スマートホーム化におすすめな家電5つ | メリットや注意点も解説
突然ですが、あなたの家は「スマートホーム」ですか?
最近は音声で動いたり、スマホで外出先から操作できたりするスマート家電が注目されています。一方で、スマート家電の選び方や操作に不安を覚える方も少なくないでしょう。
この記事では、スマートホーム化の概要やメリット・デメリット、おすすめ家電について解説します。
スマートホーム化の注意点も解説していますので、「スマートホーム化で便利な暮らしを実現したいけれど、失敗はしたくない」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
スマートホーム化の概要
スマートホーム化とは
スマートホーム化とは、自宅の家電などをWi-Fiでネットと接続し、音声やスマホで便利に操作できる環境にすることです。
自宅をスマートホーム化することで、家電の操作が楽に行なえるようになり、利便性能向上や時短にもつながります。
スマートホーム化するには
スマートホーム化するには、ネット環境と接続可能なスマート家電を購入します。
また現在使っている家電がスマート家電ではない場合でも、ネット環境につなげるためのデバイスを購入し、家電と連携させることでスマートホーム化が可能です。
スマートホーム化でおすすめの家電5つ
スマートホーム化でおすすめの家電は、以下の5つです。
①スマートリモコン
②スマートスピーカー
③スマートロック
④スマートプラグ
⑤スマートライト
それぞれ解説します。
①スマートリモコン
1つめは、スマートリモコンです。スマートリモコンを使用すると、赤外線で操作できる家電を一元管理できます。
テレビやエアコン、照明などの操作がスマートリモコン1台で可能になるため、各家電のリモコンを探す必要がありません。
利便性がわかりやすいという面では、初心者にもおすすめできる家電です。
②スマートスピーカー
2つめは、スマートスピーカーです。スマートスピーカーは、音楽を聴く以外にもさまざまな使い方ができます。
たとえば、以下のような使い方です。
・天気予報の確認
・タイマーのセット
・言葉の意味の確認(辞書機能)
・照明の操作
スマートスピーカーは音声に反応するため、調理や洗い物などで手がふさがった状態でも操作できる点が魅力の1つといえます。
③スマートロック
3つめは、スマートロックです。スマートロックを設置すると、鍵穴に鍵を差し込む必要がなくなります。
スマートフォンと連携させることで、自宅を離れる(外出する)と自動施錠、近づく(帰宅する)と自動解錠ができます。また外出先から鍵のロック状況を確認することも可能です。
鍵を探したり差し込んだりする手間を減らせる便利な家電です。
④スマートプラグ
4つめは、スマートプラグです。スマートプラグを利用することで、通常の家電をスマート家電のように操作できます。
一例としてコンセントに差したスマートプラグに扇風機を接続すると、スマホや音声で扇風機のオンオフ切り替えが可能です。
そのほか、スマートプラグを使用することでさまざまな家電がスマート家電のように使用できることがポイントとして挙げられます。
⑤スマートライト
5つめは、スマートライトです。スマートライトは、音声やスマホで照明のオンオフや調光などができます。
また、自動点灯の設定が行なえたり外出先から操作できたりするなど、メリットの多い家電です。
照明のオンオフは毎日行なう操作のため、スマートライトで自動化するとよいでしょう。
スマートホーム化のメリット3つ
スマートホーム化するメリットは、以下の3つです。
①操作が楽に行なえる
②宅外からでも操作ができる
③よく行なう動作を記憶させられる
それぞれ解説します。
①操作が楽に行なえる
スマートホーム化すると、音声やスマホで操作が可能になるため、家電の操作が楽に行なえます。
たとえばスマートリモコンを使うと、音声でテレビのオンオフやチャンネル切り替えができます。また、スマートライトを導入することで、スマホで照明のオンオフや調光の切り替えが可能です。
スマートホーム化すると、家電のスイッチをわざわざ押す必要がなくなるため、操作が楽になります。
②宅外からでも操作ができる
スマートホーム化すると、家電を家の外からでも操作できます。普段持ち歩くスマホから遠隔操作ができるためです。
スマホ操作が可能なエアコンは、帰宅前に外出先から起動できます。また、スマートロックを導入すると、鍵のロック状況をいつでも確認できるため、外出先で閉め忘れを心配することもなくなるでしょう。
スマートホーム化は、家の外からでも家電の操作を可能にするため、操作方法の幅が広がります。
③よく行なう動作を記憶させられる
よく行なう動作を記憶させられることも、スマートホーム化のメリットです。
起床時・就寝時に行なう照明のオンオフ操作や、帰宅時のエアコン起動など、毎日のルーティンのような動作を記憶させるとよいでしょう。こうすることで、日々の操作が楽になるだけでなく、時短にもつながります。
スマートホーム化のデメリット3つ
スマートホーム化のデメリットは、以下の3つです。
①費用がかかる
②セキュリティ面に注意が必要
③同居者への配慮が必要
それぞれ解説します。
①費用がかかる
スマートホーム化には、費用がかかります。
スマート家電は、通常の家電より高性能なため、一般的に高価です。また、家全体をスマートホーム化すると利便性は格段に上がりますが、それだけ費用がかさみます。
スマートホーム化やスマート家電の購入する際には、費用に比べてどれだけ利便性が向上するかを踏まえて検討するとよいでしょう。
②セキュリティ面に注意が必要
スマートホーム化は、セキュリティ面に注意する必要があることもデメリットです。
スマートホーム化すると、家電などがネットに接続するため、不正アクセスなどの危険性が生じます。場合によっては、玄関のカギを開けられたり、個人情報の漏えいの危険があったりするでしょう。
利便性を高めるスマートホーム化ですが、セキュリティ面には十分な注意が必要です。
③同居者への配慮が必要
スマートホーム化すると、同居者への配慮が必要になることもデメリットです。
特に、同居者と生活リズムに差がある場合には、スマート家電の使い方に注意が必要です。たとえば、夜勤のある同居者がいる場合、朝に照明が自動で点灯する設定は避けたほうがよいでしょう。
このように、同居者がいる場合にはお互いに不便を感じないように、スマート家電の設定を行なう必要があります。
スマートホーム化の注意点3つ
生活を便利にするスマートホーム化には、注意点があります。具体的には以下の3つです。
①スマートホーム化する範囲を決める
②手動での操作方法も確保しておく
③セキュリティ対策をおろそかにしない
それぞれ解説します。
①スマートホーム化する範囲を決める
スマートホーム化する場合には、あらかじめ範囲を決めましょう。
範囲を決めずにスマート家電を取り入れると、操作を集約できなかったり、どこまでがスマート家電なのか把握できなかったりするなど、使いづらくなります。
一方で、家全体を考えながらスマート家電を取り入れる範囲を決めることで、利便性の高いスマートホームを実現できます。また必要なものが明確になり、かかる費用の把握も可能です。
このようなことから、スマートホーム化は範囲を決めて、計画的に進めるとよいでしょう。
②手動での操作方法も確保しておく
スマートホーム化する場合、手動での操作方法を確保しましょう。
スマートホーム化すると家電操作が便利になるため、従来の操作方法は使わなくなることが多くなります。しかし、便利な操作が行なえなくなったときのために備えておくことも大切です。
スマートロックを例に考えてみましょう。スマートロックは、スマホを近づけるだけで鍵の解錠などが行なえる利便性の高いスマート家電です。一方で、スマホの充電切れの際など、解錠できない恐れもあります。そのほか、器具の不具合も起こり得るでしょう。
このようにスマート家電を使用する際には、不慮の事態に備えて手動操作を確保しておくことをおすすめします。
③セキュリティ対策をおろそかにしない
スマートホーム化では、セキュリティ対策をしっかり行いましょう。
スマートホーム化は生活を便利にする反面、ネット接続による危険性もはらんでいます。
不正アクセスによる悪用や情報漏えいが起きないよう、複雑なパスワードを設定したり、定期的にセキュリティ面の見直しを行なったりして、安心安全に使用しましょう。
まとめ:自宅をスマートホーム化して便利で質の高い生活を実現しよう
この記事では、スマートホーム化の概要やメリット・デメリット、おすすめ家電について解説しました。
自宅をスマートホーム化すると、以前の生活には戻れないほど家電操作が楽になります。
デメリットや注意点も踏まえてスマートホーム化を進めることで、便利で質の高い生活を実現しましょう。