すっきりした部屋の作り方とは?5つのポイントと事例をご紹介!

2023年5月1日

すっきりした部屋は普段から快適に過ごしやすく、来客の際にも見栄えがよいものです。しかし「部屋がごちゃごちゃして見える」「掃除してもすっきりした部屋に見えない」といった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、すっきりした部屋づくりのポイントを5つご紹介します。記事の後半にはすっきりした部屋の事例も取り上げていますので、すっきりした部屋にしたい方はぜひ参考にしてみてください。

 

すっきりした部屋の作り方とポイント5つ

部屋にものが溢れかえっていたりごちゃごちゃして見えることで、すっきりした部屋を作りたいのに…と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。すっきりした部屋の作り方にはポイントがあります。ここでは、部屋をすっきりさせるためのポイントを5つご紹介します。

 

1.断捨離する

断捨離とは不要なものを捨てることを指します。「捨てるのはもったいない」という気持ちから、ものが溢れかえってしまうケースは少なくありません。

シンプルな方法ですが、すっきりした部屋を作るには不要なものを処分してから掃除や整理整頓するのがおすすめです。

いきなり多くのものを処分するのが難しい場合、まずは身の回りの小さなものから処分できないか考えてみてください。また見落としがちなのは家具・タンスの中身です。古くなった衣類、読まなくなった本がないかなど探してみましょう。

 

2.インテリアは統一感を持たせる

部屋のインテリアに統一感を持たせることで、部屋をすっきり見せることが可能です。反対にインテリアが定まっていないと部屋がごちゃごちゃして見えます。

「北欧風」「ナチュラル」「モダン」など、部屋のテーマを決めてみてください。そこからカーテンやカーペット、ソファなどもテーマや色に合わせて揃えてみましょう。

「テーマが決められない」という方は、白のグッズで統一するのがおすすめ。シンプルですが、白で統一すれば清潔感もアップします。

以下の記事では、モダンインテリアを活用した部屋づくりのポイントについて解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

>>モダンインテリアを活用した部屋づくりとは?ポイントを解説!

 

3.雑貨は一箇所にまとめる

おしゃれな絵や雑貨など、部屋のあちこちに飾りたくなることもあるでしょう。しかし飾る雑貨が部屋のあちこちにあると一つひとつの雑貨が存在の主張をしてしまい、目線が分散しやすく散らかって見えてしまいます。

雑貨を飾る場所はできる限り1ヶ所にまとめてみてください。メリハリがついて部屋がすっきりします。

 

4.有孔ボードで壁面を収納スペースにする

有孔ボードとは、多数の突き抜けた穴(孔)が等間隔に設けられている板のことです。有孔ボードを壁面の収納スペースに活用すれば、軽い雑貨やカレンダー、本などを飾っておけます。

「小物を飾りたいけど飾る場所がない」「小物をすぐに取り出したい」といった場合は特におすすめです。

穴にフックを取りつけるだけのため、誰でも簡単に壁面を収納スペースに変えられます。ただし、耐荷重が低い有孔ボードだと、重たいものを飾れないため気をつけましょう。

 

5.デッドスペースを有効活用する

部屋の隙間をうまく活用して収納スペースを作るのもポイントです。定番のデッドスペースにはベッド下のスペース、部屋の角などが挙げられます。

「衣類をしまう場所がない」「本を飾る棚がない」といった場合はベッド下に収納ケース、部屋の隅(コーナー)に合わせた棚を導入してみてください。

 

すっきりした部屋にするために心がけること5つ

1.こまめに掃除する

部屋の掃除はこまめに行うことが大切です。せっかく部屋を綺麗にしても、一時的なものでは意味がありません。掃除をせずに部屋が汚れることで、落ちにくい汚れやカビが発生してしまう可能性もあります。

掃除を習慣化することで常に片づいたすっきりした部屋を維持でき、気持ちよく過ごせるでしょう。

 

2.床置きしない

仕事・学校から帰り、そのままカバンやランドセル、帽子などを床置きしている方もいるでしょう。床置きは部屋が散らかって見えるためNGです。一時的にものを置くのであればよいですが、置きっぱなしはやめましょう。

床置きする癖がある場合、バッグを入れるかごやワゴンを用意するなど、収納場所を作ってみてください。床置きがなくなることで、部屋の掃除もしやすくなります。

 

3.ポイ置きしない

床置きと同様に、ついやってしまいがちなのが「ポイ置き」です。ポイ置きとは、テーブルや下駄箱の上、テレビボードの上などにものを置くことを指します。仕事帰りに時計やアクセサリーなどを外してそのまま置いている方も多いでしょう。

自分の腰よりも高い位置は小物を置きやすく、ついついポイ置きしてものが溜まっていくケースは少なくありません。ポイ置きも部屋を散らかって見せてしまうため、極力控えたいものです。小物入れや有孔ボードを活用するなどして、片づけを習慣化しましょう。

 

4.収納グッズは最低限必要なものだけ買う

「収納するため」といって収納グッズを必要以上に買いすぎてしまうケースがあります。収納グッズを置くのにもスペースを要するため、収納が足りなくなってから買うように心がけてみてください。

それに収納を増やすよりも、ものを減らすほうが効果的です。収納グッズを買う前にものを減らせないか検討してみましょう。

 

5.ものは必要になったときに買う

掃除が難しくなるのは、必要以上にものが増えてしまうのも原因のひとつとして挙げられます。「いつか使うかもしれない」とものを買い込んでしまう癖がある方は、今必要なものだけを買うようにしてみてください。

ものが増えなければ収納スペースも必要なくなり、部屋をすっきりさせやすくなります。

 

すっきりした部屋の事例3選!

22畳のL型リビングで、壁面には間接照明を導入しています。工夫しているポイントが、折り上げ天井の幅を狭くしている点です。

折り上げ部分を狭くすることですっきりスタイリッシュに見えます。また窓の高さは床から天井まであり、開放感を演出して部屋を広く見せています。

カーテンは「レース」と「遮光」が交互になっている2wayタイプを使用しており、かさばらない点もポイントです。

 

2.コンセントを隠してスッキリさせたお部屋

リビングにコンセントがあると、そこでスマートフォンの充電をしたりオーディオ機器をつないだりするでしょう。その場合コンセントにつなぐ「コード」が部屋をごちゃごちゃさせて見えることがあります。

このお部屋ではコンセントをあえて隠すよう工夫することで、部屋全体をすっきり見せているのがポイントです。具体的にはソファの下に収納スペースを設け、そこに延長コードを通しています。また家具を造作し、コンセントを隠す収納棚も設けています。

 

3.収納のアイデアを工夫した部屋

モノトーンで統一されており、部屋がシンプルかつすっきりして見えます。リビングには収納クローゼットがあり、その中にはサイズがぴったりな収納ボックスが入っています。何度もサイズを測って「シンデレラフィット」になるよう工夫されたそうです。

また収納クローゼットの下にはスペースがあり、そこに掃除用ロボットを設置、自動的に収納されるようになっています。このように掃除しやすさ、収納もアイディア次第で向上させることが可能です。

 

まとめ:すっきりした部屋を維持することも大切!

てっとり早く部屋をすっきりさせるには、断捨離することが一番。ものを減らすことで掃除もしやすくなり、清潔感のある部屋にできます。

部屋を綺麗にしたら、その状態を維持することも大切です。こまめな掃除を心がけ、すっきりした部屋を維持して心地よく過ごしましょう。