんなが毎日帰宅するときに目にする場所のため、こだわりたいものです。一軒家の外観をおしゃれにする4つのポイントをご紹介します。
1.たくさんの外観実例をみる
一軒家の外観を決める際には、たくさんの実例画像をみることが必要です。最初からジャンルを固定せず、お気に入りの外観画像をいくつかピックアップしてみてください。何枚かを見比べながら絞り込んでいくとよいでしょう。
2.ベースとなる外観デザインを決める
家族みんなで話し合い、ベースとなるデザインを決めてください。ナチュラル・シンプルモダン・和モダン・洋モダンなどのデザインから選ぶとよいでしょう。その際に、複数のデザインを混ぜるとバランスが崩れるので注意が必要です。
3.屋根・外壁・窓・玄関ドアにこだわる
ベースとなる外観デザインが決まったら、次は家を構成するパーツを決めましょう。屋根の形や素材、外壁の素材や仕上げ方、窓の大きさや形、位置、サッシの色、数など、多くの要素があります。家族全員の好みをまとめてベースとなる家のデザインに当てはめてみましょう。
4.間取りに合わせてデザインを調節
デザインが決まっても、すべて希望通りに実現できるわけではありません。今度は業者と相談しながらデザインを調節してみてください。外構や駐車場の位置も関係するため、3Dパースで確認しながら相談するのがよいでしょう。
まとめ：
外観の実例を6つのタイプ別にご紹介しました。一軒家を建てる際には、たくさんの外観実例をみて、外観のデザイン、外壁の色、建具の種類、玄関アプローチなど、いろいろな要素を選んで外観を決める必要があります。今回ご紹介した実例を参考にして、おしゃれな注文住宅を建ててみてください。
さらに下記のリンクページもご覧ください。
「マネしたい～！かっこいい一軒家の実例13選」
