家の内装はナチュラルでしょ!仕上げるポイントは?事例もご紹介

2023年2月6日

ナチュラルな内装のカフェやレストランに行って、そのおしゃれな雰囲気に癒やされたことはありませんか。カフェ風の雰囲気にあこがれて、ナチュラルな雰囲気の家に仕上げたいという方も多いのではないでしょうか。

この記事では家の内装をナチュラルにするポイントを解説!家の内装もナチュラルにすれば、おしゃれで落ち着く空間になること間違いなし。ここでご紹介するポイントを取り入れて、ナチュラルで素敵なお家に仕上げてみましょう。

 

家の内装をナチュラルに魅せるポイント5選

ここでは家の内装をナチュラルにするポイントを5つ解説します。

 

家のテーマを決める

ナチュラルな内装とは簡単にいうと「自然体を感じられる部屋」のことです。無理をせず自然体な雰囲気であることを指し、ナチュラルの中にも北欧風やナチュラルシンプル、モダンなどさまざまな種類があります。

せっかくおしゃれなナチュラルテイストの部屋にしても、テーマが定まっていないと統一感のないちぐはぐな印象を与えかねません。内装のテーマを決めることは部屋の統一感を出すためにとても大切です。

以下にナチュラルテイストの代表的な種類について簡単にご紹介します。

 

①北欧風ナチュラル

北欧は日照時間が短く大変寒い地域のため、家で過ごす時間が長くなります。部屋で過ごす時間を少しでも快適にするために、落ち着いた空間やホッとできるスペースを作ることが北欧風ナチュラルの基盤となっています。

自然のぬくもりをテーマとしたインテリアを取り入れることが北欧風の内装にするコツです。また淡いラベンダーなどを指し色に使うケースも多く、かわいらしい雰囲気に仕上がるのも北欧風ナチュラルの特徴といえるでしょう。

北欧風ナチュラルの実例をご紹介します。北欧風の家の内装は、白を基調としたシンプルなデザインが多いといわれています。ホワイトを基調とした内装にあたたかな暖色の光を合わせることで、温もりを感じられる北欧ナチュラルのお家に仕上がります。

 

②ナチュラルシンプル

自然の温かみを感じつつ、すっきりさっぱりとした印象を与えるのがナチュラルシンプルな内装の特徴です。ものが少なくすっきりとした空間に、ナチュラル要素を取り入れることで、より多くの方に愛される内装にできます。

メインカラーをホワイトやブラウンにする場合が多いので、主張が強くならないことも魅力の一つ。どんなインテリアの色味にも合う家になります。

キッチン側面にホワイトのタイルを取りつけたおしゃれなLDK。木材をふんだんに用いたナチュラルシンプルな空間となっており、どんなインテリアにもマッチする点がポイントです。リビングに設置した和室とも相性が良く、家の内装全体に統一感がありますよね。

 

③ナチュラルモダン

都会的でスタイリッシュなデザインのインテリアと自然的な温かみのあるインテリアを掛け合わせたものが、ナチュラルモダンな内装です。ナチュラルな部分とモダンな部分、それぞれの割合を変えれば、部屋の印象を大きく変えられます。

モノクロで色を統一したり、無機質な要素をワンポイントで取り入れたりすると、さらにおしゃれでモダンな雰囲気に仕上がるでしょう。

上記の事例は、ナチュラルモダンなLDKに仕上げたもの。テレビ裏の大胆な壁紙は存在感があり、ナチュラルな色合いながらもハイセンスな雰囲気を感じますね。

 

カラーはホワイトとアースカラーを基調に

アースカラーとは地球の草花や大地、海を彷彿とさせる色合いのことです。具体的にはベージュやブラウン、濃紺、モスグリーンのような色を指します。

ホワイトやベージュなどのやさしい色をたくさん取り入れた中に、アクセントとしてブルーやグリーンを入れてみましょう。部屋のイメージがよりナチュラルで洗練されたものに近づきます。

 

天然素材を多めに

木目調の家具やフローリングにすると、それだけでナチュラル感がぐっと強まります。カーテンやラグなどにもリネンや木綿のような天然素材を使用することで、自然のぬくもりがより感じられるようになります。

エイジングによる素材の変化によって素材そのものの味わいが深まり、長く愛着を持ち続けられるのも天然素材ならではの魅力です。

 

自然光を取り込む

ぬくもりのあるナチュラルな空間に自然光は欠かせません。自然光の柔らかい光は木目やアースカラーを際立たせてくれます。

特に日中多くの時間を過ごすLDKの採光はナチュラルな内装を作る上で重要です。天井を高くしたり、天窓や掃き出し窓を採用したりすることで部屋の明るさをしっかり確保するとよいでしょう。

 

収納スペースを多く作り、生活感を出さない

ナチュラルな空間をつくる上で、重要なポイントがあります。それは「部屋をすっきりと見せる」ことです。部屋の中が物であふれていると生活感が前面に出てしまい、ナチュラルな空間からは遠のきます。

雑多な印象を与えないためにも、収納スペースを多く作り部屋の中のものを片づけておきましょう。

 

内装のナチュラル感が上がるインテリア選び

家の内装をナチュラルにするために、インテリア選びはとても重要です。ここではナチュラル感が上がるインテリアの選び方をご紹介します。

 

木目調・ホワイト系をメインカラーに

壁やテーブル、カーテン、ソファなどの一番に目につく、存在感の大きい部分には木目調やホワイト系を取り入れましょう。部屋の大部分をぬくもりのあるやさしい色で統一するのはナチュラルな内装の基本です。

 

アースカラーはワンポイント

色味のあるアースカラーはクッションや観葉植物でアクセントとして配置するとおしゃれな印象に。部屋の統一感を出すため、アースカラーを取り入れる際はカラーの系統を揃えるのが大切です。

 

淡く曲線的なデザイン

曲線や丸みを帯びたデザインのインテリアは自然的で柔らかな印象を与えます。丸みがあることでゆったりとしたやさしい空間になり、曲線にこだわることでアーティスティックな美しさを部屋の中につくり出すことができるでしょう。

 

照明選びも慎重に

照明の選び方によって、部屋の雰囲気はガラッと変わります。照明は一般的なシーリングライトよりもペンダントライトや壁面ライトのようなおしゃれなデザインのものがおすすめです。特徴的なデザインの照明を使うだけで、おしゃれなカフェの雰囲気が感じられるようになります。

 

雑貨にもこだわる

雑貨や小物もカラーやフォルムにこだわりましょう。家具だけでなく、雑貨にもこだわれば内装の統一感が増します。おしゃれなフレームやドライフラワーを飾ればナチュラルな部屋のワンポイントとなります。雑貨は100均などで簡単に手に入るものも多いので、ぜひ雑貨にも意識を向けてみてくださいね。

 

ナチュラルな内装の事例をご紹介!

ここではナチュラルな内装の事例をご紹介!ぜひ事例を参考にして、イメージを膨らませてみましょう。

 

木目と観葉植物で落ち着く空間に

テレビ横のランタンもおしゃれ。ランタンの温かい光に癒やされます。このようにちょっとした小物を生かすのも、ナチュラルな家の内装に仕上げるコツです。

 

リビングに和室を設置しても、全体的にナチュラルな印象になっているため全く違和感がないですよね。ソファに座ったり床に腰を据えて座ることもできるため、大変便利。また小さな子どもがいる場合、ちょっとしたお昼寝スペースやホビースペースとしても活用できそうですね。

 

四季を感じるピクチャーウィンドウ

食事を楽しみながら四季を感じられる、素敵なリビング&ダイニング。あたたかなからし色のカーテンがワンポイントとなっています。照明はお花のような珍しい形状のものを使用し、ナチュラルな内装の中でも存在感を発揮していますね。

 

アースカラーのソファにこだわりを感じる

アースカラーのブルーのソファがアクセントになっていて、目を引くカラーコーディネートになっています。ホワイトを基調としてハイドアの色をグレージュに仕上げ、北欧風ナチュラルにも仕上がっていますね。

 

窓を大きく設置することで、自然光を多く取り込んでいる点も大きなポイントです。

 

モダンなキッチンとナチュラルなリビングの相性が抜群

キッチンはシルバーやブラックでモダンな雰囲気に。一方、リビングはやさしい色合いをメインに据えることで、ナチュラルモダンに仕上がっています。

 

まとめ:

この記事では家の内装をナチュラルにするポイントや事例をご紹介しました。カラーリングは少なく、天然素材を多く取り入れるのが内装をナチュラルにする最大のポイントです。
ナチュラルな内装の空間に身を置いているだけで、心身ともにリラックスできますよね。今回ご紹介したポイントや事例を参考にして、ナチュラルな内装にしてみませんか。

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