大きなテラスがかっこいい!快適すぎる平屋をルームツアー

2023年3月31日

ワンフロアで生活が完結する平屋住宅は、近年人気の住宅スタイル。しかし、平屋はどうしても生活空間やできる間取りが制限されてしまいますよね。

そんなときに注目されているのが、セカンドリビングとしても注目されているテラスです。テラスは家の中と外の空間をゆるやかに区切られるため人気となっている外構であり、平屋でもメリハリがつく素敵な印象に仕上がります。

今回は、大きなタイルデッキがワンポイントの平屋をご紹介!高級感のあるタイルや広々とした駐車場が素敵な平屋について解説します。

 

今回の間取り

延べ床面積32坪の平屋間取り。夫婦と子ども3人の5人家族で、3LDKの平屋となっています。タイルデッキがワンポイントの平屋を解説します。

 

動画はこちら

【平屋ルームツアー】【10年後・20年後も暮らしやすさ続く平屋】見学会のお家をご紹介!第184回【バランスを何より重視した】

 

広々テラスと駐車場

家づくりの際は内装と同じくらい、外構もこだわりたいもの。自動車を運転する家族が多い場合、駐車場は広いスペースを確保するのがよいでしょう。広いテラスと利便性のよい駐車場をご紹介します。

 

広いタイル製のテラス

広々としたグレーのテラスです。タイルで出来ており、熱や汚れに強いことが特徴で、耐久性が高いためメンテナンスの手間もかかりません。平屋にテラスを設置すると、セカンドリビングにも感じられるおしゃれな空間を実現できます。メリハリをつけにくい点が平屋のデメリットともいわれていますが、テラスを設置して建物と外の部分をうまくつなぐことで、メリハリのある平屋に仕上がるでしょう。

タイルのテラスは、木製のテラスよりもメンテナンスの頻度は少なくて済む点も見逃せないポイントです。家を建てた後のランニングコストも比較的抑えられるほか、グレーの色味も高級感があり大変おしゃれな平屋に仕上がっていますよね。

 

駐車場も広々完備

自動車を5台停められる広々とした駐車場。平屋の場合はどうしても建物の建築面積を多く確保してしまいますが、スペース的に余裕があるのであれば駐車場を広く確保しておくのもおすすめです。都会や交通機関が発達している場所であれば駐車場はあまり問題ではありませんが、地方で車社会の場合、駐車場は欠かせません。

家族の人数よりも1~2台分多く駐車場のスペースを確保しておくと、来客時も安心して停められますね。

 

雨に濡れない工夫を凝らしたカーポート

カーポートと平屋住宅の屋根が重なり、雨天時に玄関までの動線で濡れないよう配慮しています。家づくりのちょっとした工夫ですが、暮らしやすさを左右する大切な要素。カーポートと平屋住宅の位置をできるだけ近づけることで、カーポートの中に雨粒が差し込まないようにしている点もポイントです。

 

エコカラットがマッチした玄関

玄関は家の顔ともいわれるため、おしゃれに仕上げたいもの。エコカラットがマッチしたおしゃれな玄関をご紹介します。

 

そもそもエコカラットとは

エコカラットとは、鉱物や粘土など複数の原料からつくられたタイル製の壁材を指します。消臭・調湿効果があるため、玄関に使用されることもしばしば。エコカラットを設置した実例についてご紹介します。

 

深いブラウンのエコカラットでシックな玄関

深いブラウンのエコカラットでシックに仕上げた玄関をご紹介します。オープン型のシューズクロークを設置していますが、消臭効果があるため臭いはあまり気にならないでしょう。

オープン型のシューズクロークは玄関を広く見せる効果があります。「玄関の土間スペースにあまりスペースは割きたくないけれど、収納空間は広く確保したい」という方は、ぜひ取り入れてみてください。

 

リビングがシアタールーム!?

お家時間が増えた現在、じわりと人気になっている家電アイテムがプロジェクターです。テレビ台いらずで生活空間を圧迫しないだけでなく、まるで映画館のような大画面で映像を楽しめます。

リビングにプロジェクターを設置した実例についてご紹介します。

 

シアタールームのような仕上がりのリビング

プロジェクターを設置した広々リビング。広さはLDKで22畳あり、家族5人がゆったり過ごせる空間となっています。

シアタールームのメリットは、テレビ台は要らないため部屋がすっきり見えること。プロジェクターは子どもの手が届かない場所に設置しているため、子どもがテレビの液晶画面を傷つけたり、テレビを倒してしまうこともありません。

一方でシアタールームのデメリットは、室内が明るすぎると見えづらいこと。最近はプロジェクターの性能も上がっているためある程度明るくても見えるようになりましたが、日中自然光の差し込む中で見ようとすると見えづらいこともあるでしょう。そのほかテレビと比べて初期費用が高いことも知っておきたいポイントです。

 

リビングに小上がりの畳スペースを設置

リビングに小上がりの畳スペースを設置し、客間として活用しています。趣味のお酒をディスプレイし、趣味スペースのような風合いに。

小さな子どもがいる際は、ちょっと寝かしつけたり昼寝スペースに使うのもよいでしょう。

 

テラスからすぐにアクセス可能なトイレ

テラスからすぐにアクセスできる位置にトイレを設置しているのも見逃せないポイントです。家族でバーベキューを楽しんだりする際、玄関まで回ってトイレ…となると意外に大変ですよね。

リビングの掃き出し窓から直線的にトイレへつながる動線で、過ごしやすさが長く続く住宅に。

 

横動線でシックなキッチン

キッチンはデザイン性を保ちつつも、快適な動線に仕上げたいですよね。ダイニングとキッチンを並べる横動線で快適な間取りに仕上げたキッチンを解説します。

 

横動線で効率よく

ダイニングとキッチンを横並びにしたキッチンスペースを解説します。キッチン台はカウンターのように仕上げることで、バー風のおしゃれな雰囲気に。ペンダントライトがアクセントとなっており、とてもおしゃれですよね。

横動線のキッチンは、料理の提供時にダイニングテーブルまで運ぶ必要がないためおすすめ。食器を片付ける際もシンクとの距離が近いため、大変便利です。

 

照明の反射で遊び心も

天井のクロスはあえてホワイトにし、ペンダントライトを反射させているのもおしゃれポイントです。シックな色合いのキッチンとメリハリのある仕上がりになります。

 

洗濯動線は必見!床材も工夫した水回りスペース

間取りを工夫することで、家事負担はかなり軽減されるもの。洗濯を一直線で完了させる洗濯動線が優れた水回りスペースを解説します。

 

直線で完結する脱衣室×ランドリー×収納

脱衣室にランドリースペース、ウォークインクローゼットを併設させ、洗濯→干す→収納の流れを直線的に完結させた間取りとなっています。収納スペースからそのまま脱衣所に行けるため、着替えを忘れた!ということもありません。

脱衣室の床材はボロン材という水分に丈夫なものを使用。濡れた足で歩いてもすぐに乾きます。

 

クールな主寝室

主寝室には一番こだわりたい!という方も多いのではないでしょうか。自分だけの空間にできる主寝室は、落ち着ける空間に仕上げたいですよね。

間接照明を設置したクールな主寝室について解説します。

 

ヘリンボーン柄×間接照明

ヘリンボーン柄と間接照明を組み合わせたおしゃれな主寝室。全体的に深いブラウンの色味にそろえることで、シックで高級感のある雰囲気を演出しています。

 

まとめ

今回は、大きなタイル製のテラスが素敵な平屋をご紹介しました。ただテラスを設置するだけでなく、その後暮らしていくうえでの利便性も考え抜かれた間取りとなっていましたね。

テラスの設置を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

タイルのテラスがポイントの平屋はこちら

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