家にサンルームを取り付けたい!洗濯物は乾きやすい?導入のポイントを解説

2023年12月10日

陽当たりの良い場所に設置する「サンルーム」は、適切に取り入れることで洗濯物を乾かす部屋干しスペースとしても取り入れられるという特徴があります。部屋干しスペースも兼ねた、サンルームを取り入れたい!という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、サンルーム導入のポイントや洗濯物が乾きやすいかなども徹底解説!ぜひ参考にしてみてくださいね。

 

サンルームとは?

サンルームとは、ガラス張りの日光を取り込む部屋のこと。部屋干しスペースとして使われることも多く、日差しを多く取り込んで早く乾かす効果があります。またサンルームは中に設置されるため屋外の風や雨から守れる点もポイント。洗濯物を干す際の天候に左右されることはありません。

 

多様な使い方ができる空間

物干しスペースとして活用できる

サンルームは自然光を多く取り込めるため、洗濯物を乾かす室内干しのスペースとして活用できるほか、湿気を逃すつくりになっている点も特徴です。サンルームでは窓を設置しているため風通しも良く、洗濯物が乾きやすくなります。

 

小さな子どものお昼寝スペースとしても〇

サンルームにちょっとしたソファや畳などを設置すると、家族や小さな子どものお昼寝スペースにも早変わり。陽当たりが良いため、ポカポカした空間で快適に過ごせるでしょう。

 

サンルームの代わりになる空間はある?まとめた記事はこちら

 

サンルームを設置する際の注意点

多様な使い方ができるサンルームですが、設置する際は注意点も多くあります。確認していきましょう。

 

導入する際は設備費用などでお金がかかる

サンルームは高い機能性や快適さから多くの人々に人気がある一方、施工費用が高いというイメージも持たれています。

サンルームの建設には高品質な材料が必要です。これは、耐久性や断熱性を確保するために、耐候性のあるガラスや強固なフレームが必要なため。これらの材料は高価なものが多く、その分建設費用も高くなります。

またサンルームは屋外空間を室内のように利用するため、断熱性や冷暖房の設備も欠かせません。

 

夏は高温に?サンルームの室温コントロールにも注意が必要

夏は高温になることが多く、サンルームの室温管理が課題となります。サンルームは、ガラスなどの透明な材料でつくられており、日差しを多く取り込める反面、室内の温度が上昇しやすいという特徴があるためです。

夏場のサンルームにおける室温管理の問題点としては、日差しを遮る手段は限られていることが挙げられます。サンルームは透明な材料でできているため、日差しが直接室内に入り込んでしまうのです。その結果、室内の温度が上昇し快適な環境を保つことが難しくなります。

 

サンルームの断熱性能もチェック

サンルームの断熱性も問題となります。夏場は外気温が高く、室内の温度が上昇しやすいため、断熱性の低いサンルームでは室内の温度を下げられません。エアコンや扇風機などの冷房設備を使用する必要がありますが、電気代の増加や環境負荷の増加といった問題も生じます。

 

解決方法は?

これらの問題点を解決するためには、以下のような対策が有効です。まず日差しを遮るために、遮光カーテンやブラインドを設置することが重要。これにより、直射日光を遮り室内の温度上昇を抑えられます。

また、断熱性を向上させるために、断熱材を使用することも有効。断熱材は、サンルームの屋根や壁に施工することで、外気の熱を遮断し、室内の温度上昇を防ぐ効果があります。

 

雨の日も快適に洗濯物を干せる!サンルームの活用法

家にサンルームを取り付けることで、雨の日でも洗濯物を快適に干すことが可能です。サンルームは屋内でありながらも外の光を取り込めるため、洗濯物が乾きやすい環境を実現できるのです。

また、サンルームは通気性が良く、湿気を逃がせるため、洗濯物が早く乾くだけでなく、カビやニオイの発生を抑えることもできます。

 

サンルームを導入する際のポイント

サンルームを導入する際のポイントとしては、まず、サンルームの設置場所を考えることが重要。洗濯物を干すことが主な目的ならば、日当たりの良い場所や風通しの良い場所に設置すると良いでしょう。サンルームのサイズや形状も考慮し、洗濯物を干すスペースを確保することが必要です。

さらに、サンルーム内の環境を快適に保つためには、適切な換気や断熱対策が必要です。換気は、窓や扇風機を使用することで実現できます。また、断熱対策としては、遮熱フィルムや遮熱カーテンの使用、断熱材の追加などが有効です。

またサンルームを活用する際には、洗濯スペースへの動線にも注意が必要です。「洗う→干す」の動線を短くすることで、快適な洗濯動線を実現できるでしょう。サンルームを導入することで、雨の日でも洗濯物を快適に干すことが可能です。サンルームの設置場所や環境の整備に注意しながら、効果的にサンルームを活用しましょう。

 

サンルームで洗濯物を干す方法と注意点

洗濯物を干す方法ですが、サンルームでは通常の洗濯物干しスタンドを使用できます。洗濯物干しスタンドを設置する際には、サンルームのスペースや形状に合わせて適切な位置を選びましょう。最近では天井から吊り下げるタイプの物干しざおも発売しており、家づくりの際に取り入れてみるのがおすすめ。物干しざおにスペースを取られないため、広々としたサンルームをつくることが可能です。

またサンルームは室内と異なる環境であるため、直射日光や高温になりやすいことに注意が必要。洗濯物を干す際には、日差しの強い時間帯や気温の高い日には注意しましょう。

加えてサンルーム内の湿度も高くなりやすいため、湿気対策も重要になります。湿気がこもると洗濯物が乾きにくくなるだけでなく、カビやニオイの原因にもなります。定期的な換気や除湿対策を行うようにしましょう。

 

まとめ

今回は、サンルームのメリット・デメリットについてご紹介しました!

サンルームは洗濯物干しスペースとしても活用できる便利な空間です。サンルームについて気になる方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!