中庭のある平屋、魅力はどこ?メリット・デメリットもご紹介!

2023年12月9日

平屋ブームとなっている現在、中庭のある平屋をつくりたい!という方も多いのではないでしょうか。中庭のある平屋はプライバシーが確保しやすいなどのメリットが多くある一方で、気をつけなけばいけない注意点ももちろんあります。

今回は、中庭のある平屋について徹底解説!中庭のある平屋ならではの魅力やデメリットもご紹介します。

 

「中庭のある平屋」魅力はどこ?

中庭のある平屋住宅は、その独特なデザインと機能性から多くの方に人気がある間取りデザインとなっています。中庭のある平屋は開放感と自然との一体感を実現できるほか、プライバシーと居住空間の調和を表している点も魅力です。ここでは、中庭のある平屋住宅の魅力について詳しくご紹介します。

 

開放感と自然との一体感を実現

中庭のある平屋住宅は、建物の中心に広がる中庭を通して開放感を与えます。さらに中庭には大きな窓を設置していることも多く、眺めも抜群。自然との一体感を実現することが可能です。

また中庭は建物の内部と外部をつなぐ空間であり、中庭を通して導入される自然光や風通しも魅力のひとつ。心地よい居住環境をつくり出せます。

 

プライバシーと居住空間の調和

中庭のある平屋住宅は、プライバシーと居住空間を調和させられる点も魅力のひとつ。中庭は建物の内部に位置しているため、外部からの視線を遮る役割を果たします。通路沿いにフェンスで囲む一般的な庭をつくる場合は、どうしてもプライバシーの確保が難しくなりがち。人通りの多い道路に庭を置かない・フェンスを高くするなどの防犯も必要です。

しかし中庭であれば、そういった防犯について考える必要はありません。

 

豊かな緑と癒しの空間

中庭のある平屋住宅には、豊かな緑と癒しの空間が不可欠。中庭には植栽や庭園が施され、季節ごとの花や緑を楽しめるよう工夫するのもよいでしょう。この緑と自然の中で過ごすことは、心身のリラックスやストレスの解消につながります。また、中庭には水の要素を取り入れることもでき、優雅な水の流れや滝の音を楽しむという方もいるでしょう。

 

家族や友人との交流スペースに

中庭は、家族や友人との交流スペースとしても有効です。リラックスや趣味に打ち込むスペース、子どもやペットを遊ばせるスペース、友人たちとバーベキューなどの余暇時間に充てるスペース…といったように、使い方は人それぞれ。

庭にはベンチやハンモックを設置することもでき、のんびりとした時間を過ごすことが可能です。

 

中庭のある平屋、どんなデザインがいい?アイデアをご紹介

中庭のある平屋住宅のデザインには、さまざまなバリエーションがあります。和風テイストの中庭で日本の伝統を取り入れる方法や、モダンなデザインの中庭で都会的な雰囲気を演出する方法、プールやバーベキューコーナーを備えたリゾートライクな中庭など、様々なテイストに仕上げられるのです。ここでは、いくつかのアイデアをご紹介します。どんなデザインの中庭にしようか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

 

和風テイストの中庭で日本の伝統を取り入れる

和風テイストの中庭では、石庭や枯山水、日本庭園など、日本の伝統的な要素を取り入れることができます。中庭の中心には小さな石や砂を配置し、枯れた木や苔を植えることで、独特な風景をつくり出せるでしょう。

また盆栽が趣味な方は、趣味を楽しむスペースにも代用できそうですね。

 

モダンなデザインの中庭で都会的な雰囲気を演出

モダンなデザインの中庭では、シンプルかつ洗練された要素を取り入れられます。中庭の床には大理石やタイルを使用し、シンプルな植栽やモダンな家具を配置することで、都会的な雰囲気を演出。

物を少なくしたシンプルなデザインに仕上げることで、メンテナンスの負担も軽減できます。

 

プールやバーベキューコーナーを備えたリゾートライクな中庭

リゾートライクな中庭では、プールやバーベキューコーナーなど、リラックス空間を取り入れることが可能です。中庭にプールを設置することでリゾート気分を味わうことができるほか、バーベキューコーナーを設けると家族や友人との楽しい時間を過ごせるでしょう。

 

中庭を活かした住まいのメリットとデメリット

中庭を活かした住まいには、さまざまなメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。以下では、中庭を活かした住まいのメリットとデメリットについてご紹介します。

 

 プライバシーの確保と周囲の視線への配慮

中庭を活かした住まいでは、中庭に面した窓や庭に設けられたスクリーンなどを活用して、プライバシーを確保することが重要です。もちろん家の外にいる人に見られるリスクは減りますが、家族間でもプライバシー確保を意識することが大切。過ごしやすい家づくりの第一歩につながります。

 

メンテナンスの手間とコスト

中庭を保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。植栽の手入れや水の管理など、手間がかかる作業が発生することがあります。また、中庭の維持には一定のコストがかかる場合もあります。メンテナンスの手間とコストについては、事前に計画を立てておくことが重要です。

 

季節や天候の影響による利用制限

 

中庭を活かした住まいでは、季節や天候によって中庭の利用に制限が生じることがあります。特に寒い冬や暑い夏には、中庭での過ごし方に限りがあるかもしれません。この点を考慮して、中庭を活かした住まいを計画することが大切です。

 

まとめ

中庭のある平屋は、開放感と自然との一体感、プライバシーと居住空間の調和、豊かな緑と癒しの空間を提供します。広々とした中庭がもたらす快適な暮らしや、中庭を活かした住まいの実例とアイデアも魅力的です。ただし、プライバシーやメンテナンスの手間とコスト、季節や天候による利用制限にも注意が必要です。中庭のある平屋住宅で、快適な暮らしを実現してみてはいかがでしょうか?