レンガ調のおしゃれなツートン外壁にしたい!ポイントは?
せっかく家を建てるのであれば、理想のテイストに合ったおしゃれな外観に仕上げたいもの。まるで絵本に出てくるような、レンガでつくられた外観に憧れる方も多いのではないでしょうか。
今回は、レンガ調のおしゃれなツートン外壁事例やレンガ調の外壁にする際のポイントを解説!ぜひ外観づくりの参考にしてみてくださいね。
外壁をレンガ調にするメリット・デメリット
外壁をレンガ調にすると、西欧のアンティーク風なスタイルに仕上がります。今回は、本物のレンガではなくレンガ調のサイディングを用いた際のメリット・デメリットについて解説します。
レンガ調にするメリットは?
外壁をレンガ調のサイディングにするメリットは、ヨーロッパやアンティーク風の外観に仕上げられる点です。また本物のレンガでつくる外壁と違って価格を安価に抑えられるほか、レンガの色や大きさなどを決められる自由度の高さも見逃せないポイントでしょう。
レンガ調にするデメリットは?
レンガ調にするデメリットは、本物のレンガを用いた外壁よりも細かなメンテナンスが必要になることです。レンガ造りの家と比べた場合、サイディングのほうがどうしても劣化は早くなってしまいます。
レンガ調でツートンカラーの外壁がかわいい!事例をご紹介
レンガ調の外壁にする場合、2つのデザインを用いるツートンカラーにすることでメリハリのあるおしゃれな外観を実現できます。
レンガ調のツートンカラーが素敵な外壁事例をご紹介します。
ツートン外壁以外も気になる?おしゃれな住宅の外観をまとめた記事はこちら
下半分はレンガ調のサイディング、上半分をクリーム色のサイディングで塗分けた外壁事例。プロヴァンス風のおしゃれな雰囲気に仕上がっています。
玄関アプローチもレンガ調にし、統一感を演出している点もポイントです。
凹凸のある部分で塗分けたツートン外壁の事例
突出している部分をレンガ調の外壁に塗分けたツートン外壁です。丸みを帯びたフォルムがレンガの雰囲気とよくマッチしており、目を引く大胆なデザインに仕上がっています。
まるでフランスの古城のような雰囲気も実現していますよね。
全面にレンガ調サイディングを施したプロヴァンス風の事例
家全体にレンガ調サイディングを施したプロヴァンス風の外壁事例。外構として設置された柵の雰囲気もレンガ調サイディングによくマッチしており、外構も合わせて素敵な空間を実現しています。
ツートン外壁の塗り分け方にはどんな種類がある?
おしゃれに仕上がるツートン外壁は、塗り分け方も工夫することでより理想のテイストに近づきます。ツートン外壁における塗り方の違いや特徴をご紹介します。
前面と側面で塗り分ける
家の玄関がある前面と側面で色を塗り分けると、メリハリのついた特徴的な外観に仕上がります。
上記の事例では、玄関のある前面をグレーの暗めな色に、側面を白にしてメリハリのあるモダンな外観に仕上げています。
玄関前に設置している、ビタミンイエローのポストもワンポイントになっていますね。
左右で塗り分ける
左右で色を塗り分けると、モダンな印象に。白とグレーがかった黒という対照的な2つの色味をあえて合わせることで、都会的な雰囲気に仕上げています。
アクセントとして塗り分ける
黒の金属サイディングに木材のサイディングを掛け合わせた平屋事例。家の外観すべてを黒にしてしまうと重い印象になってしまいますが、アクセントとして塗り分けることで適度にメリハリのある外観を実現できます。
凹凸で塗り分ける
家の凹凸に合わせて塗り分けるのも、個性派のおしゃれな住宅に仕上がります。凹凸で塗り分ける場合も、ツートンに留めておくことで統一感のある外観となります。
ホワイトとネイビーブルーの2色を掛け合わせた外観。色使いが北欧風で、素敵な外観となっています。
凹凸に沿って塗り分けることで陰影がより深まり、家全体が高級感のある仕上がりに。
塗り分け方にもさまざまな種類があるツートン外壁。おしゃれに仕上げるコツを押さえておくことで、失敗しない外観づくりが可能です。
ツートン外壁をおしゃれに仕上げるポイントをご紹介します。
ツートン外壁に合う家の形にする
シルエットが正方形・長方形で屋根が平坦な陸屋根の家や、凹凸があまりない家の場合はツートン外壁でないほうがすっきりとして見えることも。色の境目をはっきりと付けられるかどうかがカギとなるためです。
また、近隣に建っている家の雰囲気に合わせるのもポイント。あまりに奇抜な色味やデザインにすると、自分の家だけ浮いてしまうというケースもあります。
玄関アプローチやドアなどの建具と合うかどうか決める
ツートンで掛け合わせる2色は白や黒などの対称となる色味でも良いのですが、玄関アプローチや玄関ドアなどの建具との相性も確認するようにしましょう。
とくに玄関アプローチは、家のテイストを決めるのに欠かせない部分。玄関アプローチもツートン外壁に合わせたデザインを施すことで、おしゃれな外観に仕上がります。
なるべく大きな色見本で確認する
納得のいく色味にするには、なるべく大きな色見本で確認することが大切。色の印象は、自身が思っている以上に外部の環境に左右されます。
家づくりの際に色味を確認する色見本はなるべく大きなものを使用し、外壁に使う際に齟齬がないようにしておきましょう。加えて家の色味は、晴れ・雨・曇りなどの天気にも大きく左右されます。室内で確認した場合と外で見た場合にはかなり受ける印象が変わるため、天候ごとの色の見え方についても確認するのがよいでしょう。
まとめ
今回は、レンガ調のツートン外壁事例やツートン外壁をつくる際のポイントなどをご紹介しました!外観は家のテイストを決める重要な要素。ポイントを押さえることで、自分の理想に合った外観をデザインできます。
ぜひ家づくりの参考にしてみてくださいね!