スロップシンクのメリット・デメリット|失敗しない選び方も解説

2026年1月28日

「スロップシンクの注意点を知っておきたい」
「汚れがひどいものをつけ置きする場所がほしい」

この記事ではスロップシンクについてくわしく解説します。スロップシンクを活用すれば、家事の効率面でも衛生面でもさまざまなメリットがあります。一方、デメリットもあるため、興味のある方はぜひ最後まで読んでみてください。

 

スロップシンクとは

スロップシンクとは、主に汚れ物や大きなものを洗うのに適した深くて広いシンクのことを指します。
「つけ置き洗いしたいけど、それをしてしまうと他の家事ができなくなってしまう」
「もう一つ、代わりの洗い場があればいいのに」
日頃からそのような悩みを抱えている方におすすめなのがスロップシンクです。たとえば、泥のついた靴や雑巾、ペット用品などを洗う際に非常に便利です。また、最近ではおしゃれなデザインのスロップシンクも増えており、インテリアにこだわる方にも人気があります。

 

スロップシンクの設置費用

スロップシンクの設置費用は、本体価格、工事費、オプション費用によって異なります。一般的には、10万円~30万円程度が目安です。
本体価格は、シンクのサイズや素材、デザインによって変動します。工事費は、給排水管の接続や設置場所の状況によって変わるでしょう。オプション費用は、水栓の種類や給湯機能の有無などによって追加されます。
「スロップシンクの値段を少しでも安くしたい」という方は余計なオプションを付けないように気をつけましょう。

 

スロップシンクのメリット

まずはスロップシンクのメリットについて解説します。

 

汚れたものを気がねなく洗える

泥のついた靴、雑巾、モップ、上履き、習字道具、絵の具セットなど、洗面台や浴室で洗うのに気が引けるものを洗えます。
特にお子様がいる家庭では、泥遊びや図工などで汚れたものを洗う機会が多いのではないでしょうか。スロップシンクがあれば、そうした汚れのひどいものを周囲を気にせず思う存分洗えるようになります。さらに、洗面台や浴室を汚す心配がないため、掃除の手間も省けるでしょう。

 

しつこい汚れをつけ置くスペースにできる

スロップシンクがあれば、キッチンや洗面台を使わず、つけ置き洗いができるようになります。たとえば、お子様の運動着や泥だらけの靴などをつけ置き洗いする際などに便利です。
これにより、つけ置きしている間は場所がなくて家事効率が悪くなるという悩みから解消されます。つけ置き洗いの時間を有効活用して、他の家事を進められるようになるのはうれしいポイントですよね。スロップシンクは家事の効率化にも一役買ってくれるのです。

 

ペットのシャンプーや足洗いに便利

スロップシンクはペットの体を洗ったり、散歩後の足を洗ったりする場所としても最適です。ペットの種類やサイズによっては、洗面台や浴室で洗うのが難しい場合があります。ペットのサイズに合ったスロップシンクがあれば、汚れを気にせず、楽に洗えるようになります。また、ペットの足洗い場として活用すれば、室内を清潔に保てるでしょう。
ペットを洗う場合は、シャワーヘッド付きの水栓がおすすめです。

 

屋内に入る前に汚れを落とせて衛生的

玄関や勝手口付近にスロップシンクを設置すれば、屋外で使用した道具やお子様についた汚れを屋内に入る前に落とせます。泥や砂などが室内に侵入するのを防ぎ、室内を清潔に保てます。アウトドアや屋外でDIYをするのが趣味な方にとってもありがたいポイントですよね。

 

植物の水やりや収穫した野菜を洗うのにも便利

スロップシンクはガーデニング用品の水洗いや、収穫した野菜を洗うのに便利です。土や泥で汚れたものを、屋内に持ち込まずに洗えます。ほかにも、ガーデニングで使用したスコップやプランターなどを洗う際に便利です。また、家庭菜園で収穫した新鮮な野菜をすぐに洗って調理できるため、家庭菜園の楽しみがさらに広がります。

 

スロップシンクのデメリット

次にスロップシンクのデメリットを解説します。

 

設置には配管工事が必要

スロップシンクの設置には給水管や排水管の接続工事が必要です。専門業者への依頼が必須で、設置場所によっては大掛かりな工事になる場合もあります。
たとえば、既存の配管から離れた場所に設置する場合や、2階以上に設置する場合は、大掛かりな工事が必要です。当然ながら、そうなると工事費用も高くなる傾向があります。
設置場所を決める際は、コストも念頭に置きつつ配管の位置や工事の可否を確認することが重要です。

 

商品のバリエーションが少ない

一般的なシンクに比べて、スロップシンクのデザインやサイズなどのバリエーションはまだ少なめです。選択肢が限られるため、理想の商品を見つけにくい場合もあります。たとえば、キッチンのシンクのように、さまざまなデザインや素材から選ぶことができません。
とはいえ、最近ではおしゃれなデザインのスロップシンクも増えており、選択肢は広がりつつあります。

 

専用のスペースが必要

スロップシンクにはある程度の設置スペースが必要になります。
特に室内設置の場合は、間取りや広さを考慮する必要があるでしょう。スロップシンクのサイズや設置場所によっては、他の家具や家電の配置に影響が出る場合があります。
設置場所を決める際は、スペースを十分に確保できるか確認することが大切です。

 

スロップシンク選びのポイント

最後にスロップシンクを選ぶ際のポイントを解説します。スロップシンクを設置するとなれば高額な設置費用が必要となります。設置した後悔しないためにも、スロップシンクの選び方を知っておきましょう。

 

用途を決めておく

何を洗いたいのか、どのような使い方をしたいのかを明確にする必要があります。用途に合わせて、シンクの大きさや深さ、水栓の種類などを選びましょう。また、お子様も使えるようにするかどうかで設置する高さも変わってきますよね。
たとえば、ペットのシャンプーに使う場合は、シャワーヘッド付きの水栓が便利ですし、泥汚れのつけ置き洗いに使う場合は深型のシンクが適しています。
このように用途が決まれば、おのずと必要なスロップシンクの大きさや機能が決まってきます。用途を明確にすることで、最適なスロップシンクを選べるでしょう。

 

給湯機能があると便利

お湯を使えるようにすると、油汚れや泥汚れが落としやすくなるため便利です。冬場の作業も快適になるでしょう。油汚れがひどい換気扇の掃除や、泥汚れのひどい靴のつけ置き洗いをする際に、給湯機能があれば、汚れを落としやすくなります。また、冬場の寒い時期に、冷たい水で作業するのは非常につらいものです。給湯機能があれば、快適に作業できるでしょう。

 

凍結対策が必要

屋外に設置する場合は、凍結対策が必要です。寒冷地では、水栓や配管の凍結防止機能を確認しましょう。たとえば、水栓に凍結防止ヒーターを取り付けたり、配管に保温材を巻いたりするなどの対策が必要です。凍結防止機能付きの水栓や配管を選ぶこともできます。寒冷地で屋外に設置する場合は、必ず凍結対策を行いましょう。

 

気になるなら水はね対策も

水はねが気になる場合は、スロップシンクの周りの素材や水栓の種類、シンクの形状を工夫する必要があります。
そもそもスロップシンクはひどい汚れを気がねなくゴシゴシ洗うために設置するものです。そのため、水はねを防ぐことよりも水はねしても汚れが残りにくく、掃除が簡単になるように工夫をする方が理にかなっています。水はねが気になる場合は、スロップシンクの周りの素材をフロアタイルやプラスチックタイルのような耐水性が高く、汚れを落としやすいものにするのがおすすめです。
また、水栓をシャワーヘッド付きのものにしたり、シンクの形状を深型にしたりすることで、水はねを軽減できます。

 

まとめ:スロップシンクを使って家事を効率的に!

この記事ではスロップシンクについてくわしく解説しました。
スロップシンクがあれば汚れた衣類や道具を気がねなく洗えるようになります。ほかにもペットの洗い場やつけ置きする場所としても活躍してくれるでしょう。一方、スロップシンクの設置場所として一定の広さが必要になったり、商品のバリエーションがまだ少なかったりするというデメリットもあります。
スロップシンクの設置には10万円以上の費用が必要になることも理解しておきましょう。スロップシンクで後悔しないためにも、この記事を参考にして十分に検討してください。